特徴量の前処理の概要

特徴量の前処理は ML ライフサイクルにおいて最も重要なステップの一つで、特徴量の作成とトレーニング データのクリーニングで構成されます。特徴量の作成は特徴量エンジニアリングとも呼ばれます。

BigQuery ML では、次の手法で特徴量を前処理できます。

  • 自動前処理。トレーニング中に BigQuery ML が自動前処理を行います。詳しくは、自動特徴前処理をご覧ください。

  • 手動前処理手動前処理関数を使ってカスタム前処理を定義するには、CREATE MODEL ステートメントの TRANSFORMを使用します。また、これらの関数を TRANSFORM 句の外部で使用して、モデルを作成する前にトレーニング データを処理することもできます。

特徴量の情報を取得する

ML.FEATURE_INFO 関数を使用して、すべての入力特徴量列の統計情報を取得できます。

CREATE MODEL ステートメントと推論関数のデフォルト設定を使用すると、ML の知識がなくても BigQuery ML モデルを作成して使用できます。ただし、特徴量エンジニアリングやモデル トレーニングなど、ML 開発ライフサイクルに関する基本的な知識があれば、データとモデルの両方を最適化して、より良い結果を得るのに役立ちます。ML の手法とプロセスに習熟するために、次のリソースの活用をおすすめします。

次のステップ

BigQuery ML における特徴のサービングについて確認する。