バケットサイズを取得する

コンセプト

このページでは、Cloud Storage バケットのサイズを取得する方法について説明します。

必要なロール

Cloud Storage バケットのサイズを取得するために必要な権限を取得するには、バケットに対する Storage オブジェクト閲覧者(roles/storage.objectViewer)ロールを付与するよう管理者に依頼してください。Google Cloud コンソールを使用する場合は、バケットを含むプロジェクトに対するモニタリング閲覧者(roles/monitoring.viewer)ロールを付与するよう管理者に依頼してください。

これらのロールには、バケットのサイズを取得するために必要な権限が含まれています。必要とされる正確な権限については、「必要な権限」セクションを開いてご確認ください。

必要な権限

  • storage.objects.list
    • この権限は、ここで説明する操作を Google Cloud CLI で行う場合にのみ必要です。

roles/monitoring.viewer に関連付けられている権限については、モニタリング閲覧者のドキュメントをご覧ください。

他の事前定義ロールカスタムロールを使用して、必要な権限を取得できる場合があります。バケットに対してロールを付与する手順については、バケットで IAM を使用するをご覧ください。プロジェクトにロールを付与する手順については、プロジェクトへのアクセス権を管理するをご覧ください。

バケットのサイズを決定する

コンソール

Metrics Explorer を使用してモニタリング対象リソースの指標を表示するには、次の操作を行います。

  1. Google Cloud コンソールのナビゲーション パネルで [Monitoring] を選択し、次に [ Metrics Explorer] を選択します。

    Metrics Explorer に移動

  2. [指標] 要素の [指標を選択] メニューを開いてフィルタバーに「Total bytes」と入力し、サブメニューを使用して特定のリソースタイプと指標を選択します。
    1. [有効なリソース] メニューで、[GCS バケット] を選択します。
    2. [有効な指標カテゴリ] メニューで、[Storage] を選択します。
    3. [有効な指標] メニューで [Total bytes] を選択します。
    4. [適用] をクリックします。
    この指標の完全修飾名は、storage.googleapis.com/storage/total_bytes です。
  3. 表示から時系列を削除するには、[フィルタ] 要素を使用します。

  4. 時系列を結合するには、[集計] 要素のメニューを使用します。たとえば、ゾーンに基づいて VM の CPU 使用率を表示するには、最初のメニューを [平均] に設定し、2 番目のメニューを [ゾーン] に設定します。

    [集計] 要素の最初のメニューが [未集計] に設定されている場合は、すべての時系列が表示されます。[集計] 要素のデフォルト設定は、選択した指標タイプによって決まります。

  5. 割り当てと、1 日に 1 つのサンプルを報告するその他の指標については、次の操作を行います。
    1. [表示] ペインで、[ウィジェット タイプ] を [積み上げ棒グラフ] に設定します。
    2. 期間は少なくとも 1 週間に設定します。

Metrics Explorer を使用すると、storage.googleapis.com/storage/object_countstorage.googleapis.com/storage/total_byte_seconds(1 日のオブジェクト数とストレージ消費量)など、他のバケット指標を測定することもできます。使用可能な指標の一覧については、Google Cloud の指標に関するドキュメント、Metrics Explorer の使用方法の詳細については、指標、時系列、リソースをご覧ください。

コマンドライン

gcloud storage du コマンドを使用して、--summarize フラグを指定します。

gcloud storage du gs://BUCKET_NAME --summarize

ここで、BUCKET_NAME は関連するバケットの名前です。

次の例のようなレスポンスになります。

134620      gs://my-bucket

この例の場合、my-bucket バケットのサイズは 134,620 バイトです。

次のステップ

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