Cloud 請求先アカウントの請求について

概要

月末(EOM)請求期間は、基準額に基づく請求期間です。Google Cloud の費用の合計が Cloud 請求先アカウントの基準額に達した時点で、リンクされたお支払い方法(クレジット カードまたは銀行口座など)に自動的に請求されます。また、月末までに発生した請求額の残高は、翌月の 1 日に、リンクされている支払い方法に対して自動的に請求されます。

請求内容

Google Cloud の費用と以前の請求期間の未払い料金の両方が請求されます。

請求額 = 現在の費用
(この請求対象期間の費用)
+ 未払い残高
(前の請求対象期間の未払い費用)

例 1

8 月に発生した Google Cloud の費用がお支払い基準額(請求をトリガーする残高)を下回りました。

お支払い基準額が €500 ユーロで、8 月の月額費用が €325 ユーロの場合、9 月 1 日に €325 ユーロが請求されます。

例 2

8 月に発生した Google Cloud の費用がお支払い基準額(請求をトリガーする残高)を超過しました。

お支払い基準額が€500 ユーロで、8 月の月額費用が €675 ユーロの場合、8 月分として €500 ユーロが請求されます(€500 ユーロのお支払い基準額を超えた日に請求されます)。9 月 1 日に残りの €175 ユーロが請求されます。

請求に関するよくある質問

同じ月に 2 回以上の請求がある

請求期間が月末(EOM)のアカウントの場合、請求は月初と月中(お支払い基準額を超えた場合)に発生します。未払い残高がお支払い基準額を超えた場合、その日に基準額分が請求されるため、1 か月に 2 回以上請求されることがあります。

たとえば、お支払い基準額が €500 ユーロの場合、費用が €500 ユーロに達するたびに請求が発生します。このため、1 か月の総費用が €1,675 ユーロの場合は €500 ユーロごとに 3 回請求が行われます(3 x 500 = 1,500)。さらに、翌月の初めに、未払い分の €175 ユーロが請求されます。

手動支払いの手続きをしたのに請求がある

Cloud 請求先アカウントの請求期間が自動支払いに設定されているときに、手動支払いを選択すると、自動払いの請求期間に請求される場合があります。その理由を説明します。

  • お支払い手続きを行った時点で、自動支払いの請求処理が始まっていた場合: 自動支払いの請求処理は定期的に行われるため、お支払い手続きを行った時点で自動支払いの請求処理が始まっていた場合は、お支払い手続きをしても請求が行われる場合があります。このような状況は、ご利用限度額に近づいたときや月末にお支払いを行った場合に発生する可能性があります。

  • 請求対象期間の締めが発生した場合: 手動でのお支払いを終えた後にアカウントの請求対象期間の締めが発生した場合は、これまでどおり行われます。アカウントの費用がご利用限度額に達した翌月の初日に自動的に請求されます。