ドリルフィールド(ビュー用)

このページでは、ビューの一部である drill_fields パラメータについて説明します。

drill_fields は、ディメンションまたはメジャーの一部としても使用できます。詳しくは、drill_fields(フィールド向け)パラメータのドキュメントをご覧ください。

使用状況

ビュー: view_name {
drill_fields: [field_or_set, field_or_set, ...]
}
階層
drill_fields
使用可能なフィールドタイプ
ディメンション、ディメンション グループ内のディメンション、測定

許可
フィールド名またはセット名のリストを角かっこで囲みます。

定義

drill_fields パラメータは、ユーザーがデータを探索しているときにテーブルセルの値をクリックしたときの動作を制御します。これを行うと、ユーザーはデータをドリルダウンして、そのセルを構成する個々のレコードを確認したり、クエリをセルの値に制限したり、関連する方法でデータをスライスしたりできます。

drill_fields パラメータは、フィールドのリスト、セット、またはフィールドとセットの組み合わせを受け入れます。

ビューレベルでは、drill_fieldsメジャーレベルで定義されていないdrill_fieldsビュー内のすべてのメジャーに、宣言されたドリルフィールドが適用されます。

ドリルダウンは、can_filter パラメータを no に設定したディメンションをクエリに含めることで無効にできます。

次のような LookML があるとします。

view: orders {
  drill_fields: [source*, age]
  measure: count {
    type: count
  }
  measure: average_age {
    type: average
    sql: ${age} ;;
    drill_fields: [id, name, city, state]
  }
  set: source {
    fields: [traffic_source, country]
  }
}

その結果、ユーザー エクスペリエンスが次のように向上します。

独自のドリル フィールドを定義する Average Age フィールドにドリルダウンすると、IDNameCityState の各フィールドが表示されます。[Count] フィールドを詳しく調べると、[Traffic Source]、[Country]、[Age] の各フィールドが表示されます。