URL のデータを共有する

Looker から一連の URL のうち 1 つを取得して、他の Looker ユーザーまたは Looker インスタンス外のユーザーがクエリまたは Look を開くことができます。Looker から Looker 以外の宛先にデータを送信するには、公開 URL を使用して Look を公開し、このページで説明されているいずれかの方法で URL を送信して共有できます。

クエリの URL の共有

クエリを実行した後、クエリの URL を別の Looker ユーザーと共有することができます。該当するレポートがあれば、レポートが表示されます。

URL を共有するときは、次の点に注意してください。

  • URL を他のユーザーと共有するときは、実際のデータではなくクエリを共有します。つまり、レポートを作成した時点から同僚がレポートを取得するまでの間に、データが変化する可能性があります。たとえば、「今日」を表示するようにレポートを設定した場合、送信の翌日にユーザーがその URL にアクセスすると、データが変更されることがあります。
  • URL に期限はなく、取り消すことはできません。ただし、リンクは Looker インスタンスとそのデータにアクセスできるユーザーに対してのみ機能するため、リンクを送信してもセキュリティ上の問題は生じません。

ブラウザの URL

URL を共有する最も簡単な方法は、ブラウザで URL をコピーして共有することです。

短縮URL

同僚をレポートに誘導する場合は、短い URL を共有するほうが簡単な場合もあります。これを行うには、ページの右上にある歯車アイコンをクリックし、[共有] を選択して [短縮 URL] をコピーします。

展開URL

[URL の共有] ウィンドウにも、[拡張 URL] オプションが表示されます。展開された URL には、フィールドやフィルタなど、クエリのすべての詳細が表示されます。この情報は、パラメータ化された URL を変更するデベロッパーに役立ちます。カスタム LookML フィールドや外部ツールで役に立つ場合があります。

ダッシュボードの URL を共有する

ダッシュボードのその他メニューから [リンクを取得] オプションを選択すると、ダッシュボードへのリンクを含むポップアップが表示されます。これをコピーして共有できます。

[URL に現在のフィルタ値を含める] スイッチはデフォルトで有効になっており、ダッシュボードに現在表示されているフィルタ値の URL パラメータがリンクに含まれています。つまり、デフォルト値からフィルタ値を一時的に変更した場合は、変更されたフィルタ値を含むダッシュボードがダッシュボードに表示されます。フィルタの値を一時的に変更していない場合、リンクをクリックすると、デフォルトのフィルタ値を含むダッシュボードが表示されます。クロス フィルタリングが有効になっている場合は、このリンクに現在ダッシュボードに適用されているクロスフィルタも表示されます。

[URL に現在のフィルタ値を含める] スイッチを無効にすると、ポップアップに短縮リンクが表示され、ダッシュボードにはデフォルトのフィルタ値が表示され、クロスフィルタは適用されなくなります。

リンクを知っている全員がダッシュボードを表示するには、ダッシュボードが保存されている Looker インスタンスと、タイルのベースとなっているダッシュボードモデルにアクセスできる必要があります。