Cloud Billing のコンセプトの概要

Google Cloud Platform(GCP)では、ニーズに合わせて請求をさまざまな方法で設定できます。このセクションでは、請求に関する基本的なコンセプトを紹介し、効果的に使用する方法について説明します。

リソース

GCP リソースは、Google Compute Engine 仮想マシン(VM)、Google Cloud Pub/Sub トピック、Google Cloud Storage バケットなどのあらゆる GCP サービスを構成する基本コンポーネントです。請求およびアクセスを制御する目的で、リソースは、階層(プロジェクトや組織も含む)の最下位に存在します。

プロジェクト

下位のリソースの親は、リソースの階層内の中間層であるプロジェクトです。プロジェクトを使用すると、論理プロジェクト、チーム、環境、またはビジネス機能や構造にマップされるその他のコレクションを表すことができます。どのリソースも、1 つのプロジェクト内にしか存在することができません。

組織

組織は、リソース階層の最上位に存在します。組織に属するすべてのリソースが、組織ノード下でグループ化され、組織内のすべてのリソースに対する分析情報やアクセス制御を提供します。

プロジェクトや組織の詳細については、Cloud Resource Manager のドキュメントをご覧ください。

請求先アカウント

概要

請求先アカウントは、特定のリソースセットの支払いを行う者を定義するために使用します。請求先アカウントには、支払い方法、請求先、Cloud Platform Identity and Access Management(IAM)の役割に応じたアクセス制御が含まれます。

請求先アカウントは、1 つ以上のプロジェクトにリンクすることができます。プロジェクトの利用料金は、リンクされた請求先アカウントに請求されます。請求先アカウントにリンクされていないプロジェクトでは、有料の GCP サービスを使用することはできません。

Google Cloud Platform 請求プロジェクト

アカウント タイプ

請求先アカウントには 2 つのタイプがあります。

  • セルフサービス

    • 支払い方法は、クレジット カード、デビットカード、または ACH 口座振替です。
    • 費用は自動的に請求されます。
    • セルフサービス アカウントはオンラインで登録することができます。
  • 請求書発行

    • 支払い方法は、小切手または銀行振込みです。
    • 請求書は郵送またはメールで送られます。
    • 請求先として適格である必要があります。 請求先の適格性については、こちらをご覧ください。

請求サイクル

費用は、次のいずれかの方法で自動的に請求先アカウントに請求されます。

  • 毎月の請求: 月単位で定期的に費用が請求されます。
  • 限度額請求: 特定の金額に達すると、費用が請求されます。

請求がある請求先アカウントには、毎月請求されます。セルフサービス請求先アカウントは、毎月の請求と限度額請求のどちらかを選ぶことができます。 限度額請求について詳しくは、こちらをご覧ください。

請求に関する連絡先

請求先アカウントには、Google Payments プロファイルが関連付けられており、そのプロファイルには請求に関する連絡先が登録されています。指定の支払い方法に関する情報が発生した場合(クレジット カードの更新が必要な場合など)は、登録されている連絡先に通知が送られます。連絡先は、Google Cloud Platform Console または Payments コンソールから管理できます。

サブアカウント

請求先サブカウントを利用すると、プロジェクトからの請求を請求書の別のセクションにまとめることができます。請求先サブカウントは、請求金額が表示される販売パートナーのマスター請求先アカウントへの請求先リンクが付いた請求先アカウントです。マスター請求先アカウントは請求書発行に記載されている必要があります。

サブアカウントは、多くの点で請求先アカウントと同様に動作します。つまりリンクされたプロジェクトを持つことができ、請求関連のエクスポートを設定でき、IAM 役割を定義することができます。サブアカウントにリンクしているプロジェクトで発生した料金は請求書にまとめられ、小計されます。リソース管理に対する影響として、アクセス制御ポリシーがサブアカウントで完全に分離され、顧客を分離して管理できるようになります。

サブアカウントは、通常、チャージバックの目的で販売パートナーの顧客を表すために使用されます。

Google Cloud Platform 請求プロジェクト

Cloud Billing API には、API を経由してサブアカウントを作成し、管理する機能があります。この機能によって既存のシステムに接続し、新しい顧客またはチャージバック グループをプログラムでプロビジョニングできます。

このページは役立ちましたか?評価をお願いいたします。