このページでは、アイドル状態の VM の推奨事項の構成を表示し、変更を加える方法について説明します。構成に変更を加えることで、受信する推奨事項数を増やすか、意図的にワークロードのサイズを小さくした VM が誤ってアイドル状態の VM として分類されないようにすることができます。
- 推奨事項のカスタマイズに使用できるパラメータの詳細については、適切な構成パラメータの選択をご覧ください。
- アイドル状態の VM を特定して対処する方法については、アイドル状態の VM の推奨事項の表示と適用をご覧ください。
始める前に
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まだ設定していない場合は、認証を設定します。認証とは、Google Cloud サービスと API にアクセスするために ID を確認するプロセスです。ローカル開発環境からコードまたはサンプルを実行するには、次のように Compute Engine に対する認証を行います。
Select the tab for how you plan to use the samples on this page:
gcloud
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Install the Google Cloud CLI, then initialize it by running the following command:
gcloud init
- Set a default region and zone.
- 構成の JSON ファイルを取得するために、現在の構成を取得します。
- JSON 形式の構成ファイルを編集します。
- 新しい構成ファイルをアップロードして、変更を適用します。
PROJECT_ID
: オブジェクトの IDZONE
: 現在の構成を取得する対象のゾーンPROJECT_ID
: Recommender 構成を取得する対象のプロジェクトの ID。ZONE
: プロジェクトを含むゾーン。- 観察期間が 1 日の場合は、
"86400s"
を使用します。 - 観察期間が 14 日の場合は、
"1209600s"
を使用します。 PROJECT_ID
: オブジェクトの IDZONE
: 現在の構成を取得する対象のゾーンCONFIG_FILE_PATH
: 現在の構成を含む JSON ファイルのパスETAG
: 現在の構成の ETag 値PROJECT_ID
: Recommender の構成を変更する対象のプロジェクトの ID。ZONE
: プロジェクトを含むゾーン。- アイドル状態の VM の推奨事項の表示と適用の方法を確認する。
REST
このページの REST API サンプルをローカル開発環境で使用するには、gcloud CLI に指定した認証情報を使用します。
Install the Google Cloud CLI, then initialize it by running the following command:
gcloud init
詳細については、Google Cloud 認証ドキュメントの REST を使用して認証するをご覧ください。
料金
構成可能な推奨事項は、料金なしで利用できます。推奨事項を使用してリソース使用量を減らすと、費用を節約できます。
推奨事項を構成する
アイドル状態の VM の推奨事項を構成するには、次の手順を行います。
現在の構成を取得する
プロジェクトのアイドル状態の VM の推奨事項に関する現在の構成は、Google Cloud CLI または REST を使用して取得できます。
gcloud
現在の構成パラメータを取得するには、
gcloud recommender recommender-config describe
コマンドを使用し、Recommender ID としてgoogle.compute.instance.IdleResourceRecommender
を指定します。gcloud recommender recommender-config describe google.compute.instance.IdleResourceRecommender \ --project=PROJECT_ID \ --location=ZONE
次のように置き換えます。
次に例を示します。
gcloud recommender recommender-config describe google.compute.instance.IdleResourceRecommender \ --project=my-project \ --location=us-central1-c
このコマンドから返される Recommender 構成に、変更可能なサブフィールド
params.observation_period
が含まれています。{ "name": "projects/PROJECT_ID/locations/ZONE/recommenders/google.compute.instance.IdleResourceRecommender/config", "recommenderGenerationConfig": { "params": { "observation_period": "1209600s" } }, "etag": "\"2f3c9b65cda6a4ba\"", "updateTime": "2021-02-03T04:41:15.330351Z" }
REST
現在の構成を取得するには、
recommenders.getConfig
メソッドを使用し、Recommender ID としてgoogle.compute.instance.IdleResourceRecommender
を指定します。GET https://recommender.googleapis.com/v1/projects/PROJECT_ID/locations/ZONE/recommenders/google.compute.instance.IdleResourceRecommender/config
次のように置き換えます。
コマンドラインから次のコマンドを実行して、プロジェクトの Recommender 構成を取得します。
PROJECT_ID=PROJECT_ID ZONE=ZONE curl -X GET -H "Authorization: Bearer $(gcloud auth print-access-token)" \ -H "x-goog-user-project: ${PROJECT_ID}" \ https://recommender.googleapis.com/v1/projects/$PROJECT_ID/locations/$ZONE/recommenders/google.compute.instance.IdleResourceRecommender/config
このコマンドから返される Recommender 構成に、変更可能なサブフィールド
params.observation_period
が含まれています。{ "name": "projects/PROJECT_ID/locations/ZONE/recommenders/google.compute.instance.IdleResourceRecommender/config", "recommenderGenerationConfig": { "params": { "observation_period": "1209600s" } }, "etag": "\"2f3c9b65cda6a4ba\"", "updateTime": "2021-02-03T04:41:15.330351Z" }
プロジェクトに対する構成を更新する
アイドル状態の VM の推奨事項の構成を更新するには、
observation_period
の値を変更し、プロジェクトに対する新しい構成をアップロードします。観察期間として、1 日から 14 日までの値を設定できます。値を設定するには、合計秒数の後に文字
s
を続けた文字列を使用します。新しい構成をアップロードした後、変更が適用されるまでに約 48 時間かかります。それまでは、以前の構成に従って推奨事項が生成されます。
gcloud
構成パラメータを更新するには、
gcloud recommender recommender-config update
コマンドを使用し、Recommender ID としてgoogle.compute.instance.IdleResourceRecommender
を指定します。gcloud recommender recommender-config update google.compute.instance.IdleResourceRecommender\ --project=PROJECT_ID \ --location=ZONE \ --config-file=CONFIG_FILE_PATH \ --etag=ETAG
次のように置き換えます。
構成ファイル内で、構成パラメータを更新した
recommenderGenerationConfig
オブジェクトのみを指定します。たとえば、5 日の観察期間を指定するには、構成ファイル内で次の設定を使用します。{ "params": { "observation_period": "432000s" } }
コマンドが成功すると、パラメータが変更された新しい構成を示す、次のようなレスポンス本文が返されます。
{ "name": "projects/PROJECT_ID/locations/ZONE/recommenders/google.compute.instance.IdleResourceRecommender/config", "recommenderGenerationConfig": { "params": { "observation_period": "432000s" } }, "etag": "\"1245f9435cd01ea8\"", "updateTime": "2021-02-03T05:00:05Z" }
REST
構成を更新するには、
recommenders.updateConfig
メソッドを使用し、Recommender ID としてgoogle.compute.instance.IdleResourceRecommender
を指定します。PATCH https://recommender.googleapis.com/v1/projects/PROJECT_ID/locations/ZONE/recommenders/google.compute.instance.IdleResourceRecommender/config { "name": "projects/PROJECT_ID/locations/ZONE/recommenders/google.compute.instance.IdleResourceRecommender/config", "recommenderGenerationConfig": { "params": { "observation_period": "1209600s" } }, "etag": "\"2f3c9b65cda6a4ba\"" }
次のように置き換えます。
リクエスト本文をファイル(
config.json
など)に保存します。これにより、プロジェクトに対する Recommender の構成を更新するときに、次のようなコマンドを使用してファイルを参照できます。curl -X PATCH \ -H "Authorization: Bearer $(gcloud auth print-access-token)" \ -H "Content-Type: application/json; charset=utf-8" \ -H "x-goog-user-project: ${PROJECT_ID}" \ -d @config.json \ https://recommender.googleapis.com/v1/projects/$PROJECT_ID/locations/$ZONE/recommenders/google.compute.instance.IdleResourceRecommender/config
POST
コマンドは、パラメータが変更された新しい構成を示す、次のようなレスポンス本文を返します。{ "name": "projects/PROJECT_ID/locations/ZONE/recommenders/google.compute.instance.IdleResourceRecommender/config", "recommenderGenerationConfig": { "params": { "observation_period": "432000s" } }, "etag": "\"1245f9435cd01ea8\"", "updateTime": "2021-02-03T05:00:05Z" }
次のステップ
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最終更新日 2024-11-19 UTC。
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