このページでは、ディメンションまたはフィルタ フィールドの一部である
suggestions
パラメータについて説明します。また、
suggestions
(ビュー用)パラメータのドキュメント ページに記載されているように、ビューの一部としてsuggestions
を使用することもできます。
使用状況
dimension: field_name {
suggestions: ["suggestion string", "suggestion string", "..."]
}
}
階層
suggestions |
使用可能なフィールドタイプ
ディメンション、フィルタ、パラメータ許可
文字列または文字列のリスト |
定義
このパラメータを使用すると、filter
フィールドの推奨値のリスト、または他のユーザーがそのフィールドを使用してクエリをフィルタするときに表示する type: string
の dimension
をハードコードできます。
Looker では通常、フィルタ フィールドに対して次のクエリを実行することで候補が生成されます。
SELECT DISTINCT field_name FROM table
WHERE (field_name LIKE '%' OR field_name LIKE '% %')
GROUP BY 1 ORDER BY 1 LIMIT 1000
このクエリでは、最大 1,000 件の結果がキャッシュに保存されますが、フィルタの候補としてユーザーに表示されるのは最初の 100 件のみです。
フィールドが大きなテーブルにある場合、このクエリが遅すぎるか、データベースの負荷が大きすぎる可能性があります。suggestions
を使用すると、可能な値のリストをハードコードして、パフォーマンスを改善できます。
このパラメータは、より限定的なリストを指定することで、フィールドの特定の値を候補として表示しないようにする場合にも便利です。
例
colors
ディメンションのデフォルトの提案をハードコードされたリストに置き換えます。
dimension: colors {
type: string
sql: ${TABLE}.colors ;;
suggestions: ["red", "yellow", "blue"]
}