このページでは、Python の rpy2 パッケージを使用して、同じノートブック ファイルで R と Python の両方のコードを実行する方法について説明します。
始める前に
始める前に、R フレームワークのユーザー管理ノートブック インスタンスを作成します。
R と Python を使用するノートブック ファイルを作成する
同じノートブック ファイルで R と Python を使用するには、次の手順を行います。
Google Cloud Console で、[ユーザー管理のノートブック] ページに移動します。
依存関係をインストールする R インスタンスを選択します。
[JupyterLab を開く] をクリックします。
[File] > [New] > [Notebook] の順に選択します。
新しいノートブック ファイルに Python 3 カーネルを選択します。
[File] > [Rename notebook] の順に選択して、無題のノートブックの名前を rpy2.ipynb のようなわかりやすい名前に変更します。
これで、ノートブック ファイルに rpy2 をインポートし、同じワークブックで R と Python を使用できます。
rpy2 を使用して R オブジェクトをインポートする
R と Python を同じノートブック ファイルで使用する方法の例として、rpy2 で R オブジェクトをインポートします。次の手順を行います。
ノートブック ファイルの最初のコードセルに、次のコマンドを入力します。
import rpy2.robjects as robjects
[
Run the selected cells and advance] をクリックします。Python が rpy2 の機能をインポートします。これにより、R オブジェクトへのアクセスと操作が可能になります。コードセルを追加するには、ノートブック ファイルの [
Insert a string at below] ボタンをクリックします。新しいコードセルに、次のように入力します。
pi = robjects.r['pi']
[
Run the selected cells and advance] をクリックします。Python が R pi オブジェクトを保存します。pi の値を出力するため、新しいコードセルに「
pi[0]
」と入力し、[ Run the selected cells and advance] をクリックします。
次のステップ
rpy2 のドキュメントを使用して、同じノートブック ファイルで R と Python の両方のコードを実行する方法を学習する。