使用可能なリージョンとゾーンの表示


このページでは、利用可能なリージョンとゾーンのリストを表示する方法、および特定のリージョンの情報を取得する方法について説明します。

リージョンとゾーンの詳細については、リージョンとゾーンのドキュメントをご覧ください。

グローバル、リージョン、ゾーンの Compute Engine リソースについて詳しくは、グローバル リソース、リージョン リソース、ゾーンリソースのドキュメントをご覧ください。

準備

  • まだ設定していない場合は、認証を設定します。認証とは、Google Cloud サービスと API にアクセスするために ID を確認するプロセスです。ローカル開発環境からコードまたはサンプルを実行するには、次のように Compute Engine に対する認証を行います。

    このページのサンプルをどのように使うかに応じて、タブを選択してください。

    コンソール

    Google Cloud コンソールを使用して Google Cloud サービスと API にアクセスする場合、認証を設定する必要はありません。

    gcloud

    1. Google Cloud CLI をインストールし、次のコマンドを実行して初期化します。

      gcloud init
    2. デフォルトのリージョンとゾーンを設定します

    REST

    このページの REST API サンプルをローカル開発環境で使用するには、gcloud CLI に指定した認証情報を使用します。

      Google Cloud CLI をインストールし、次のコマンドを実行して初期化します。

      gcloud init

使用可能なゾーンのリストの表示

コンソール

Google Cloud コンソールの [ゾーン] ページでゾーンのリストを表示します。

[ゾーン] に移動

gcloud

Google Cloud CLI を使用して、gcloud compute zones list コマンドを実行します。

gcloud compute zones list

REST

zones.get メソッドに GET リクエストを送信してゾーンのリストを取得します。PROJECT_ID は、実際の PROJECT_ID に置き換えます。

https://compute.googleapis.com/compute/v1/projects/PROJECT_ID/zones

使用可能なリージョンのリストの表示

コンソール

Google Cloud コンソールの [ゾーン] ページでリージョンのリストを表示します。

[ゾーン] に移動

gcloud

Google Cloud CLI を使用して、gcloud compute regions list コマンドを実行します。

gcloud compute regions list

このコマンドで、使用可能なすべてのリージョンのリストと、割り当てやリージョン自体のステータスなどの情報が表示されます。

例:

gcloud compute regions list
NAME             CPUS   DISKS_GB     ADDRESSES  RESERVED_ADDRESSES  STATUS
asia-east1       0/24   0/10240           0/23       0/7                 UP
asia-northeast1  0/24   0/10240           0/23       0/7                 UP
asia-southeast1  0/24   0/10240           0/23       0/7                 UP
europe-west1     0/24   0/10240           2/23       0/7                 UP
us-central1      0/24   0/10240           0/23       0/7                 UP
us-east1         0/24   0/10240           0/23       0/7                 UP
us-west1         0/24   0/10240           0/23       0/7                 UP

REST

regions.list メソッドに GET リクエストを送信してリージョンのリストを取得します。PROJECT_ID は、実際の PROJECT_ID に置き換えます。

https://compute.googleapis.com/compute/v1/projects/PROJECT_ID/regions

リージョンの情報の表示

コンソール

Google Cloud コンソールの [ゾーン] ページでリージョンの情報を表示できます。

[ゾーン] に移動

gcloud

1 つのリージョンの情報を取得するには、gcloud compute regions describe コマンドを実行します。ここで、REGION は詳細情報を取得するリージョンの名前です。

gcloud compute regions describe REGION

次のようなレスポンスが返されます。

creationTimestamp: '2013-09-06T17:54:12.193-07:00'
description: us-central1
id: '5778272079688511892'
kind: compute#region
name: us-central1
quotas:
- limit: 24.0
    metric: CPUS
    usage: 5.0
- limit: 5120.0
    metric: DISKS_TOTAL_GB
    usage: 650.0
- limit: 7.0
    metric: STATIC_ADDRESSES
    usage: 4.0
- limit: 23.0
    metric: IN_USE_ADDRESSES
    usage: 5.0
- limit: 1024.0
    metric: SSD_TOTAL_GB
    usage: 0.0
selfLink: https://www.googleapis.com/compute/v1/projects/PROJECT_ID/regions/us-central1
status: UP
zones:
- https://www.googleapis.com/compute/v1/projects/PROJECT_ID/zones/us-central1-a
- https://www.googleapis.com/compute/v1/projects/PROJECT_ID/zones/us-central1-b
- https://www.googleapis.com/compute/v1/projects/PROJECT_ID/zones/us-central1-c
- https://www.googleapis.com/compute/v1/projects/PROJECT_ID/zones/us-central1-f

REST

regions.get メソッドに GET リクエストを行って、リージョンに関する情報を取得します。PROJECT_IDPROJECT_ID に置き換え、REGION は詳しい情報が必要なリージョンに置き換えます。

https://compute.googleapis.com/compute/v1/projects/PROJECT_ID/regions/REGION

次のステップ