基本ロールと権限
BigQuery は、プロジェクト レベルのアクセスを許可するため、IAM の基本ロールをサポートしています。
プロジェクトの基本ロール
デフォルトでは、プロジェクトへのアクセス権限を付与すると、その中のデータセットにもアクセス権が付与されます。デフォルトのアクセス権限はデータセット単位でオーバーライドできます。次の表に、IAM の基本ロールのメンバーに付与されるアクセス権を示します。
基本ロール | 機能 |
---|---|
Viewer
|
|
Editor
|
|
Owner
|
|
プロジェクトの基本ロールは、Google Cloud コンソール を使用して付与または取り消します。プロジェクトが作成されると、プロジェクトを作成したユーザーに Owner
のロールが付与されます。
プロジェクト ロールへのアクセス権の付与と取り消しについては、IAM ドキュメントのリソースへのアクセス権の付与、変更、取り消しをご覧ください。
データセットの基本ロール
以下の基本ロールはデータセット レベルで適用されます。
データセット ロール | 機能 |
---|---|
READER |
|
WRITER |
|
OWNER |
注: データセットには、 |
データセット レベルでロールを割り当てる方法について詳しくは、データセットへのアクセスの制御をご覧ください。
新しいデータセットを作成すると、BigQuery によってデフォルトのデータセット アクセス権限が次のエンティティに追加されます。データセットの作成時にロールを指定すると、デフォルトの値が上書きされます。
エンティティ | データセット ロール |
---|---|
プロジェクトに対する Viewer アクセス権限を持つすべてのユーザー |
READER |
プロジェクトに対する Editor アクセス権限を持つすべてのユーザー |
WRITER |
プロジェクトに対する Owner アクセス権限を持つすべてのユーザーおよびデータベース作成者 |
例外: ユーザーがクエリを実行すると、キャッシュに保存される結果テーブルを格納するために匿名データセットが作成されます。クエリを実行するユーザーにのみ、匿名データセットに対する |