JupyterLab で Cloud Storage バケットとファイルにアクセスする
このページでは、Cloud Storage に保存されているファイルを参照できるように、Cloud Storage バケットを Vertex AI Workbench マネージド ノートブック インスタンスの JupyterLab インターフェースにマウントする方法について説明します。テキスト ファイルやノートブック(IPYNB)ファイルなど、JupyterLab と互換性のあるファイルを開いたり、編集することもできます。
概要
Vertex AI Workbench マネージド ノートブック インスタンスには、Cloud Storage バケットをマウントできる Cloud Storage インテグレーションが含まれています。つまり、JupyterLab インターフェース内からバケットの内容を参照し、互換性のあるファイルを操作できます。
マネージド ノートブック インスタンスと同じプロジェクト内でインスタンスがアクセスできる任意の Cloud Storage バケットとファイルにアクセスできます。
始める前に
このガイドでは、マネージド ノートブック インスタンスと同じプロジェクト内で少なくとも 1 つの Cloud Storage バケットにアクセスできことを前提としています。
Cloud Storage バケットを作成する必要がある場合は、バケットを作成するをご覧ください。
まだ作成していない場合は、Cloud Storage バケットと同じプロジェクトにマネージド ノートブック インスタンスを作成します。
JupyterLab を開く
Google Cloud コンソールで、[マネージド ノートブック] ページに移動します。
マネージド ノートブック インスタンス名の横にある [JupyterLab を開く] をクリックします。
マネージド ノートブック インスタンスで JupyterLab が開きます。
Cloud Storage のバケットとファイルをマウントする
Cloud Storage バケットをマウントしてアクセスする手順は次のとおりです。
JupyterLab で、[
File Browser] タブが選択されていることを確認します。左側のサイドバーで、[ Mount shared storage] ボタンをクリックします。このボタンが表示されない場合は、サイドバーの右側をドラッグして、ボタンが表示されるまでサイドバーを開きます。
[Bucket name] フィールドに、マウントする Cloud Storage バケット名を入力します。
[Mount] をクリックします。
Cloud Storage バケットは、左側のサイドバーの [File browser] タブにフォルダとして表示されます。フォルダをダブルクリックして開き、内容を確認します。
次のステップ
Cloud Storage に関する詳細