ディスクとイメージの料金

このページでは Compute Engine のディスクとイメージの料金情報について説明します。VM インスタンスネットワーク単一テナントノードGPU の料金は対象外です。

Compute Engine の料金は、下記の価格表に基づき使用量に応じて課金されます。各請求期間の最終日に、期間中の使用量と料金が記載された請求書が送信されます。このページの料金は米ドル(USD)表記となっています。

Compute Engine において、ディスクサイズ、マシンタイプ メモリ、ネットワーク使用量はギガバイト(GB)単位で計算されます。1 GB は 230 バイトです。この測定単位はギビバイト(GiB)とも呼ばれます。

米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Cloud Platform SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。

料金情報は、次の方法でも確認できます。

  • インスタンスと Compute Engine リソースを作成した場合の推定料金を Google Cloud Console で確認する。
  • Google Cloud 料金計算ツールを使用してプロジェクトの総コストを見積もる。
  • Cloud Console の料金表から料金情報を表示、ダウンロードする。
  • Cloud Billing Catalog API を使用して、プログラムから SKU 情報にアクセスする。

プレミアム イメージ

Compute Engine で利用できるイメージの中には、プレミアム イメージと見なされ、使用料が発生するものがあります。これらのイメージには、次のようなものがあります。

  • Red Hat Enterprise Linux(RHEL と RHEL for SAP)
  • SUSE Linux Enterprise Server(SLES と SLES for SAP)
  • Windows Server
  • SQL Server

プレミアム イメージの料金は、使用するマシンタイプに応じて異なります。たとえば、標準的な SLES イメージを f1-micro インスタンスで実行する場合は 1 時間あたり $0.02 かかりますが、同じイメージを n1-standard-8 インスタンスで実行する場合は 1 時間あたり $0.11 です。プレミアム イメージの料金は全世界で同額となり、ゾーンやリージョンに基づいて異なることはありません。

プレミアム イメージのすべての料金は、マシンタイプの使用料金に加算されます。たとえば、SLES イメージで n1-standard-8 インスタンスを使用する場合の料金の合計は、マシンタイプ コストとイメージコストの合計額となります。

n1-standard-8 コスト + SLES イメージコスト = $0.3800 + $0.11 = $0.49/時間

プリエンプティブル インスタンスによってプレミアム イメージのコストが削減されることはありません。これらのイメージの利用に対する課金方法は通常と変わりません。Compute Engine がプレミアム イメージを実行するプリエンプティブル インスタンスを終了する場合、そのインスタンスをユーザー自身が終了した場合と同様に、そのイメージについて課金されます。最小使用料金が適用され、プレミアム イメージに対する請求は、引き続き最も近い使用量の増分に切り上げて計算されます。

Red Hat Enterprise Linux(RHEL)イメージと RHEL for SAP イメージ

RHEL イメージ:

  • 0.06 米ドル/時間。4 個以下の vCPU を搭載したインスタンスの場合
  • 0.13 米ドル/時間。5 個以上の vCPU を搭載したインスタンスの場合

RHEL for SAP with HA and Update Services イメージ:

  • 0.10 米ドル/時間。4 個以下の vCPU を搭載したインスタンスの場合
  • 0.225 米ドル/時間。5 個以上の vCPU を搭載したインスタンスの場合

すべての RHEL イメージと RHEL for SAP イメージについて、最低 1 分間分の使用料金が請求されます。1 分間を超えると、RHEL イメージは 1 秒単位で課金されます。

SLES イメージと SLES for SAP イメージ

SLES イメージ:

  • 0.02 米ドル/時間f1-micro マシンタイプと g1-small マシンタイプの場合
  • 0.11 米ドル/時間。その他のすべてのマシンタイプの場合

SLES for SAP イメージ:

  • 0.17 米ドル/時間。1~2 個の vCPU を搭載したインスタンスの場合
  • 0.34 米ドル/時間。3~4 個の vCPU を搭載したインスタンスの場合
  • 0.41 米ドル/時間。5 個以上の vCPU を搭載したインスタンスの場合

すべての SLES イメージについて、最低 1 分間分の使用料金が請求されます。1 分間を超えると、SLES イメージは 1 秒単位で課金されます。

Windows Server イメージ

いくつかのバージョンの Windows Server の公開イメージには、Server Core 構成と Server with Desktop Experience 構成があります。料金はどちらも同じです。

  • 0.02 米ドル/時間f1-micro マシンタイプと g1-small マシンタイプの場合
  • 1 コアあたり 0.04 米ドル/時間。すべてのマシンタイプの場合

標準マシンタイプ、ハイ CPU マシンタイプ、ハイメモリ マシンタイプは、CPU の数に基づいて課金されます。たとえば、n1-standard-4n1-highcpu-4n1-highmem-4 は 4 個の vCPU が割り当てられたマシンタイプで、0.16 米ドル/時間(4 × 0.04 米ドル/時間)で課金されます。

Windows Server イメージには、最低 1 分間分の使用料金が請求されます。1 分間を超えると、Windows イメージは 1 秒単位で課金されます。SQL Server イメージには、最低 10 分間分の使用料金が請求されます。10 分を超えると、SQL Server イメージは 1 分単位で課金されます。

SQL Server イメージ

SQL Server イメージを使用する場合、Windows Server イメージの料金と選択したマシンタイプの料金に加え、次の料金が発生します。

  • 1 コアあたり 0.399 米ドル/時間 - SQL Server Enterprise
  • 1 コアあたり 0.1645 米ドル/時間 - SQL Server Standard
  • 1 コアあたり 0.011 米ドル/時間 - SQL Server Web
  • SQL Server Express の場合、追加料金はかかりません。

Microsoft SQL Server ライセンスでは、仮想マシン インスタンスの vCPU ごとに 1 つのコアライセンスが必要になります。インスタンスのコア数の下限は 4 個です。vCPU が 4 個未満のインスタンスの場合、要件を満たす SQL Server の利用料金は 4 × $0.1645 米ドル/時間($0.658 米ドル/時間)になります。vCPU が 4 個以上のインスタンスの場合、Compute Engine で課金対象となる Microsoft SQL Server ライセンスの数は 2 個ずつ増加します。ただし、カスタム マシンタイプを使用したインスタンスでは、課金対象となる SQL Server ライセンスの数は vCPU の数と同じです。

Google では、Microsoft の最低限のハードウェアおよびソフトウェア推奨事項に基づき、f1-micro または g1-small のマシンタイプでは SQL Server イメージを使用しないことをおすすめします。

他のプレミアム イメージとは異なり、SQL Server イメージには、最低 10 分間分の使用料金が請求されます。10 分を超えると、SQL Server イメージは 1 分単位で課金されます。

ディスクの料金体系

各 VM インスタンスには、1 つ以上のディスクが接続されています。このセクションで説明するように、各ディスクには費用がかかります。また、スナップショットを使用する場合は、スナップショット料金が別途発生します。

このセクションに含まれるディスク関連のすべての課金は、秒単位で計算されます。これにはすべての永続ディスクタイプ、スナップショット ストレージ、ローカル SSD 料金が含まれます。

たとえば、米国の場合、200 GB の標準永続ディスク ボリュームには、1 か月で $8.00 課金されます。200 GB ボリュームを半月だけプロビジョニングする場合は、$4.00 課金されます。同様に、200 GB の SSD 永続ディスク ボリュームには、1 か月で $34.00 課金されます。200 GB ボリュームを半月だけプロビジョニングする場合は、$17.00 課金されます。

ディスクのプロビジョニング容量には、使用済みおよび未使用のすべての容量が含まれます。200 GB のディスクをプロビジョニングする場合、用途に関係なく、放棄するまでそのディスク容量全体に対して課金されます。

永続ディスクの料金体系

永続ディスクでは、ディスクごとのプロビジョニング容量により料金が決定されます。 永続ディスク I/O オペレーションはプロビジョニング容量に対する課金に含まれ、永続ディスクのパフォーマンスは永続ディスク ボリュームのサイズに比例して増加します。そのため、I/O のニーズに対応するように、より大きな(またはより小さな)永続ディスクを作成することをおすすめします。詳しくは、永続ディスクの仕様をご覧ください。

永続ディスクが正常に削除されると、そのディスクへの課金は発生しなくなります。

永続ディスクのスナップショット

プロジェクト内に存在しているすべてのスナップショットには、月額ストレージ料金が発生します。また、スナップショットを作成または復元するたびに、スナップショットのストレージのロケーションに基づいてネットワーク料金が発生する場合もあります。

スナップショットのストレージ料金

スナップショットの月額ストレージ料金は、スナップショットがプロジェクト内に存在している限り発生します。永続ディスクのスナップショットは、スナップショットの合計サイズに対してのみ請求されます。たとえば、5 TB の永続ディスクで 2 TB のディスク容量のみを使用した場合、スナップショットのサイズは、5 TB のディスクのプロビジョニング容量全体ではなく、2 TB 分に対して課金されます。Compute Engine には増分スナップショットもあります。増分スナップショットには前回のスナップショットより後に変更されたデータのみが含まれるため、通常はスナップショット ストレージの費用が削減されます。 完全なスナップショットまたは増分スナップショットを削除すると、データの一部がスナップショット チェーンの次の増分ショットに移動することがあります。このようなデータが追加された場合は、ストレージ システムの消費容量が多くなり、ストレージ費用は増えます。

スナップショットのストレージ料金は、ディスク関連の課金と同様、秒単位で計算されます。

スナップショットの作成と復元にかかるネットワーク料金

スナップショットの作成と復元にかかるネットワーク料金には、通常の Cloud Storage のネットワーク料金が適用されますが、Compute Engine の名目で請求されます。

永続ディスクは Compute Engine のゾーンまたはリージョンに保存できますが、スナップショットは Cloud Storage のリージョンまたはマルチリージョンに保存されます。 Compute Engine のリージョンと Cloud Storage のリージョンには類似した名前がついているので注意してください。各マルチリージョンには複数のリージョンが含まれ、各リージョンには複数のゾーンが含まれています。たとえば、europe-north1-a ゾーンは europe-north1 リージョンの一部であり、europe-north1eu マルチリージョンの一部です。

ディスクのロケーションとは異なる場所でスナップショットを作成したり、ディスクのロケーションとは異なる場所に保存されているスナップショットを復元したりする場合、データは異なるロケーション間のネットワークを通過するため、ネットワーク費用が発生します。スナップショットは、Cloud Storage の下り(外向き)と同じ費用が発生します。

たとえば、ディスクが us-central1 リージョンにあり、europe-west1 でスナップショットを作成する場合は、リージョン間のネットワーク料金が発生します。

ローカル SSD の料金体系

ローカル SSD デバイスの場合は、接続されているインスタンスの存続期間中にデバイスごとに設定された容量に対して課金されます。ローカル SSD の価格は、リージョンによって異なります。たとえば、アイオワ、オレゴン、台湾、ベルギーの各リージョンでは、ローカル SSD の価格は 1 GB あたり月額 $0.080 です。先に述べたように、ローカル SSD の課金は秒単位で計算されます。

ローカル SSD は 375 GB 単位でしか購入できないため、1 つのデバイスの 1 か月あたりのコストは月額料金に 375 GB を掛けたものになります。たとえば、月額料金が $0.080 の場合、デバイスあたりの月額料金は $30.00 になります。この料金には、実際のデータ ストレージと使用量が含まれ、仮想マシンとローカル SSD デバイスの間のローカル トラフィックに対する追加の課金はありません。

コミットメントの有無にかかわらず、特定のゾーンでローカル SSD を予約できます。 コミットメントがない場合、支払い額は継続使用割引を含む通常のオンデマンド料金となります。ローカル SSD の確約利用割引料金の場合、コミットメントの購入時に予約を作成する必要があります。詳細については、ゾーンリソースを予約をご覧ください。

カスタム イメージ ストレージ

Compute Engine でカスタム イメージをインポートまたは作成する場合、そのイメージに対してストレージ料金が発生します。そうしたカスタム イメージの料金は、イメージを保存するロケーションによって異なります。

マシンイメージ

マシンイメージの使用料金は、マシンイメージのサイズと保存場所によって異なります。

また、マシンイメージをソース インスタンスとは異なる場所に保存する場合や、インスタンスとは異なる場所に保存されるマシンイメージからインスタンスを作成する場合にも、1 回限りのネットワーク転送料が発生します。

次のステップ