Compute Engine の汎用マシン ファミリー


このドキュメントでは、Compute Engine の汎用マシン ファミリーの機能について説明します。汎用マシン ファミリーは、vCPU とメモリの比率が最も柔軟で、最適なコスト パフォーマンスを実現し、ほとんどの標準ワークロードとクラウドネイティブ ワークロードを対象とする機能を提供します。

汎用マシン ファミリーには要件に応じて、ワークロードと適合するように事前定義されたマシンタイプとカスタム マシンタイプがあります。E2、E2 共有コア、N2、N2D、Tau T2D は、このファミリーの第 2 世代のマシンシリーズで、N1 とそれに関連する共有コア マシンタイプは第 1 世代のマシンシリーズです。最新の世代である C3 は、第 4 世代の Intel Xeon スケーラブル プロセッサを搭載しており、3.0 GHz の全コアターボ周波数、8 チャネルの DDR5 メモリ、VM ごとの Tier_1 ネットワーキング パフォーマンス最大 200 Gbps を実現します。

マシンシリーズ ワークロード
C3C3D
  • トラフィック量の多いウェブ、アプリ、広告サーバー
  • データベースとキャッシュ
  • ゲームサーバー
  • データ分析
  • メディア ストリーミングとコード変換
  • ネットワーク アプライアンス
  • CPU ベースの ML トレーニングと推論
E2
  • トラフィック量の少ないウェブサーバー
  • バックオフィス アプリ
  • コンテナ化されたマイクロサービス
  • 小規模データベース
  • 仮想デスクトップ
  • 開発環境とテスト環境
N2N2DTau T2DN1
  • 低~中レベルのトラフィック量のウェブサーバーとアプリケーション サーバー
  • コンテナ化されたマイクロサービス
  • ビジネス インテリジェンス アプリケーション
  • 仮想デスクトップ
  • CRM アプリケーション
  • データ パイプライン
Tau T2A
  • ワークロードのスケールアウト
  • ウェブサーバー
  • コンテナ化されたマイクロサービス
  • メディアのコード変換
  • 大規模 Java アプリケーション

選択内容が VM にアタッチされている Persistent Disk ボリュームのパフォーマンスに与える影響については、永続ディスクと VM を構成するをご覧ください。

C3D マシンシリーズ

C3D VM は、最大周波数 3.7 Ghz の第 4 世代 AMD EPYC™(Genoa)プロセッサを搭載しています。C3D マシンタイプは、基盤となるハードウェア アーキテクチャに合わせて最適化されており、最適で信頼性の高い一貫したパフォーマンスを実現します。

C3D は Google のカスタム IPU を使用し、より高いレベルのネットワーキング パフォーマンス、分離、セキュリティを実現します。C3D マシンシリーズは、デフォルトで最大 100 Gbps のネットワーク帯域幅と VM あたり最大 200 Gbps の Tier_1 ネットワーキング パフォーマンスをサポートします。

まとめると、C3D マシンシリーズは以下のような特徴を備えています。

  • 第 4 世代の AMD EPYC™ プロセッサと Google の IPU を搭載しています。
  • 最大 360 個の vCPU と 2,880 GB の DDR5 メモリをサポートします。
  • 最大 100 Gbps の帯域幅を持つ標準ネットワーク構成と、最大 200 Gbps の帯域幅を持つ Tier_1 ネットワーキングをサポートします。
  • 次の割引と使用量のオプションをサポートしています。

C3D マシンタイプ

C3D VM には、standardhighcpuhighmemlssd の各構成があり、vCPU は 4~360 の範囲、メモリは最大 2,880 GB です。highcpu 構成は、大量のメモリを必要としない計算依存型ワークロードに対して、パフォーマンスあたりの最低価格を実現します。

C3D 標準

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) デフォルトの下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)#
c3d-standard-4 4 16 最大 20 該当なし
c3d-standard-8 8 32 最大 20 該当なし
c3d-standard-16 16 64 最大 20 該当なし
c3d-standard-30 30 120 最大 20 最大 50
c3d-standard-60 60 240 最大 40 最大 75
c3d-standard-90 90 360 最大 60 最大 100
c3d-standard-180 180 720 最大 100 最大 150
c3d-standard-360 360 1,440 最大 100 最大 200

* CPU は 1 コアあたり 2 スレッドを使用し、vCPU は 1 スレッドを表します。詳しくは、CPU プラットフォームをご覧ください。
デフォルトの下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# 大規模なマシンタイプ向けの高帯域幅ネットワーキングをサポートします。

C3D ハイ CPU

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) デフォルトの下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)#
c3d-highcpu-4 4 8 最大 20 該当なし
c3d-highcpu-8 8 16 最大 20 該当なし
c3d-highcpu-16 16 32 最大 20 該当なし
c3d-highcpu-30 30 59 最大 20 最大 50
c3d-highcpu-60 60 118 最大 40 最大 75
c3d-highcpu-90 90 177 最大 60 最大 100
c3d-highcpu-180 180 354 最大 100 最大 150
c3d-highcpu-360 360 708 最大 100 最大 200

* CPU は 1 コアあたり 2 スレッドを使用し、vCPU は 1 スレッドを表します。詳しくは、CPU プラットフォームをご覧ください。
デフォルトの下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# 大規模なマシンタイプ向けの高帯域幅ネットワーキングをサポートします。

C3D ハイメモリ

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) デフォルトの下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)#
c3d-highmem-4 4 32 最大 20 該当なし
c3d-highmem-8 8 64 最大 20 該当なし
c3d-highmem-16 16 128 最大 20 該当なし
c3d-highmem-30 30 240 最大 20 最大 50
c3d-highmem-60 60 480 最大 40 最大 75
c3d-highmem-90 90 720 最大 60 最大 100
c3d-highmem-180 180 1,440 最大 100 最大 150
c3d-highmem-360 360 2,880 最大 100 最大 200

* CPU は 1 コアあたり 2 スレッドを使用し、vCPU は 1 スレッドを表します。詳しくは、CPU プラットフォームをご覧ください。
デフォルトの下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# 大規模なマシンタイプ向けの高帯域幅ネットワーキングをサポートします。

ローカル SSD を搭載した C3D

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) デフォルトの下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)#
c3d-standard-8-lssd 8 32 最大 20 該当なし
c3d-standard-16-lssd 16 64 最大 20 該当なし
c3d-standard-30-lssd 30 120 最大 20 最大 50
c3d-standard-60-lssd 60 240 最大 40 最大 75
c3d-standard-90-lssd 90 360 最大 60 最大 100
c3d-standard-180-lssd 180 720 最大 100 最大 150
c3d-standard-360-lssd 360 1440 最大 100 最大 200

* CPU は 1 コアあたり 2 スレッドを使用し、vCPU は 1 スレッドを表します。詳しくは、CPU プラットフォームをご覧ください。
デフォルトの下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# 大規模なマシンタイプ向けの高帯域幅ネットワーキングをサポートします。

C3D はカスタム マシンタイプをサポートしていません。

C3D でサポートされるディスクタイプ

C3D VM は、NVMe ディスク インターフェースのみをサポートしており、次のブロック ストレージ タイプを使用できます。

  • バランス永続ディスク(pd-balanced
  • SSD(パフォーマンス)Persistent Disk(pd-ssd
  • バランス Hyperdisk(hyperdisk-balanced
  • Hyperdisk Extreme(hyperdisk-extreme
  • Hyperdisk Throughput(hyperdisk-throughput
  • ローカル SSD(-lssd マシンタイプでのみ使用可能)

C3D でローカル SSD を使用するには、C3D マシンタイプの -lssd バリアントを使用して VM を作成します。このマシンタイプを選択すると、ローカル SSD パーティションがアタッチされた指定サイズの VM が作成されます。VM でローカル SSD を使用するには、c3d-standard-*-lssd マシンタイプを使用する必要があります。ローカル SSD ボリュームを別々にアタッチすることはできません。

ディスクと容量の上限

VM で Persistent Disk ボリュームと Hyperdisk ボリュームを組み合わせて使用できますが、次の制限が適用されます。

  • VM あたりの Hyperdisk ボリュームと Persistent Disk ボリュームを合計数は、128 以下にする必要があります。
  • すべてのディスクタイプの最大合計ディスク容量(TiB)は、次の値を超えることができません。

    • vCPU が 32 個未満のマシンタイプの場合:

      • Hyperdisk は 257 TiB
      • Hyperdisk と Persistent Disk の組み合わせは 257 TiB
      • Persistent Disk は 257 TiB
    • vCPU が 32 個以上のマシンタイプの場合:

      • Hyperdisk は 512 TiB
      • Hyperdisk と Persistent Disk の組み合わせは 512 TiB
      • Persistent Disk は 257 TiB

これらの上限の詳細については、VM あたりの Hyperdisk 容量の上限Persistent Disk の最大容量をご覧ください。

C3D ストレージの上限を次の表に示します。

C3D 標準

ディスクの最大数
マシンタイプ VM あたり VM あたりの
Hyperdisk
バランス Hyperdisk Hyperdisk Throughput Hyperdisk Extreme ローカル SSD
c3d-standard-4 128 24 16 24 0 非対応
c3d-standard-8 128 32 16 32 0 非対応
c3d-standard-16 128 48 16 48 0 非対応
c3d-standard-30 128 64 16 64 0 非対応
c3d-standard-60 128 64 32 64 8 非対応
c3d-standard-90 128 64 32 64 8 非対応
c3d-standard-180 128 64 32 64 8 非対応
c3d-standard-360 128 64 32 64 8 非対応

C3D ハイ CPU

ディスクの最大数
マシンタイプ VM あたり VM あたりの
Hyperdisk
バランス Hyperdisk Hyperdisk Throughput Hyperdisk Extreme ローカル SSD
c3d-highcpu-4 128 24 16 24 0 非対応
c3d-highcpu-8 128 32 16 32 0 非対応
c3d-highcpu-16 128 48 16 48 0 非対応
c3d-highcpu-30 128 64 16 64 0 非対応
c3-highcpu-60 128 64 32 64 8 非対応
c3d-highcpu-90 128 64 32 64 8 非対応
c3d-highcpu-180 128 64 32 64 8 非対応
c3d-highcpu-360 128 64 32 64 8 非対応

C3D ハイメモリ

ディスクの最大数
マシンタイプ VM あたり VM あたりの
Hyperdisk
バランス Hyperdisk Hyperdisk Throughput Hyperdisk Extreme ローカル SSD
c3d-highmem-4 128 24 16 24 0 非対応
c3d-highmem-8 128 32 16 32 0 非対応
c3d-highmem-16 128 48 16 48 0 非対応
c3d-highmem-30 128 64 16 64 0 非対応
c3-highmem-60 128 64 32 64 8 非対応
c3d-highmem-90 128 64 32 64 8 非対応
c3d-highmem-180 128 64 32 64 8 非対応
c3d-highmem-360 128 64 32 64 8 非対応

ローカル SSD を搭載した C3D

ディスクの最大数
マシンタイプ VM あたり VM あたりの
Hyperdisk
バランス Hyperdisk Hyperdisk Throughput Hyperdisk Extreme ローカル SSD
c3d-standard-8-lssd 128 24 16 24 0 1(375 GiB)
c3d-standard-16-lssd 128 48 16 48 0 1(375 GiB)
c3d-standard-30-lssd 128 64 16 64 0 2(750 GiB)
c3d-standard-60-lssd 128 64 32 64 8 4(1.5 TiB)
c3d-standard-90-lssd 128 64 32 64 8 8(3 TiB)
c3d-standard-180-lssd 128 64 32 64 8 16(6 TiB)
c3d-standard-360-lssd 128 64 32 64 8 32(12 TiB)

C3D VM のネットワーク サポート

C3D VM には gVNIC ネットワーク インターフェースが必要です。C3D は標準ネットワーキングで最大 100 Gbps のネットワーク帯域幅をサポートし、VM ごとの Tier_1 ネットワーキング パフォーマンスで最大 200 Gbps をサポートします。

C3D への移行や C3D VM の作成の前に、使用するオペレーティング システム イメージが C3D で完全にサポートされていることを確認してください。ゲスト OS が gve ドライバのバージョンを 1.0.0 と表示している場合でも、完全にサポートされているイメージには、更新された gVNIC ドライバが含まれています。サポートが制限されたオペレーティング システム(古いバージョンの gVNIC ドライバを含む)を C3D VM が使用している場合、VM は C3D VM の最大ネットワーク帯域幅を実現できない可能性があります。

C3D マシンシリーズでカスタム イメージを使用する場合は、最新の gVNIC ドライバを手動でインストールできます。C3D VM で使用する場合は、gVNIC ドライバのバージョン v1.3.0 以降をおすすめします。追加の機能とバグ修正を利用するために、最新の gVNIC ドライバ バージョンを使用することをおすすめします。

C3 マシンシリーズ

C3 VM は、第 4 世代の Intel Xeon スケーラブル プロセッサ(コード名: Sapphire Rapids)、DDR5 メモリ、Google のカスタム Intel Infrastructure Processing Engine(IPU)を搭載しています。C3 マシンタイプは、基盤となる NUMA アーキテクチャに合わせて最適化されており、最適で信頼性の高い一貫したパフォーマンスを提供します。

新しい C3 マシンシリーズは、Google の専用インフラストラクチャ ソリューションを次のように飛躍的に進化させます。

  • 最新の Infrastructure Processing Unit(IPU)を使用した、ネットワーキング負荷の軽減
  • Google Cloud Hyperdisk による高パフォーマンスのブロック ストレージの実現
  • インテル AMX による ML トレーニングと推論の高速化

C3 は、Google の IPU を搭載した最初のマシンシリーズです。IPU により、高レベルのネットワーキング パフォーマンス、分離、セキュリティを実現します。C3 マシンシリーズは、デフォルトで最大 100 Gbps のネットワーク帯域幅をサポートし、VM ごとの Tier_1 ネットワーキング パフォーマンス最大 200 Gbps をサポートします。Google IPU は、実行中のワークロードに影響を与えない更新を可能にするために、ゼロから設計されています。

C3 マシンシリーズは、最大 176 個の vCPU と 1.4 TB のメモリを備えた最大級の汎用マシンタイプを提供します。

まとめると、C3 マシンシリーズは以下のような特徴を備えています。

  • Intel 第 4 世代 Xeon プロセッサと Google の IPU を搭載しています。
  • 最大 176 個の vCPU と 1.4 TB の DDR5 メモリをサポートします。
  • 最大 100 Gbps の帯域幅を持つ標準ネットワーク構成と、最大 200 Gbps の帯域幅を持つ Tier_1 ネットワーキングをサポートします。
  • Intel Advanced Matrix Extensions(AMX)をサポートしています。AMX は、CPU 上でのディープ ラーニングのトレーニングと推論のパフォーマンスを大幅に改善する組み込みアクセラレータです。
  • 次の割引と使用量のオプションをサポートしています。
  • 継続利用割引(SUD)はサポートされていません。

C3 マシンタイプ

C3 VM は、4~176 の vCPU と最大 1,408 GB のメモリの範囲で、6 つのインスタンス サイズで次のインスタンス構成が利用可能です。

  • highcpu: 1 vCPU あたり 2 GB のメモリ
  • standard: 1 vCPU あたり 4 GB のメモリ
  • highmem: 1 vCPU あたり 8 GB のメモリ

C3 でローカル SSD を使用するには、C3 マシンタイプの -lssd バリアントを使用して VM を作成します。このマシンタイプを選択すると、ローカル SSD パーティションがアタッチされた指定サイズの VM が作成されます。VM でローカル SSD を使用するには、c3-standard-*-lssd マシンタイプを使用する必要があります。ローカル SSD ボリュームを別々にアタッチすることはできません。

C3 標準

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) デフォルトの下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)#
c3-standard-4 4 16 最大 23 該当なし
c3-standard-8 8 32 最大 23 該当なし
c3-standard-22 22 88 最大 23 該当なし
c3-standard-44 44 176 最大 32 最大 50
c3-standard-88 88 352 最大 62 最大 100
c3-standard-176 176 704 最大 100 最大 200

* vCPU は、単一のハードウェア スレッドまたは論理コアを表します。
デフォルトの下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# 大規模なマシンタイプ向けの高帯域幅ネットワーキングをサポートします。

C3 ハイ CPU

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) デフォルトの下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)#
c3-highcpu-4 4 8 最大 23 該当なし
c3-highcpu-8 8 16 最大 23 該当なし
c3-highcpu-22 22 44 最大 23 該当なし
c3-highcpu-44 44 88 最大 32 最大 50
c3-highcpu-88 88 176 最大 62 最大 100
c3-highcpu-176 176 352 最大 100 最大 200

* vCPU は、単一のハードウェア スレッドまたは論理コアを表します。
デフォルトの下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# 大規模なマシンタイプ向けの高帯域幅ネットワーキングをサポートします。

C3 ハイメモリ

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) デフォルトの下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)#
c3-highmem-4 4 32 最大 23 該当なし
c3-highmem-8 8 64 最大 23 該当なし
c3-highmem-22 22 176 最大 23 該当なし
c3-highmem-44 44 352 最大 32 最大 50
c3-highmem-88 88 704 最大 62 最大 100
c3-highmem-176 176 1408 最大 100 最大 200

* vCPU は、単一のハードウェア スレッドまたは論理コアを表します。
デフォルトの下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# 大規模なマシンタイプ向けの高帯域幅ネットワーキングをサポートします。

ローカル SSD を搭載した C3

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) デフォルトの下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)#
c3-standard-4-lssd 4 16 最大 23 該当なし
c3-standard-8-lssd 8 32 最大 23 該当なし
c3-standard-22-lssd 22 88 最大 23 該当なし
c3-standard-44-lssd 44 176 最大 32 最大 50
c3-standard-88-lssd 88 352 最大 62 最大 100
c3-standard-176-lssd 176 704 最大 100 最大 200

* vCPU は、単一のハードウェア スレッドまたは論理コアを表します。
デフォルトの下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# 大規模なマシンタイプ向けの高帯域幅ネットワーキングをサポートします。

C3 はカスタム マシンタイプをサポートしていません。

C3 でサポートされるディスクタイプ

C3 VM は、NVMe ディスク インターフェースのみをサポートしており、次のブロック ストレージ タイプを使用できます。

  • ゾーンバランス永続ディスク(pd-balanced
  • ゾーン SSD(パフォーマンス)Persistent Disk(pd-ssd
  • Hyperdisk Extreme(hyperdisk-extreme)- 64 個以上の vCPU が必要です
  • Hyperdisk Throughput(hyperdisk-throughput
  • バランス Hyperdisk(hyperdisk-balanced
  • ローカル SSD(-lssd マシンタイプでのみ使用可能)

-lssd マシンタイプを使用すると、一定数のローカル SSD ディスクが C3 VM に追加されます。これは、C3 VM にローカル SSD ストレージを含める唯一の方法です。

ディスクと容量の上限

VM で Persistent Disk ボリュームと Hyperdisk ボリュームを組み合わせて使用できますが、次の制限が適用されます。

  • VM あたりの Hyperdisk ボリュームと Persistent Disk ボリュームを合計数は、128 以下にする必要があります。
  • すべてのディスクタイプの最大合計ディスク容量(TiB)は、次の値を超えることができません。

    • vCPU が 32 個未満のマシンタイプの場合:

      • Hyperdisk は 257 TiB
      • Hyperdisk と Persistent Disk の組み合わせは 257 TiB
      • Persistent Disk は 257 TiB
    • vCPU が 32 個以上のマシンタイプの場合:

      • Hyperdisk は 512 TiB
      • Hyperdisk と Persistent Disk の組み合わせは 512 TiB
      • Persistent Disk は 257 TiB

これらの上限の詳細については、VM あたりの Hyperdisk 容量の上限Persistent Disk の最大容量をご覧ください。

C3 ストレージの上限を次の表に示します。

C3 標準

ディスクの最大数
マシンタイプ VM あたり* VM あたりの
Hyperdisk
バランス Hyperdisk Hyperdisk Throughput Hyperdisk Extreme ローカル SSD
c3-standard-4 128 24 0 24 0 非対応
c3-standard-8 128 32 0 32 0 非対応
c3-standard-22 128 48 2 48 0 非対応
c3-standard-44 128 64 4 64 0 非対応
c3-standard-88 128 64 8 64 8 非対応
c3-standard-176 128 64 8 64 8 非対応

C3 ハイ CPU

ディスクの最大数
マシンタイプ VM あたり* VM あたりの
Hyperdisk
バランス Hyperdisk Hyperdisk Throughput Hyperdisk Extreme ローカル SSD
c3-highcpu-4 128 24 0 24 0 非対応
c3-highcpu-8 128 32 0 32 0 非対応
c3-highcpu-22 128 48 2 48 0 非対応
c3-highcpu-44 128 64 4 64 0 非対応
c3-highcpu-88 128 64 8 64 8 非対応
c3-highcpu-176 128 64 8 64 8 非対応

C3 ハイメモリ

ディスクの最大数
マシンタイプ VM あたり* VM あたりの
Hyperdisk
バランス Hyperdisk Hyperdisk Throughput Hyperdisk Extreme ローカル SSD
c3-highmem-4 128 24 0 24 0 非対応
c3-highmem-8 128 32 0 32 0 非対応
c3-highmem-22 128 48 2 48 0 非対応
c3-highmem-44 128 64 4 64 0 非対応
c3-highmem-88 128 64 8 64 8 非対応
c3-highmem-176 128 64 8 64 8 非対応

ローカル SSD を搭載した C3

ディスクの最大数
マシンタイプ VM あたり* VM あたりの
Hyperdisk
バランス Hyperdisk Hyperdisk Throughput Hyperdisk Extreme ローカル SSD
c3-standard-4-lssd 128 24 0 24 0 1(375 GiB)
c3-standard-8-lssd 128 32 0 32 0 2(750 GiB)
c3-standard-22-lssd 128 48 2 48 0 4(1.5 TiB)
c3-standard-44-lssd 128 64 4 64 0 8(3 TiB)
c3-standard-88-lssd 128 64 8 64 8 16(6 TiB)
c3-standard-176-lssd 128 64 8 64 8 32(12 TiB)

C3 VM のネットワーク サポート

C3 VM には gVNIC ネットワーク インターフェースが必要です。C3 は、標準ネットワーキングで最大 100 Gbps のネットワーク帯域幅、VM ごとの Tier_1 ネットワーキング パフォーマンスで最大 200 Gbps をサポートします。

C3 への移行や C3 VM の作成の前に、使用するオペレーティング システム イメージが C3 で完全にサポートされていることを確認してください。ゲスト OS が gve ドライバのバージョンを 1.0.0 と表示している場合でも、完全にサポートされているイメージには、更新された gVNIC ドライバが含まれています。サポートが制限されたオペレーティング システム(古いバージョンの gVNIC ドライバを含む)を C3 VM が使用している場合、VM は C3 VM の最大ネットワーク帯域幅を実現できない可能性があります。

C3 マシンシリーズでカスタム イメージを使用する場合は、最新の gVNIC ドライバを手動でインストールできます。C3 VM で使用する場合は、gVNIC ドライバのバージョン v1.3.0 以降をおすすめします。追加の機能とバグ修正を利用するために、最新の gVNIC ドライバ バージョンを使用することをおすすめします。

E2 マシンシリーズ

コスト最適化 E2 マシンシリーズは、標準 VM の場合は vCPU あたり 0.5~8 GB のメモリの比率で 2~32 個の vCPU を備え、共有コア E2 マシンタイプでは 0.5~8 GB のメモリを備え 0.25~1 個の vCPU を備えています。E2 マシンシリーズには、Intel と AMD EPYC プロセッサの両方が用意されています。プロセッサは、VM の作成時に選択されます。このシリーズのマシンタイプは、すべてのリージョンとゾーンで使用でき、virtio メモリバルーン デバイスをサポートしています。

まとめると、E2 マシンシリーズは以下のような特徴を備えています。

  • 最大 32 個の vCPU と 128 GB のメモリをサポートします。
  • Intel および AMD EPYC Rome / Milan の各プロセッサをサポートします。
  • 事前定義 VM とカスタム VM で利用できます。
  • オンデマンド料金は汎用マシンタイプ全体で最安です。
  • 次の割引と使用量のオプションをサポートしています。
  • 継続利用割引(SUD)は利用できませんが、オンデマンド料金と確約利用料金は一貫して低価格です。
  • GPU、ローカル SSD、単一テナントノード、ネストされた仮想化はサポートしていません。

共有コア VM

E2 マシンシリーズには、マルチタスク用に vCPU 間で物理コアをタイムシェアするために、コンテキスト切り替えを使用する共有コア マシンタイプも含まれています。共有コアマシンのタイプによって、物理コアの継続時間は異なります。

事前定義されたマシンタイプとカスタム マシンタイプとは異なり、共有コア マシンタイプには、vCPU とメモリの両方を含む、事前定義された料金が発生します。詳しくは、VM インスタンスの料金をご覧ください。

CPU バースト

共有コア マシンタイプでは、バースト機能が利用できます。この機能を使用すると、インスタンスが追加の物理 CPU を短時間使用できるようになります。割り当てられている量よりも多くの物理 CPU を VM が必要とすると、自動的にバーストが発生します。このように必要なリソース量が急増すると、VM は必要に応じて利用可能な物理 CPU を突発的に活用します。バーストは永続的ではなく、周期的にのみ可能である点にご注意ください。

  • e2-microe2-smalle2-medium 共有コア VM は数十秒間バーストできます。
  • CPU の使用率が 100% の場合、バーストは次の時間継続します。
    • e2-micro: 30 秒
    • e2-small: 60 秒
    • e2-medium 120 秒
正確なバースト時間は、トークン バケットにより決定します。つまり、CPU の使用率が 100% 未満の場合は、より長くバーストすることになります。バースト機能は、追加料金なしでご利用いただけます。e2 shared-coref1-microg1-small VM については、記載のオンデマンド料金が適用されます。

E2 の制限事項

  • E2 マシンシリーズでは SUD は利用できませんが、オンデマンド料金と確約利用料金は一貫して低価格です。
  • E2 マシンシリーズは、GPU、ローカル SSD、単一テナントノード、ネストされた仮想化はサポートされません。

E2 マシンタイプ

E2 は、standardhighmemhighcpu 構成、および共有コア マシンタイプで使用できます。一般的に、小規模でリソース消費量がそれほど多くない用途の場合は、標準、ハイメモリ、ハイ CPU の各マシンタイプよりも E2 共有コア マシンタイプのほうがコスト効果が高くなる場合があります。

E2 標準

E2 標準マシンタイプには、vCPU ごとに 4 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシンタイプ vCPU メモリ(GB) 永続ディスク(PD)の最大数 PD の最大合計サイズ(TiB) ローカル SSD 最大下り(外向き)帯域幅(Gbps)
e2-standard-2 2 8 128 257 × 4
e2-standard-4 4 16 128 257 × 8
e2-standard-8 8 32 128 257 × 16
e2-standard-16 16 64 128 257 × 16
e2-standard-32 32 128 128 257 × 16
Persistent Disk と Hyperdisk の使用量は、マシンの料金体系とは別に課金されます。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際のネットワーク帯域幅をご覧ください。

E2 ハイメモリ

E2 ハイメモリ マシンタイプは、1 vCPU あたり 8 GB のシステムメモリを持ちます。

マシンタイプ vCPU メモリ(GB) 永続ディスク(PD)の最大数 PD の最大合計サイズ(TiB) ローカル SSD 最大下り(外向き)帯域幅(Gbps)
e2-highmem-2 2 16 128 257 × 4
e2-highmem-4 4 32 128 257 × 8
e2-highmem-8 8 64 128 257 × 16
e2-highmem-16 16 128 128 257 × 16
Persistent Disk と Hyperdisk の使用量は、マシンの料金体系とは別に課金されます。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。

E2 ハイ CPU

E2 ハイ CPU マシンタイプには、vCPU ごとに 1 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシンタイプ vCPU メモリ(GB) 永続ディスク(PD)の最大数 PD の最大合計サイズ(TiB) ローカル SSD 最大下り(外向き)帯域幅(Gbps)
e2-highcpu-2 2 2 128 257 × 4
e2-highcpu-4 4 4 128 257 × 8
e2-highcpu-8 8 8 128 257 × 16
e2-highcpu-16 16 16 128 257 × 16
e2-highcpu-32 32 32 128 257 × 16
Persistent Disk と Hyperdisk の使用量は、マシンの料金体系とは別に課金されます。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。

E2 共有コア

E2 共有コア マシンタイプは費用対効果が高く、virtio メモリバルーン デバイスを備え、小さなワークロードに最適です。E2 共有コア マシンタイプを使用すると、VM は 2 つの vCPU を同時に実行し、マシンタイプに応じて特定の時間、1 つの物理コアで共有します。各 vCPU は、前のセクションで説明した時間制限に戻る前に、CPU 時間の 100% まで短時間バーストできます。

  • e2-micro は 2 つの vCPU を維持し、それぞれが CPU 時間の 12.5%、合計 25% の CPU 時間を占めます。
  • e2-small は 2 つの vCPU を維持し、それぞれが CPU 時間の 25%、合計 50% の CPU 時間を占めます。
  • e2-medium は 2 つの vCPU を維持し、それぞれが CPU 時間の 50%、合計 100% の CPU 時間を占めます。
マシンタイプ 説明 vCPU フラクショナル vCPU* メモリ(GB) 永続ディスク(PD)の最大数 PD の最大合計サイズ(TiB) ローカル SSD 最大下り(外向き)帯域幅(Gbps)
e2-micro 0.25 基の vCPU と 1 GB のメモリを備え、共有物理コアを基盤としたマイクロ マシンタイプ 2 0.25* 1 16 3 × 1
e2-small 0.5 基の vCPU と 2 GB のメモリを備え、共有物理コアを基盤とした小規模マシンタイプ 2 0.5* 2 16 3 × 1
e2-medium 1 基の vCPU と 4 GB のメモリを備えた中規模マシンタイプ 2 1* 4 16 3 × 2
* 0.25、0.5、1.0 のフラクショナル vCPU のうち 2 つの vCPU がゲスト OS に公開されます。
Persistent Disk と Hyperdisk の使用量は、マシンの料金体系とは別に課金されます。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。

E2 VM でサポートされるディスクタイプ

E2 VM では、次のブロック ストレージ タイプを使用できます。

  • ゾーン / リージョン バランス永続ディスク(pd-balanced
  • ゾーン / リージョン SSD 永続ディスク(pd-ssd
  • ゾーン / リージョン標準永続ディスク(pd-standard

N2 マシンシリーズ

N2 マシンシリーズには、2~128 個の vCPU と vCPU あたり 0.5~8 GB のメモリの柔軟なサイズ設定が用意されています。このシリーズのマシンタイプは、次のプロセッサで動作します。

  • Ice Lake - 特定のリージョンとゾーンで提供されます。これは、より大きいマシンタイプ向けのデフォルト プロセッサです。

  • Cascade Lake - 最大 80 個の vCPU のマシンタイプ向けのデフォルト。Ice Lake を使用して VM を作成する場合は、最小 CPU プラットフォームとして設定する必要があります。

この 2 つのプロセッサの詳細については、CPU プラットフォームのページで確認できます。

高いクロック周波数を活用できるワークロードは、このシリーズに適しています。これらのワークロードは、汎用マシンファミリーによる柔軟性の利点をすべて得ながら、スレッドごとのパフォーマンスを向上させることができます。

まとめると、N2 マシンシリーズは以下のような特徴を備えています。

N2 マシンタイプ

N2 標準

N2 標準マシンタイプには、vCPU ごとに 4 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) デフォルトの下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)#
n2-standard-2 2 8 10 該当なし
n2-standard-4 4 16 10 該当なし
n2-standard-8 8 32 16 該当なし
n2-standard-16 16 64 32 該当なし
n2-standard-32 32 128 32 50
n2-standard-48 48 192 32 50
n2-standard-64 64 256 32 75
n2-standard-80 80 320 32 100
n2-standard-96 96 384 32 100
n2-standard-128 128 512 32 100

* vCPU は、利用可能ないずれかの CPU プラットフォームで、単一のハードウェア スレッドまたは論理コアとして実装されます。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# 大規模なマシンタイプ向けの向けの高帯域幅ネットワーキングをサポートします。

N2 ハイメモリ

N2 ハイメモリ マシンタイプでは、vCPU ごとに 8 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) デフォルトの下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)#
n2-highmem-2 2 16 10 該当なし
n2-highmem-4 4 32 10 該当なし
n2-highmem-8 8 64 16 該当なし
n2-highmem-16 16 128 32 該当なし
n2-highmem-32 32 256 32 50
n2-highmem-48 48 384 32 50
n2-highmem-64 64 512 32 75
n2-highmem-80 80 640 32 100
n2-highmem-96 96 768 32 100
n2-highmem-128 128 864 32 100

* vCPU は、利用可能ないずれかの CPU プラットフォームで、単一のハードウェア スレッドまたは論理コアとして実装されます。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# 大規模なマシンタイプ向けの向けの高帯域幅ネットワーキングをサポートします。

N2 ハイ CPU

N2 ハイ CPU マシンタイプには、vCPU ごとに 1 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) デフォルトの下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)#
n2-highcpu-2 2 2 10 該当なし
n2-highcpu-4 4 4 10 該当なし
n2-highcpu-8 8 8 16 該当なし
n2-highcpu-16 16 16 32 該当なし
n2-highcpu-32 32 32 32 50
n2-highcpu-48 48 48 32 50
n2-highcpu-64 64 64 32 75
n2-highcpu-80 80 80 32 100
n2-highcpu-96 96 96 32 100

* vCPU は、利用可能ないずれかの CPU プラットフォームで、単一のハードウェア スレッドまたは論理コアとして実装されます。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# 大規模なマシンタイプ向けの向けの高帯域幅ネットワーキングをサポートします。

料金の詳細については、以下をご覧ください。

N2 でサポートされるディスクタイプ

N2 VM は、SCSI と NVMe ディスク インターフェースの両方をサポートしており、次のブロック ストレージ タイプを使用できます。

  • ゾーン / リージョン標準永続ディスク(pd-standard
  • ゾーン / リージョン バランス永続ディスク(pd-balanced
  • ゾーン / リージョン SSD 永続ディスク(pd-ssd
  • エクストリーム永続ディスク(pd-extreme
  • Hyperdisk Extreme(hyperdisk-extreme
  • Hyperdisk Throughput(hyperdisk-throughput
  • ローカル SSD

N2 標準

マシンタイプ VM あたりの最大ディスク数
(すべてのディスクで)*
VM あたりの Hyperdisk Extreme
ボリュームの最大数
VM あたりの Hyperdisk Throughput
ボリュームの最大数
すべてのディスクの
最大合計ディスクサイズ(TiB)
ローカル SSD
n2-standard-2 128 0 20 257
n2-standard-4 128 0 24 257
n2-standard-8 128 0 32 257
n2-standard-16 128 0 48 257
n2-standard-32 128 0 64 512
n2-standard-48 128 0 64 512
n2-standard-64 128 0 64 512
n2-standard-80 128 8 64 512
n2-standard-96 128 8 64 512
n2-standard-128 128 8 64 512

* Persistent Disk ボリュームあたりの最大サイズは 64 TiB です。

Hyperdisk Extreme ボリュームあたりの最大サイズは 64 TiB です。Hyperdisk Throughput ボリュームあたりの最大サイズは 32 TiB です。

Hyperdisk ボリュームと Persistent Disk ボリュームを組み合わせて VM にアタッチできますが、Persistent Disk の合計容量は 257 TiB を超えることはできません。

N2 ハイメモリ

マシンタイプ VM あたりの最大ディスク数
(すべてのディスクで)*
VM あたりの Hyperdisk Extreme
ボリュームの最大数
VM あたりの Hyperdisk Throughput
ボリュームの最大数
すべてのディスクの
最大合計ディスクサイズ(TiB)
ローカル SSD
n2-highmem-2 128 0 20 257
n2-highmem-4 128 0 24 257
n2-highmem-8 128 0 32 257
n2-highmem-16 128 0 48 257
n2-highmem-32 128 0 64 512
n2-highmem-48 128 0 64 512
n2-highmem-64 128 0 64 512
n2-highmem-80 128 8 64 512
n2-highmem-96 128 8 64 512
n2-highmem-128 128 8 64 512

* Persistent Disk ボリュームあたりの最大サイズは 64 TiB です。

Hyperdisk Extreme ボリュームあたりの最大サイズは 64 TiB です。Hyperdisk Throughput ボリュームあたりの最大サイズは 32 TiB です。

Hyperdisk ボリュームと Persistent Disk ボリュームを組み合わせて VM にアタッチできますが、Persistent Disk の合計容量は 257 TiB を超えることはできません。

N2 ハイ CPU

マシンタイプ VM あたりの最大ディスク数
(すべてのディスクで)*
VM あたりの Hyperdisk Extreme
ボリュームの最大数
VM あたりの Hyperdisk Throughput
ボリュームの最大数
すべてのディスクの
最大合計ディスクサイズ(TiB)
ローカル SSD
n2-highcpu-2 128 0 20 257
n2-highcpu-4 128 0 24 257
n2-highcpu-8 128 0 32 257
n2-highcpu-16 128 0 48 257
n2-highcpu-32 128 0 64 512
n2-highcpu-48 128 0 64 512
n2-highcpu-64 128 0 64 512
n2-highcpu-80 128 8 64 512
n2-highcpu-96 128 8 64 512

* Persistent Disk ボリュームあたりの最大サイズは 64 TiB です。

Hyperdisk Extreme ボリュームあたりの最大サイズは 64 TiB です。Hyperdisk Throughput ボリュームあたりの最大サイズは 32 TiB です。

Hyperdisk ボリュームと Persistent Disk ボリュームを組み合わせて VM にアタッチできますが、Persistent Disk の合計容量は 257 TiB を超えることはできません。

N2D マシンシリーズ

N2D マシンシリーズは、AMD EPYC Milan プロセッサまたは AMD EPYC Rome プロセッサで実行できます。第 3 世代の AMD EPYC Milan プロセッサは、特定のリージョンとゾーンでのみ使用できます。AMD Milan最小 CPU プラットフォームとして使用するには、VM インスタンスの作成時にリクエストします。

N2D シリーズは、最大 224 個の vCPU と 896 GB のメモリを搭載し、vCPU 対メモリ比が 1:1、1:4、1:8 の最大級の汎用マシンタイプをいくつか用意しています。このシリーズの AMD EPYC Rome プロセッサは、基本周波数 2.25 GHz、有効周波数 2.7 GHz、最大ブースト周波数 3.3 GHz で動作します。

まとめると、N2D シリーズは以下のような特徴を備えています。

  • 最大 224 個の vCPU と 896 GB のメモリをサポートします。
  • 50 Gbps、100 Gbps の高帯域幅のネットワーク構成をサポートします。
  • 事前定義 VM とカスタム VM で利用できます。
  • 拡張メモリ機能を指定して作成された VM の場合、メモリ対コア比はより高くなります。拡張メモリ機能を使用すると、1 vCPU あたり 8 GB を超えるメモリへのアクセスを可能にしながら、CPU ごとのソフトウェア ライセンス コストを回避できます。
  • 第 3 世代の AMD EPYC Milan と第 2 世代の AMD EPYC Rome プロセッサを搭載しています。
  • 次の割引と使用量のオプションをサポートしています。
  • GPU またはネストされた仮想化はサポートしていません。
  • Confidential VM をサポートしています。

N2D の制限事項

N2D VM は以下をサポートしていません。

  • GPU
  • ネストされた仮想化

N2D マシンタイプ

次の表では、N2D マシンシリーズの機能を示します。一部のマシンタイプでは、特定の機能が適用されません。

N2D 標準

N2D 標準マシンタイプには、vCPU ごとに 4 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) デフォルトの下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)#
n2d-standard-2 2 8 10 該当なし
n2d-standard-4 4 16 10 該当なし
n2d-standard-8 8 32 16 該当なし
n2d-standard-16 16 64 32 該当なし
n2d-standard-32 32 128 32 該当なし
n2d-standard-48 48 192 32 50
n2d-standard-64 64 256 32 50
n2d-standard-80 80 320 32 50
n2d-standard-96 96 384 32 100
n2d-standard-128 128 512 32 100
n2d-standard-224 224 896 32 100

* vCPU は、利用可能ないずれかの CPU プラットフォームで、単一のハードウェア スレッドまたは論理コアとして実装されます。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# 大規模なマシンタイプ向けの高帯域幅ネットワーキングをサポートします。

N2D ハイメモリ

N2D ハイメモリ マシンタイプには、vCPU ごとに 8 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) デフォルトの下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)#
n2d-highmem-2 2 16 10 該当なし
n2d-highmem-4 4 32 10 該当なし
n2d-highmem-8 8 64 16 該当なし
n2d-highmem-16 16 128 32 該当なし
n2d-highmem-32 32 256 32 該当なし
n2d-highmem-48 48 384 32 50
n2d-highmem-64 64 512 32 50
n2d-highmem-80 80 640 32 50
n2d-highmem-96 96 768 32 100

* vCPU は、利用可能ないずれかの CPU プラットフォームで、単一のハードウェア スレッドまたは論理コアとして実装されます。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# 大規模なマシンタイプ向けの高帯域幅ネットワーキングをサポートします。

N2D ハイ CPU

N2D ハイ CPU マシンタイプには、vCPU ごとに 1 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) 最大下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)#
n2d-highcpu-2 2 2 10 該当なし
n2d-highcpu-4 4 4 10 該当なし
n2d-highcpu-8 8 8 16 該当なし
n2d-highcpu-16 16 16 32 該当なし
n2d-highcpu-32 32 32 32 該当なし
n2d-highcpu-48 48 48 32 50
n2d-highcpu-64 64 64 32 50
n2d-highcpu-80 80 80 32 50
n2d-highcpu-96 96 96 32 100
n2d-highcpu-128 128 128 32 100
n2d-highcpu-224 224 224 32 100

* vCPU は、利用可能ないずれかの CPU プラットフォームで、単一のハードウェア スレッドまたは論理コアとして実装されます。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# 大規模なマシンタイプ向けの高帯域幅ネットワーキングをサポートします。

料金の詳細については、以下をご覧ください。

N2D でサポートされるディスクタイプ

N2D VM は、SCSI と NVMe ディスク インターフェースの両方をサポートしており、次のブロック ストレージ タイプを使用できます。

  • ゾーン / リージョン標準永続ディスク(pd-standard
  • ゾーン / リージョン バランス永続ディスク(pd-balanced
  • ゾーン / リージョン SSD 永続ディスク(pd-ssd
  • Hyperdisk Throughput(hyperdisk-throughput
  • ローカル SSD

N2D 標準

マシンタイプ VM あたりの最大ディスク数
(すべてのディスクで)*
VM あたりの Hyperdisk
ボリュームの最大数
すべてのディスクの
最大合計ディスクサイズ(TiB)
ローカル SSD
n2d-standard-2 128 20 257
n2d-standard-4 128 24 257
n2d-standard-8 128 32 257
n2d-standard-16 128 48 257
n2d-standard-32 128 64 512
n2d-standard-48 128 64 512
n2d-standard-64 128 64 512
n2d-standard-80 128 64 512
n2d-standard-96 128 64 512
n2d-standard-128 128 64 512
n2d-standard-224 128 64 512

* Persistent Disk ボリュームあたりの最大サイズは 64 TiB です。

Hyperdisk Throughput ボリュームあたりの最大サイズは 32 TiB です。

最大合計ディスクサイズは、VM にアタッチされている Persistent Disk と Hyperdisk のすべてのディスクタイプに適用されます。

N2D ハイメモリ

マシンタイプ VM あたりの VM あたりの最大ディスク数* VM あたりの Hyperdisk
ボリュームの最大数
すべてのディスクの
最大合計ディスクサイズ(TiB)
ローカル SSD
n2d-highmem-2 128 20 257
n2d-highmem-4 128 24 257
n2d-highmem-8 128 32 257
n2d-highmem-16 128 48 257
n2d-highmem-32 128 64 512
n2d-highmem-48 128 64 512
n2d-highmem-64 128 64 512
n2d-highmem-80 128 64 512
n2d-highmem-96 128 64 512

* Persistent Disk ボリュームあたりの最大サイズは 64 TiB です。

Hyperdisk Throughput ボリュームあたりの最大サイズは 32 TiB です。

最大合計ディスクサイズは、VM にアタッチされている Persistent Disk と Hyperdisk のすべてのディスクタイプに適用されます。

N2D ハイ CPU

マシンタイプ VM あたりの最大ディスク数* VM あたりの Hyperdisk
ボリュームの最大数
すべてのディスクの
最大合計ディスクサイズ(TiB)
ローカル SSD
n2d-highcpu-2 128 20 257
n2d-highcpu-4 128 24 257
n2d-highcpu-8 128 32 257
n2d-highcpu-16 128 48 257
n2d-highcpu-32 128 64 512
n2d-highcpu-48 128 64 512
n2d-highcpu-64 128 64 512
n2d-highcpu-80 128 64 512
n2d-highcpu-96 128 64 512
n2d-highcpu-128 128 64 512
n2d-highcpu-224 128 64 512

* Persistent Disk ボリュームあたりの最大サイズは 64 TiB です。

Hyperdisk Throughput ボリュームあたりの最大サイズは 32 TiB です。

最大合計ディスクサイズは、VM にアタッチされている Persistent Disk と Hyperdisk のすべてのディスクタイプに適用されます。

Tau T2D マシンシリーズ

Tau T2D マシンシリーズは、基本周波数 2.45 GHz、有効周波数 2.8 GHz、最大ブースト周波数 3.5 GHz の第 3 世代の AMD EPYC Milan プロセッサで動作します。このシリーズには、最大 60 個の vCPU の事前定義されたマシンタイプがあり、vCPU あたり 4 GB のメモリと最大 32 Gbps の送信データ転送をサポートしています。また、次の割引と消費量のオプションもサポートしています。

このシリーズは、特定のリージョンとゾーンでのみ使用できます。

T2D マシンシリーズのマシンタイプでは、同時マルチスレッディング(SMT)が無効になりました。したがって、vCPU はコア全体に相当します。

Tau T2D の制限事項

Tau T2D VM は、以下をサポートしていません。

  • ローカル SSD
  • リージョン永続ディスク
  • カスタム VM
  • 単一テナントノード
  • エクストリーム永続ディスク
  • GPU
  • ネストされた仮想化
  • フレキシブル CUD
  • 継続利用割引(SUD)
  • Confidential VMs

Tau T2D マシンタイプ

Tau T2D 標準マシンタイプには、vCPU ごとに 4 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) 最大下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)
t2d-standard-1 1 4 10 該当なし
t2d-standard-2 2 8 10 該当なし
t2d-standard-4 4 16 10 該当なし
t2d-standard-8 8 32 16 該当なし
t2d-standard-16 16 64 32 該当なし
t2d-standard-32 32 128 32 該当なし
t2d-standard-48 48 192 32 該当なし
t2d-standard-60 60 240 32 該当なし

* SMT はサポートされていません。各 vCPU はコア全体に相当します。詳しくは、CPU プラットフォームをご覧ください。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。

料金の詳細については、以下をご覧ください。

T2D でサポートされるディスクタイプ

T2D VM は、SCSI と NVMe ディスク インターフェースの両方をサポートしており、次のブロック ストレージ タイプを使用できます。

  • ゾーン標準永続ディスク(pd-standard
  • ゾーンバランス永続ディスク(pd-balanced
  • ゾーン SSD(パフォーマンス)Persistent Disk(pd-ssd
  • Hyperdisk Throughput(hyperdisk-throughput
マシンタイプ VM あたりの最大ディスク数* VM あたりの Hyperdisk
ボリュームの最大数
すべてのディスクの
最大合計ディスクサイズ(TiB)
ローカル SSD
t2d-standard-1 128 20 257 ×
t2d-standard-2 128 20 257 ×
t2d-standard-4 128 24 257 ×
t2d-standard-8 128 32 257 ×
t2d-standard-16 128 48 257 ×
t2d-standard-32 128 64 512 ×
t2d-standard-48 128 64 512 ×
t2d-standard-60 128 64 512 ×

* Persistent Disk ボリュームあたりの最大サイズは 64 TiB です。

Hyperdisk Throughput ボリュームあたりの最大サイズは 32 TiB です。

Hyperdisk ボリュームと Persistent Disk ボリュームを組み合わせて VM にアタッチできますが、Persistent Disk の合計容量は 257 TiB を超えることはできません。

Tau T2A マシンシリーズ

Tau T2A マシンシリーズは、基本周波数が 3.0 GHz の Ampere Altra Arm プロセッサで動作します。Tau T2A には、1~48 個の vCPU を搭載した事前定義されたマシンタイプが用意されており、vCPU あたり 4 GB のメモリをサポートし、最大 32 Gbps の送信データ転送を実現します。

このシリーズは、特定のリージョンとゾーンでのみ使用できます。

Tau T2A マシンシリーズは、同時マルチスレッド(SMT)をサポートしていません。各 vCPU はコア全体と同等です。

Tau T2A の制限事項

Tau T2A マシンシリーズは、以下の対象をサポートしていません。

Tau T2A マシンタイプ

Tau T2A 標準マシンタイプには、vCPU ごとに 4 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) 永続ディスク(PD)の最大数 PD の最大合計サイズ(TiB) ローカル SSD 最大下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)
t2a-standard-1 1 4 128 257 × 10 該当なし
t2a-standard-2 2 8 128 257 × 10 該当なし
t2a-standard-4 4 16 128 257 × 10 該当なし
t2a-standard-8 8 32 128 257 × 16 該当なし
t2a-standard-16 16 64 128 257 × 32 該当なし
t2a-standard-32 32 128 128 257 × 32 該当なし
t2a-standard-48 48 192 128 257 × 32 該当なし

* SMT はサポートされていません。各 vCPU はコア全体に相当します。詳しくは、CPU プラットフォームをご覧ください。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。

T2A でサポートされるディスクタイプ

T2A VM は、NVMe ディスク インターフェースのみをサポートしており、次のブロック ストレージ タイプを使用できます。

  • ゾーン標準永続ディスク(pd-standard
  • ゾーンバランス永続ディスク(pd-balanced
  • ゾーン SSD(パフォーマンス)Persistent Disk(pd-ssd

N1 マシンシリーズ

N1 マシンシリーズは、Compute Engine の第 1 世代の汎用マシンシリーズであり、Intel Skylake、Broadwell、Haswell、Sandy Bridge、Ivy Bridge CPU の各プラットフォームで利用できます。

まとめると、N1 マシンシリーズは以下のような特徴を備えています。

N1 マシンタイプ

N1 標準

N1 標準マシンタイプでは、vCPU ごとに 3.75 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) 永続ディスク(PD)の最大数 PD の最大合計サイズ(TiB) ローカル SSD 最大下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)
n1-standard-1 1 3.75 128 257 2 該当なし
n1-standard-2 2 7.50 128 257 10 該当なし
n1-standard-4 4 15 128 257 10 該当なし
n1-standard-8 8 30 128 257 16 該当なし
n1-standard-16 16 60 128 257 32# 該当なし
n1-standard-32 32 120 128 257 32# 該当なし
n1-standard-64 64 240 128 257 32# 該当なし
n1-standard-96 96 360 128 257 32# 該当なし

* vCPU は、利用可能ないずれかの CPU プラットフォームで、単一のハードウェア スレッドまたは論理コアとして実装されます。
Persistent Disk と Hyperdisk の使用量は、マシンタイプ別の料金体系とは別に課金されます。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# Skylake 以降の CPU プラットフォームの場合は 32 Gbps。他のすべてのプラットフォームでは 16 Gbps です。

N1 ハイメモリ

N1 ハイメモリ マシンタイプでは、vCPU ごとに 6.5 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) 永続ディスク(PD)の最大数 PD の最大合計サイズ(TiB) ローカル SSD 最大下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)
n1-highmem-2 2 13 128 257 10 該当なし
n1-highmem-4 4 26 128 257 10 該当なし
n1-highmem-8 8 52 128 257 16 該当なし
n1-highmem-16 16 104 128 257 32# 該当なし
n1-highmem-32 32 208 128 257 32# 該当なし
n1-highmem-64 64 416 128 257 32# 該当なし
n1-highmem-96 96 624 128 257 32# 該当なし

* vCPU は、利用可能ないずれかの CPU プラットフォームで、単一のハードウェア スレッドまたは論理コアとして実装されます。
Persistent Disk と Hyperdisk の使用量は、マシンタイプ別の料金体系とは別に課金されます。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# Skylake 以降の CPU プラットフォームの場合は 32 Gbps。他のすべてのプラットフォームでは 16 Gbps です。

N1 ハイ CPU

N1 ハイ CPU マシンタイプには、vCPU ごとに 0.9 GB のシステムメモリが割り当てられます。ハイ CPU マシンタイプは、メモリに対して比較的多くの vCPU 数を必要とするタスクに適しています。

マシンタイプ vCPU* メモリ(GB) 永続ディスク(PD)の最大数 PD の最大合計サイズ(TiB) ローカル SSD 最大下り(外向き)帯域幅(Gbps) Tier 1 の下り(外向き)帯域幅(Gbps)
n1-highcpu-2 2 1.80 128 257 10 該当なし
n1-highcpu-4 4 3.60 128 257 10 該当なし
n1-highcpu-8 8 7.20 128 257 16 該当なし
n1-highcpu-16 16 14.4 128 257 32# 該当なし
n1-highcpu-32 32 28.8 128 257 32# 該当なし
n1-highcpu-64 64 57.6 128 257 32# 該当なし
n1-highcpu-96 96 86.4 128 257 32# 該当なし

* vCPU は、利用可能ないずれかの CPU プラットフォームで、単一のハードウェア スレッドまたは論理コアとして実装されます。
Persistent Disk と Hyperdisk の使用量は、マシンタイプ別の料金体系とは別に課金されます。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。
# Skylake 以降の CPU プラットフォームの場合は 32 Gbps。他のすべてのプラットフォームでは 16 Gbps です。

N1 共有コア

各 vCPU は、上述の CPU 時間制限に戻る前に、CPU 時間の 100% まで短時間に限りバーストできます。

  • f1-micro を実行すると、VM は単一の vCPU を CPU 時間の最大 20% まで維持します。
  • g1-small を実行すると、VM は単一の vCPU をCPU 時間の最大 50% まで維持します。
マシンタイプ 説明 vCPU フラクショナル vCPU* メモリ(GB) 永続ディスク(PD)の最大数 PD の最大合計サイズ(TiB) ローカル SSD 最大下り(外向き)帯域幅(Gbps)
f1-micro 0.2 基の vCPU と 0.6 GB のメモリを備え、共有物理コアを基盤としたマイクロ マシンタイプ 1 0.2* 0.60 16 3 × 1
g1-small 0.5 基の vCPU と 1.70 GB のメモリを備え、共有物理コアを基盤とした小規模マシンタイプ 1 0.5* 1.70 16 3 × 1
* フラクショナル vCPU 数が 0.2 または 0.5 で、1 つの vCPU がゲスト OS に公開されています。
Persistent Disk と Hyperdisk の使用量は、VM の料金体系とは別に課金されます。
最大下り(外向き)帯域幅は許容数を超えることはできません。実際の下り(外向き)帯域幅は、宛先 IP アドレスやその他の要因によって異なります。ネットワーク帯域幅をご確認ください。

N1 VM でサポートされるディスクタイプ

N1 VM では、次のブロック ストレージ タイプを使用できます。

  • ゾーン / リージョン バランス永続ディスク(pd-balanced
  • ゾーン / リージョン SSD 永続ディスク(pd-ssd
  • ゾーン / リージョン標準永続ディスク(pd-standard
  • ローカル SSD ディスク

カスタム マシンタイプ

汎用マシン ファミリーの事前定義されたマシンタイプが、ご自身のワークロードのニーズに適合しない場合は、カスタム マシンタイプで VM を作成できます。

カスタム マシンタイプでの VM の作成は、処理能力の増強やメモリの増強の必要はあるものの、次に大きい事前定義されたマシンタイプで提供されるアップグレードのすべては必要としないワークロードに最適です。

同等の事前定義されたマシンタイプと比較すると、カスタム マシンタイプを使用するほうが費用は若干高くなります。また、選択できるメモリ量や vCPU 数について制限があります。カスタム マシンタイプのオンデマンド料金には、標準マシンタイプのオンデマンド料金に対して 5% のプレミアムが含まれています。

カスタム マシンタイプとして使用できない Tau T2D マシンシリーズを除き、汎用マシン ファミリーの任意のマシンシリーズからカスタム マシンタイプの VM を作成できます。カスタム マシンタイプは、E2、N2、N1 の事前定義されたマシンタイプと同じ Persistent Disk の制限の対象となります。各 VM の Persistent Disk の最大合計サイズは 257 TiB で、永続ディスクの最大数は 128 です。

E2 カスタム マシンタイプ

  • E2 カスタム マシンタイプは、Intel または AMD EPYC プロセッサを搭載した事前定義されたプラットフォームをサポートしています。2 の倍数の vCPU(最大 32 個)を搭載した E2 カスタム マシンタイプを作成できます。VM に許容される vCPU の最小数は 2 です。
  • デフォルトでは、選択した汎用マシンシリーズによって、カスタム マシンタイプで選択できる vCPU ごとのメモリ容量が決定されます。E2 の場合、vCPU あたりのメモリの比率は 0.5~8 GB になります。標準の E2 マシンタイプを作成する場合、選択できる最小メモリは 1 GB です。

無効なマシンタイプの例:

  • 1 個の vCPU、1,024 MB のメモリ。vCPU 数が少なすぎるため無効です。E2 カスタム マシンタイプには、最低 2 個の vCPU が必要です。
  • 32 個の vCPU、1 GB の合計メモリ。vCPU とメモリの比率が正しくないため無効です。許容される割合は、1 vCPU に対して 0.5 GB のメモリです。

有効なマシンタイプの例:

  • 32 個の vCPU、16 GB の合計メモリ。vCPU の合計数が偶数で、合計メモリが vCPU とメモリの許容比率になるので有効です。
  • 2 個の vCPU、8 GB の合計メモリ。vCPU 数が最小値の 2 であり、合計メモリも 256 MB の倍数であるため有効です。vCPU あたりのメモリの量も、vCPU あたり 0.5~8 GB の許容範囲内です。

E2 共有コア カスタム マシンタイプ

  • E2 共有コア マシンタイプは、事前定義された Intel または AMD EPYC Rome プロセッサをサポートしています。これは、VM 作成時に事前に選択されます。共有コア マシンタイプは、0.25~1 個の vCPU の範囲で作成できます。メモリ範囲は 1~8 GB で、vCPU あたりの最大比率は 8 GB です。
    • e2-micro: vCPU 0.25 個、メモリ 1~2 GB
    • e2-small: vCPU 0.50 個、メモリ 1~4 GB
    • e2-medium: vCPU 1 個、メモリ 1~8 GB

N2 カスタム マシンタイプ

  • N2 カスタム マシンタイプの場合、2~80 個の vCPU と 1~864 GB のメモリを搭載したマシンタイプを作成できます。最大 32 個の vCPU を備えたマシンタイプの場合、2 の倍数個の vCPU を選択できます。32 個を超える vCPU を備えたマシンタイプの場合は、4 の倍数個(たとえば、36、40、56、80)の vCPU を選択する必要があります。
  • 異なるプロセッサで N2 カスタム マシンタイプを作成できます。
    • 第 2 世代の Intel Xeon プロセッサ Cascade Lake。これは、vCPU が 80 個未満の N2 カスタム マシンタイプのデフォルト プロセッサです。
    • 第 3 世代の Intel Xeon プロセッサ Ice Lake。Ice Lake プロセッサは、特定のリージョンとゾーンで利用できます。
  • デフォルトでは、カスタム マシンタイプで選択できる vCPU ごとのメモリ容量は、使用するマシンシリーズによって決まります。N2 マシンシリーズの場合は、vCPU あたり 0.5~8.0 GB の範囲から選択します。拡張メモリを有効にすると、使用できるメモリ容量が増えます。
  • N2 マシンタイプは、こちらのリージョンとゾーンで利用できます。
  • N2 カスタム マシンタイプには、最低 30 vCPU を備えた高帯域幅の Tier 1 最大下り(外向き)50 Gbps~100 Gbps の選択肢があります。
    • 32~62 vCPU で下り(外向き)容量の合計は 50 Gbps
    • 64~78 vCPU で下り(外向き)容量の合計は 75 Gbps
    • 80 vCPU で下り(外向き)容量の合計は 100 Gbps

無効なマシンタイプの例:

  • 2 個の vCPU、0.5 GB の合計メモリ。合計メモリが N2 VM の最小値 1 GB より小さいため無効です。
  • 34 個の vCPU、34 GB の合計メモリ。vCPU の合計数が 4 で割り切れないため無効です。
  • 1 個の vCPU、1,024 MB のメモリ。vCPU 数が少なすぎるため無効です。N2 カスタム マシンタイプには、最低 2 個の vCPU が必要です。

有効なマシンタイプの例:

  • 36 個の vCPU、18 GB の合計メモリ。vCPU の合計数が偶数であり、合計メモリが 256 MB の倍数であるため有効です。vCPU あたりのメモリの量も、vCPU あたり 0.5~8 GB の許容範囲内です。また、vCPU 数が 32 個より多いため 4 で割り切れる数値である必要がありますが、この条件も満たしています。
  • 2 個の vCPU、7 GB の合計メモリ。vCPU 数が最小値の 2 であり、合計メモリも 256 MB の倍数であるため有効です。vCPU あたりのメモリの量も、vCPU あたり 0.5~8 GB の許容範囲内です。

N2D カスタム マシンタイプ

  • カスタム マシンタイプで許可される vCPU の最大数は、選択したマシンシリーズによって決まります。AMD EPYC Rome と Milan のプラットフォームをサポートする N2D マシンシリーズの場合、2~96 個の vCPU のカスタム マシンタイプをデプロイできます。
  • 2、4、8、16 個の vCPU を搭載した N2D カスタム マシンタイプを作成できます。vCPU の数が 17 個以上になると、16 個ずつ 96 個まで増やすことができます。vCPU の最小許容数は 2 です。
  • デフォルトでは、カスタム マシンタイプで選択できる vCPU ごとのメモリ容量は、選択したマシンシリーズによって決まります。N2D マシンタイプの場合は、vCPU あたり 0.5~8.0 GB の範囲から 0.256 GB 単位で選択します。拡張メモリを有効にすると、使用できるメモリ容量が増えます。
  • N2D カスタム マシンタイプは、特定のリージョンとゾーンでのみ使用できます。
  • N2D カスタム マシンタイプは、VM ごとの Tier_1 ネットワーキング パフォーマンスで最大 50 Gbps から 100 Gbps の下り(外向き)上限をサポートしています。有効にする場合は、以下の点にご注意ください。
    • vCPU が 48~94 個の VM の合計下り(外向き)上限は 50 Gbps です。
    • vCPU が 96 個の VM の合計下り(外向き)上限は 100 Gbps です。

無効なマシンタイプの例:

  • 2 個の vCPU、0.4 GB の合計メモリ。合計メモリが N2D VM の最小値 1 GB より小さいため無効です。
  • 34 個の vCPU、34 GB の合計メモリ。vCPU の合計数が 16 で割り切れないため無効です。
  • 1 個の vCPU、1,024 MB のメモリ。vCPU 数が少なすぎるため無効です。N2D カスタム マシンタイプには、最低 2 個の vCPU が必要です。

有効なマシンタイプの例:

  • 32 個の vCPU、16 GB の合計メモリ。vCPU の合計数が偶数であり、合計メモリが 256 MB の倍数であるため有効です。また、vCPU あたりのメモリ量は 1 GB で、最小要件を満たしています。また、vCPU 数が 8 個より多いため 16 で割り切れる数値である必要がありますが、この条件も満たしています。
  • 2 個の vCPU、7 GB の合計メモリ。vCPU 数が最小値の 2 であり、合計メモリも 256 MB の倍数であるため有効です。vCPU あたりのメモリの量も、vCPU あたり 1~8 GB の許容範囲内です。

N1 カスタム マシンタイプ

  • 1 つ以上の vCPU を搭載した N1 カスタム マシンタイプを作成できます。vCPU が 2 個以上の VM では、vCPU の数を 2 個ずつ増やす必要があり、Intel Skylake プラットフォームの場合は最大 96 個、Intel Broadwell、Haswell、Ivy Bridge CPU プラットフォームの場合は最大 64 個の vCPU を搭載できます。
  • デフォルトでは、カスタム マシンタイプで選択できる vCPU ごとのメモリ容量は、選択したマシンシリーズによって決まります。N1 マシンタイプの場合、vCPU あたり 1~6.5 GB の範囲から選択します。拡張メモリを有効にすると、使用できるメモリ容量が増えます。

無効なマシンタイプの例:

  • 1 個の vCPU、0.2 GB の合計メモリ。合計メモリが N1 VM の最小値 1 GB より小さいため無効です。
  • 3 個の vCPU、1 GB の合計メモリ。vCPU コア数は、1 か 96 までの偶数にする必要があるため無効です。

有効なマシンタイプの例:

  • 32 個の vCPU、29 GB の合計メモリ。vCPU の合計数が偶数であり、合計メモリが 256 MB の倍数であるため有効です。また、vCPU あたりのメモリ量は 1 GB で、最小要件を満たしています。
  • 1 個の vCPU、合計メモリ 1 GB。最小値である 1 個の vCPU を持ち、合計メモリは 256 MB の倍数です。また、vCPU あたりのメモリ容量は 1~6.5 GB の許容範囲内です。

次のステップ