1. ユーザー クラスタのアップグレード
1.1. 自動アップグレード
このステップでは、次の操作可能なコンポーネントが自動的にアップグレードされます。
| 範囲 | 操作可能なコンポーネント |
|---|---|
| 組織専用サービス | KUB |
1.1.1. 前提条件
ユーザー クラスタのアップグレードを管理するために、ユーザー クラスタ管理者ロールが付与されていることを確認します。このロールがない場合は、プロジェクト リソースへのアクセス権を付与するの手順に沿って操作します。
1.1.2. 自動アップグレードの手順
- GDC コンソールにログインします。
- ナビゲーション メニューで [クラスタ] を選択します。
[通知] 列のラベルを確認して、[アップグレード可能] という単語で示されている、アップグレード可能なユーザー クラスタを見つけます。

図 6: [通知] 列にアップグレードが利用可能と表示される
アップグレードするユーザー クラスタの [アップグレード可能] をクリックします。このユーザー クラスタは、[名前] というラベルの付いた列にあります。同じ行の [通知] で、そのユーザー クラスタの [アップグレード可能] を見つけます。
[アップグレードの詳細] ページが開きます。使用可能な GDCH ユーザー クラスタ バージョンと、対応する使用可能な Kubernetes バージョンが表示されます。

図 7. アップグレードの詳細ページ
[GDCH user cluster version] 名の近くにある編集アイコンをクリックし、ターゲット バージョンを選択して、[保存] をクリックします。

図 8: ターゲット バージョンを選択して [保存] をクリックします
[アップグレード] ボタンをクリックして、ユーザー クラスタのアップグレードを開始します。

図 9: ユーザー クラスタのアップグレードを開始する
アップグレードが開始されたら、[アップグレードの詳細] ページを更新して、アップグレードの進行状況を確認します。

[クラスタ] ページに戻り、ユーザー クラスタの [ステータス] が [アップグレード中] と表示されていることを確認します。

アップグレードが完了すると、クラスタのステータスが再び READY になり、[GDCH version] の下に更新されたバージョンが表示されることを確認します。

1.2. アップグレード後のチェック
各ユーザー クラスタでサブコンポーネントの障害を確認します。
Check for the subcomponents that show ReconciliationError or Reconciling status. Point the kubeconfig to ORG ADMIN KUBECONFIG:
export KUBECONFIG=/root/release/org-admin/org-1-admin-kubeconfig
export CLUSTER=user-vm-1
echo "Subcomponents with failures"
kubectl get subcomponent -n ${CLUSTER} -o json | jq -r '.items[] | select(.status.conditions[]?.reason == "ReconciliationError") | select(.status.featureDisabled != true) | "Sub-Component: \(.metadata.name) - \(.status.conditions[]?.message)"'
echo "Subcomponents still reconciling"
kubectl get subcomponent -n ${CLUSTER} -o json | jq -r '.items[] | select(.status.conditions[]?.reason == "Reconciling") | select(.status.featureDisabled != true) | select( "\(.status)" | contains("PreinstallPending") | not) | "Sub-Component: \(.metadata.name) - \(.status.conditions[]?.message)"'
2. Google チームへのお問い合わせ
Google にお問い合わせいただく手順については、サポートをリクエストするページをご覧ください。