このページでは、Google Cloud Console を使用して Cloud Storage で基本的なタスクを実行する方法について説明します。
Cloud Storage で発生する費用は、使用するリソースによって異なります。このクイックスタートでは、ほとんどの場合、費用が $0.01 USD 未満の Cloud Storage リソースを使用します。
始める前に
- Google アカウントにログインします。
Google アカウントをまだお持ちでない場合は、新しいアカウントを登録します。
-
Google Cloud Console の [プロジェクト セレクタ] ページで、Google Cloud プロジェクトを選択または作成します。
-
Cloud プロジェクトに対して課金が有効になっていることを確認します。プロジェクトに対して課金が有効になっていることを確認する方法を学習する。
バケットの作成
バケットは、Cloud Storage でデータを格納する基本的なコンテナです。
バケットを作成するには:
- Google Cloud Console で Cloud Storage ブラウザを開きます。
Cloud Storage ブラウザを開く [バケットを作成] をクリックして、バケット作成フォームを開きます。
バケット情報を入力し、[続行] をクリックして各手順を完了します。
バケットの名前を入力します。
バケットの名前空間はグローバルであり、一般公開されるため、バケット名に機密情報を含めないでください。
[ロケーション タイプ] で [リージョン] を選択し、[ロケーション] で [us-east1(サウスカロライナ)] を選択します。
デフォルトのストレージ クラスとして [標準] を選択します。
[アクセス制御] で [均一] を選択します。
[作成] をクリックします。
これで Cloud Storage バケットの作成は完了です。
バケットへのオブジェクトのアップロード
上の画像を新しいバケットにアップロードするには:
上の画像を右クリックして、パソコンにダウンロードします。
Cloud Storage ブラウザページで、作成したバケットの名前をクリックします。
[オブジェクト] タブで、[ファイルをアップロード] をクリックします。
ファイル ダイアログで、ダウンロードしたファイルに移動して選択します。
アップロードの完了後、ファイル名やファイル情報(ファイルのサイズや種類など)が表示されます。
オブジェクトのダウンロード
バケットから画像をダウンロードするには、ダウンロード アイコン file_download をクリックします。
オブジェクトの共有
バケットへの公開アクセスを許可し、画像の一般公開 URL を作成するには:
ファイルのリストの上にある [権限] タブをクリックします。
[メンバー] に設定されていることを確認します。[追加] をクリックします。
[メンバーの追加] ペインが表示されます。
[新しいメンバー] ボックスに「
allUsers
」と入力します。[ロールを選択] プルダウンで、[Cloud Storage] > [ストレージ オブジェクト閲覧者] を選択します。
[保存] をクリックします。
[リソースを一般公開してもよろしいですか?] ウィンドウで [一般公開アクセスを許可] をクリックします。
確認するには、[オブジェクト] タブをクリックしてオブジェクトのリストに戻ります。オブジェクトの [公開アクセス] 列には [インターネットに公開] と表示されます。[URL をコピー] ボタンによって、共有可能な URL は次のようになります。
https://storage.googleapis.com/YOUR_BUCKET_NAME/kitten.png
バケットから公開アクセスを削除し、画像の一般公開での共有を停止するには:
オブジェクトのリストの上にある [権限] タブをクリックします。
[メンバー] 列に allUsers が表示されているエントリを見つけます。そのエントリのチェックボックスをオンにします。
[削除] をクリックします。
[Delete allUsers] ウィンドウで [確認] をクリックします。
[オブジェクト] タブに、イメージに関連付けられている [URL をコピー] ボタンが存在しないことを確認します。
フォルダの作成
[オブジェクト] タブで、[フォルダを作成] をクリックします。
[名前] に「folder1」と入力し、[作成] をクリックします。
バケット内のフォルダには、オブジェクトと区別できるようにフォルダ アイコンの画像が表示されます。
サブフォルダを作成し、ファイルをアップロードします。
folder1 をクリックします。
[フォルダを作成] をクリックします。
[名前] に「folder2」と入力し、[作成] をクリックします。
folder2 をクリックします。
[ファイルをアップロード] をクリックします。
ファイルのダイアログで、ダウンロードしたスクリーンショットに移動して選択します。
アップロードの完了後、ファイル名やファイル情報(ファイルのサイズや種類など)が表示されます。
オブジェクトの削除
[バケットの詳細] の横にある矢印をクリックして、バケットレベルに戻ります。
バケットを選択します。
folder1 の横にあるチェックボックスをオンにします。
[削除] ボタンをクリックします。
[選択したフォルダを削除しますか?] ウィンドウで、削除するフォルダ名を入力します。
[確認] をクリックして、フォルダとフォルダ内のすべてのオブジェクトとサブフォルダを完全に削除します。
クリーンアップ
このクイックスタートで使用したリソースについて、Google Cloud アカウントに課金されないようにするには、次の手順を行います。
- Google Cloud Console で Cloud Storage ブラウザを開きます。
Cloud Storage ブラウザを開く - 作成したバケットの横にあるチェックボックスをオンにします。
- [バケットの削除] ウィンドウで、削除するバケットの名前を入力します。
- [確認] をクリックします。