概要
3 層アーキテクチャとは何ですか？
3 層アプリケーション アーキテクチャとは、モジュール型のクライアント サーバー アーキテクチャであり、連携して機能する相互に独立した 3 つの階層で構成されています。
3 層アーキテクチャの 3 つの階層について教えてください。
3 つの階層は、ウェブ階層（フロントエンド、プレゼンテーション階層、ユーザー インターフェース）、アプリケーション階層（中間層）、データ階層（バックエンド）です。
3 層アーキテクチャの仕組みについて教えてください。
ウェブ階層では、グラフィカル ユーザー インターフェース（GUI）を通じてユーザーに情報を表示し、ユーザーから情報を収集します。アプリケーション階層では、ビジネス ロジックを制御し、ユーザー入力を処理します。データベース階層では、情報の保存と管理を行います。
3 層アーキテクチャの例を挙げてください。
3 層アーキテクチャは、ウェブ アプリケーションを構築する際に最も広く使用されている実装の一つです。たとえば、e コマース ウェブサイトやバンキング アプリなどの一般的なビジネス アプリケーションの多くは、3 層アプリケーション アーキテクチャを使って構築されています。
3 層アーキテクチャのメリットは何ですか？
各階層が独立しているため、ある階層を開発、更新、スケーリングしても、他の階層には影響しません。独立したデベロッパー チームが各階層を同時に開発し、個別に機能をスケーリング、リリースすることで、迅速な開発と機能提供が可能になります。また、クライアントがデータベースに直接アクセスしないため、データの整合性とセキュリティが維持されます。
ソリューションの詳細
3 層ウェブ アプリケーションの作成
Cloud Run や Cloud SQL などの Google Cloud サービスを使用して、3 層ウェブ アプリケーションを迅速かつ安全に作成します。
ソリューション アーキテクチャ
- ユーザー リクエストはフロントエンドに送信されます。フロントエンドは Cloud Run サービスにコンテナとしてデプロイされており、スケーラビリティの高いアプリケーションをサポートします。
- リクエストは中間層に転送されます。中間層はバックエンドへのアクセスを提供する API レイヤです。また、Cloud Run にもデプロイされるため、複数の言語に対応したスケーラビリティと容易なデプロイを実現できます。中間層は Golang ベースの API です。
- 頻度の高いリクエストは、メモリ内ですばやく処理できるように Memorystore for Redis でキャッシュされます。その後、レスポンスがユーザーに返されます。
- ユーザーからの新しいリクエストに対しては、Cloud SQL はデータベース レイヤとしてバックエンドを提供します。その後、レスポンスがユーザーに返されます。
3 層ウェブアプリの作成
Google Cloud の経験レベル
初級
推定デプロイ時間
14 分
構成に 2 分、デプロイに 12 分
新規のお客様には、Google Cloud を十分に試したうえで評価していただくために、$300 分の無料クレジットを差し上げます。
要件
- アクティブな Google Cloud アカウント
- プロジェクトの管理者権限
