このページでは、Cloud Storage のバケットに設定されるラベルを追加、表示、編集、削除する方法を説明します。バケットとバケットラベルの概要については、主な用語をご覧ください。
バケットラベルを追加する
Console
- Google Cloud Console で Cloud Storage ブラウザを開きます。
Cloud Storage ブラウザを開く バケットリストで、ラベルを適用するバケットを探して、その [バケット オーバーフロー] メニュー(
)をクリックします。
[ラベルを編集] をクリックします。
表示されたサイドパネルで [+ ラベルを追加] ボタンをクリックします。
ラベルの
key
とvalue
を指定します。[保存] をクリックします。
[ラベルを編集] サイドパネルでは、既存のラベルの値も編集できます。
Cloud Storage ブラウザで失敗したオペレーションに関する詳細なエラー情報を確認する方法については、トラブルシューティングをご覧ください。
gsutil
label ch
コマンドで -l
フラグを使用します。例:
gsutil label ch -l KEY_1:VALUE_1 gs://BUCKET_NAME
ここで
KEY_1
は、ラベルのキー名です。例:pet
VALUE_1
は、ラベルの値です。例:dog
BUCKET_NAME
は、ラベルが適用されるバケットの名前です。例:my-bucket
1 つのコマンドで複数の key:value
ペアを追加または編集するには、複数の -l
フラグを使用します。
既存のすべてのラベルを新しいラベルに置き換えるには、label set
コマンドを使用します。
コードサンプル
C++
詳細については、Cloud Storage C++ API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Go
詳細については、Cloud Storage Go API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Java
詳細については、Cloud Storage Java API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Node.js
詳細については、Cloud Storage Node.js API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
PHP
詳細については、Cloud Storage PHP API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Python
詳細については、Cloud Storage Python API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Ruby
詳細については、Cloud Storage Ruby API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
REST API
JSON API
- OAuth 2.0 Playground から承認アクセス トークンを取得します。固有の OAuth 認証情報を使用するように Playground を構成します。
次の情報が含まれる
.json
ファイルを作成します。{ "labels": { "KEY_1": "VALUE_1" } }
ここで
KEY_1
は、ラベルのキー名です。例:pet
VALUE_1
は、ラベルの値です。例:dog
cURL
を使用して JSON API を呼び出し、PATCH
Bucket リクエストを行います。curl -X PATCH --data-binary @JSON_FILE_NAME.json \ -H "Authorization: Bearer OAUTH2_TOKEN" \ -H "Content-Type: application/json" \ "https://storage.googleapis.com/storage/v1/b/BUCKET_NAME?fields=labels"
ここで
JSON_FILE_NAME
は、手順 2 で作成した JSON ファイルの名前です。OAUTH2_TOKEN
は、手順 1 で生成したアクセス トークンです。BUCKET_NAME
は、ラベルが適用されるバケットの名前です。例:my-bucket
1 つのリクエストで複数の key:value
ペアを追加または編集できます。
XML API
- OAuth 2.0 Playground から承認アクセス トークンを取得します。固有の OAuth 認証情報を使用するように Playground を構成します。
次の情報が含まれる
.xml
ファイルを作成します。<Tagging> <TagSet> <Tag> <Key>KEY_1</Key> <Value>VALUE_1</Value> </Tag> </TagSet> </Tagging>
ここで
KEY_1
は、ラベルのキー名です。例:pet
VALUE_1
は、ラベルの値です。例:dog
リクエストには複数の
<Tag>
要素を追加できることに注意してください。cURL
を使用して、PUT
Bucket リクエストとtagging
クエリ文字列パラメータを含めた XML API を呼び出します。curl -X PUT --data-binary @XML_FILE_NAME.xml \ -H "Authorization: Bearer OAUTH2_TOKEN" \ "https://storage.googleapis.com/BUCKET_NAME?tagging"
ここで
XML_FILE_NAME
は、手順 2 で作成した XML ファイルです。OAUTH2_TOKEN
は、手順 1 で生成したアクセス トークンです。BUCKET_NAME
は、ラベルが適用されるバケットの名前です。例:my-bucket
バケットラベルを表示する
Console
- Google Cloud Console で Cloud Storage ブラウザを開きます。
Cloud Storage ブラウザを開く (オプション): Cloud Console バケットリストに表示される列を制限するには、[列表示オプション] メニュー(
)をクリックします。
バケットリストで、検証するバケットを探し、[ラベル] のエントリを確認します。[ラベル] 列を表示するには、横方向にスクロールする必要があります。
バケットに複数のラベルが含まれている場合は、一部が表示されない可能性があります。ラベルが表示されない場合は、展開可能ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、バケットのすべてのラベルが表示されます。
Cloud Storage ブラウザで失敗したオペレーションに関する詳細なエラー情報を確認する方法については、トラブルシューティングをご覧ください。
gsutil
次の gsutil ls
コマンドを使用します。
gsutil ls -L -b gs://BUCKET_NAME
ここで
BUCKET_NAME
は、ラベルを表示するバケットです。例:my-bucket
次の例のようなレスポンスになります。
gs://my-bucket/ : Storage class: STANDARD ... ... Labels: { "your_label_key": "your_label_value" } ...
コードサンプル
C++
詳細については、Cloud Storage C++ API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
PHP
詳細については、Cloud Storage PHP API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Python
詳細については、Cloud Storage Python API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
REST API
JSON API
- OAuth 2.0 Playground から承認アクセス トークンを取得します。固有の OAuth 認証情報を使用するように Playground を構成します。
cURL
を使用して JSON API を呼び出し、fields=labels
クエリ文字列パラメータを含むGET
Bucket リクエストを行います。curl -X GET \ -H "Authorization: Bearer OAUTH2_TOKEN" \ "https://storage.googleapis.com/storage/v1/b/BUCKET_NAME?fields=labels"
ここで
OAUTH2_TOKEN
は、手順 1 で生成したアクセス トークンです。BUCKET_NAME
は、ラベルを表示するバケットの名前です。例:my-bucket
次の例のようなレスポンスになります。
{ "labels" : { (your_label_key): your_label_value }, }
XML API
- OAuth 2.0 Playground から承認アクセス トークンを取得します。固有の OAuth 認証情報を使用するように Playground を構成します。
cURL
を使用して、GET
Bucket リクエストとtagging
クエリ文字列パラメータを含めた XML API を呼び出します。curl -X GET \ -H "Authorization: Bearer OAUTH2_TOKEN" \ "https://storage.googleapis.com/BUCKET_NAME?tagging"
ここで
OAUTH2_TOKEN
は、手順 1 で生成したアクセス トークンです。BUCKET_NAME
は、ラベルを表示するバケットの名前です。例:my-bucket
次の例のようなレスポンスになります。
<Tagging> <TagSet> <Tag> <Key>your_label_key</Key> <Value>your_label_value</Value> </Tag> </TagSet> </Tagging>
バケットラベルを削除する
Console
- Google Cloud Console で Cloud Storage ブラウザを開きます。
Cloud Storage ブラウザを開く バケットリストで、ラベルを削除するバケットを探し、そのバケットの [バケット オーバーフロー] メニュー(
)をクリックします。
[ラベルを編集] をクリックします。
削除するラベルに関連付けられた X をクリックします。
[保存] をクリックします。
Cloud Storage ブラウザで、失敗したオペレーションに関する詳細なエラー情報を確認する方法については、トラブルシューティングをご覧ください。
gsutil
label ch
コマンドで -d
フラグを使用します。例:
gsutil label ch -d KEY_1 gs://BUCKET_NAME
ここで
KEY_1
は、ラベルのキー名です。例:pet
BUCKET_NAME
は、ラベルが適用されるバケットの名前です。例:my-bucket
既存のすべてのラベルを新しいラベルに置き換えるには、label set
コマンドを使用します。
コードサンプル
C++
詳細については、Cloud Storage C++ API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Go
詳細については、Cloud Storage Go API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Java
詳細については、Cloud Storage Java API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Node.js
詳細については、Cloud Storage Node.js API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
PHP
詳細については、Cloud Storage PHP API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Python
詳細については、Cloud Storage Python API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Ruby
詳細については、Cloud Storage Ruby API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
REST API
JSON API
- OAuth 2.0 Playground から承認アクセス トークンを取得します。固有の OAuth 認証情報を使用するように Playground を構成します。
次の情報が含まれる
.json
ファイルを作成します。{ "labels": { "KEY_1": null } }
ここで
KEY_1
は、ラベルのキー名です。例:pet
cURL
を使用して JSON API を呼び出し、PATCH
Bucket リクエストを行います。curl -X PATCH --data-binary @JSON_FILE_NAME.json \ -H "Authorization: Bearer OAUTH2_TOKEN" \ -H "Content-Type: application/json" \ "https://storage.googleapis.com/storage/v1/b/BUCKET_NAME?fields=labels"
ここで
JSON_FILE_NAME
は、手順 2 で作成した JSON ファイルの名前です。OAUTH2_TOKEN
は、手順 1 で生成したアクセス トークンの名前です。BUCKET_NAME
は、ラベルが適用されるバケットの名前です。例:my-bucket
1 つのリクエストで複数の key:value
ペアを削除できます。
XML API
- OAuth 2.0 Playground から承認アクセス トークンを取得します。固有の OAuth 認証情報を使用するように Playground を構成します。
次の情報が含まれる
.xml
ファイルを作成します。<Tagging> <TagSet> <Tag> </Tag> </TagSet> </Tagging>
リクエストには複数の
<Tag>
要素を追加できることに注意してください。cURL
を使用して、PUT
Bucket リクエストとtagging
クエリ文字列パラメータを含めた XML API を呼び出します。curl -X PUT --data-binary @XML_FILE_NAME.xml \ -H "Authorization: Bearer OAUTH2_TOKEN" \ "https://storage.googleapis.com/BUCKET_NAME?tagging"
ここで
XML_FILE_NAME
は、手順 2 で作成した XML ファイルの名前です。OAUTH2_TOKEN
は、手順 1 で生成したアクセス トークンの名前です。BUCKET_NAME
は、ラベルが適用されるバケットの名前です。例:my-bucket