特徴を作成する

特徴グループを作成して BigQuery テーブルまたは BigQuery ビューを関連付けると、特徴を作成できます。1 つの特徴グループに複数の特徴を作成し、各特徴を BigQuery データソースの特定の列に関連付けることができます。BigQuery の使用方法については、BigQuery のドキュメントをご覧ください。

たとえば、特徴グループ featuregroup1fval1 列と fval2 列の特徴値を含む BigQuery テーブル datasource_1 と関連付けられている場合は、featuregroup1 の下に特徴 feature_1 を作成して fval1 列の特徴値と関連付けることができます。同様に、feature_2 という名前の別の特徴を作成し、fval2 列の特徴値に関連付けることができます。

特徴グループと特徴を使用してデータソースを登録することには、次のようなメリットがあります。

  • 複数の BigQuery データソースの特定の特徴列を使用して、オンライン サービング用の特徴ビューを定義できます。

  • feature_timestamp 列を含めると、データを時系列としてフォーマットできます。Vertex AI Feature Store は、特徴データから最新の特徴値のみを提供し、履歴値は除外します。

次のサンプルを使用して、特徴グループ内に特徴を作成し、特徴グループに登録された BigQuery データソースの特徴値を含む列を関連付けることができます。

コンソール

Google Cloud コンソールを使用して既存の特徴グループに特徴を追加するには、次の操作を行います。

  1. Google Cloud コンソールの [Vertex AI] セクションで、[Feature Store] ページに移動します。

    [Feature Store] ページに移動

  2. [特徴グループ] セクションで、特徴を追加する特徴グループに対応する行の をクリックし、[特徴を追加] をクリックします。

  3. 特徴ごとに [特徴の名前] を入力し、リスト内の対応する BigQuery ソース列名をクリックします。別の特徴を追加するには、[他の特徴を追加] をクリックします。

  4. [作成] をクリックします。

REST

Feature リソースを作成するには、features.create メソッドを使用して POST リクエストを送信します。

リクエストのデータを使用する前に、次のように置き換えます。

  • LOCATION_ID: 特徴グループが配置されているリージョン(us-central1 など)。
  • PROJECT_ID: プロジェクト ID。
  • FEATUREGROUP_NAME: 特徴を作成する特徴グループの名前。
  • FEATURE_NAME: 作成する新しい特徴の名前。
  • VERSION_COLUMN_NAME: 省略可。特徴に関連付ける BigQuery のテーブルまたはビューの列。このパラメータを指定しない場合は、デフォルトで FEATURE_NAME に設定されます。

HTTP メソッドと URL:

POST https://LOCATION_ID-aiplatform.googleapis.com/v1/projects/PROJECT_ID/locations/LOCATION_ID/featureGroups/FEATUREGROUP_NAME/features?feature_id=FEATURE_NAME

リクエストの本文(JSON):

{
  "version_column_name": "VERSION_COLUMN_NAME"
}

リクエストを送信するには、次のいずれかのオプションを選択します。

curl

リクエスト本文を request.json という名前のファイルに保存して、次のコマンドを実行します。

curl -X POST \
-H "Authorization: Bearer $(gcloud auth print-access-token)" \
-H "Content-Type: application/json; charset=utf-8" \
-d @request.json \
"https://LOCATION_ID-aiplatform.googleapis.com/v1/projects/PROJECT_ID/locations/LOCATION_ID/featureGroups/FEATUREGROUP_NAME/features?feature_id=FEATURE_NAME"

PowerShell

リクエスト本文を request.json という名前のファイルに保存して、次のコマンドを実行します。

$cred = gcloud auth print-access-token
$headers = @{ "Authorization" = "Bearer $cred" }

Invoke-WebRequest `
-Method POST `
-Headers $headers `
-ContentType: "application/json; charset=utf-8" `
-InFile request.json `
-Uri "https://LOCATION_ID-aiplatform.googleapis.com/v1/projects/PROJECT_ID/locations/LOCATION_ID/featureGroups/FEATUREGROUP_NAME/features?feature_id=FEATURE_NAME" | Select-Object -Expand Content

次のような JSON レスポンスが返されます。

{
  "name": "projects/PROJECT_NUMBER/locations/LOCATION_ID/featureGroups/FEATUREGROUP_NAME/features/FEATURE_NAME/operations/OPERATION_ID",
  "metadata": {
    "@type": "type.googleapis.com/google.cloud.aiplatform.v1.UpdateFeatureOperationMetadata",
    "genericMetadata": {
      "createTime": "2023-09-18T02:36:22.870679Z",
      "updateTime": "2023-09-18T02:36:22.870679Z"
    }
  }
}

次のステップ