Stackdriver によるモニタリング

このドキュメントでは、Stackdriver Monitoring で Cloud Spanner リソースに用意されているデフォルト ダッシュボードについて説明します。また、Stackdriver Monitoring で Cloud Spanner リソースをモニタリングする方法についても説明します。たとえば、Cloud Spanner で CPU の高い使用率やストレージ使用量などの指標にアラートを作成します。

始める前に

Stackdriver Monitoring を使用する前に、次のものを用意しておきます。

  • Stackdriver アカウント。Stackdriver アカウントを持っていない場合は、Stackdriver のアカウント設定ドキュメントの Stackdriver アカウントの作成セクションに記載されている手順を実施してください。
  • Google Cloud Platform アカウント。
  • 課金を有効にした GCP プロジェクト。

Google Cloud Platform アカウントと課金を有効にした GCP プロジェクトを確実に設定する方法の 1 つは、Console を使用したクイックスタートを完了することです。

Stackdriver Monitoring ダッシュボードを使用する

Stackdriver Monitoring には、次のような Cloud Spanner リソースに関する重要な情報が要約されるダッシュボードが用意されています。

  • インシデント - ユーザー作成のモニタリング アラート。オープン、アクティブ、解決済みのいずれかの状態になります。
  • イベント - Cloud Spanner 監査ログの一覧(有効かつ使用可能な場合)。
  • インスタンス - Cloud Spanner インスタンスの概要。ノード数、データベース数、インスタンスの状態などが表示されます。
  • スループットとストレージ使用量を表す集計グラフ

Cloud Spanner インスタンスのパフォーマンスに関する基本情報を表示するには、Cloud Spanner ダッシュボードを使用します。

ダッシュボードに移動

あるいは、Stackdriver Monitoring Console でダッシュボードを表示します。

  1. Stackdriver Monitoring Console に移動します。

    Stackdriver Monitoring に移動

  2. まだ選択されていない場合は、Cloud Spanner インスタンスを含む GCP プロジェクトをクリックします。

  3. 左上の [Resources] をクリックします。

  4. メニューの [Infrastructure] セクションで、[Cloud Spanner] をクリックします。

Stackdriver でインスタンスとデータベースの詳細を表示する

Cloud Spanner ダッシュボードを開いた後に、特定のインスタンスの詳細を表示するには、[Instances] の下にあるインスタンスの名前をクリックします。

ダッシュボードには、インスタンスのメタデータ、インスタンス内のデータベース、リージョン別に分類された指標のグラフなどが表示されます。

インスタンスのダッシュボード ページから、そのインスタンスの特定のデータベースのグラフを表示することもできます。

  1. 右側に表示されたインスタンスの指標グラフで [Database metrics] をクリックします。

  2. [Select a breakdown] プルダウン リストで、グラフを表示するデータベースを選択します。

    Stackdriver Monitoring にデータベースのグラフが表示されます。

Cloud Spanner の指標にアラートを作成する

このセクションでは、特にモニタリングで役立つ Cloud Spanner 指標にアラートを作成する方法を説明します。使用可能な指標の一覧については、Cloud Spanner の指標一覧をご覧ください。

CPU 高使用率アラートの作成

インスタンスで説明しているように、インスタンスの作成時には使用するノードの数を選択します。ワークロードが増加しても、Cloud Spanner が自動的にノード数を増やすことはないため、リージョン設定の場合は CPU 使用率を 75% 未満、マルチリージョン設定の場合は 45% 未満に保つようモニタリングしてください。

以下は CPU 高使用率のアラートを取得する方法の例です。

  1. Stackdriver Monitoring Console のトップメニューで [Alerting] > [Create a Policy] を選択します。

    アラート ポリシーの作成

  2. [Conditions] セクションで [Add Condition] をクリックします。

    1. [Find resource type and metric] パネル フィールドで、次の操作を行います。

      • [Resource type] フィールドで、[Cloud Spanner Instance] を選択します。
      • [Metric] フィールドで、[CPU utilization] を選択します。
    2. 各時系列の 10 分間の平均値を取得するよう、[Aggregation] ペイン フィールドを指定します。

      • [Aligner] フィールドはデフォルト値の [mean] のままにします。
      • [Reducer] フィールドはデフォルト値の [none] のままにします。
      • [Alignment Period] に「10 m」と入力します。
    3. いずれかの時系列の使用率が 75% を超えた場合にトリガーするよう、[Configuration] ペイン フィールドを指定します。

      • [Condition triggers if] フィールドはデフォルト値の [Any time series violates] のままにします。
      • [Condition] フィールドはデフォルト値の [is above] のままにします。
      • しきい値には「0.75」と入力します。
      • [For] プルダウンリストで、[10 minutes] を選択します。
    4. [Save] をクリックします。

    CPU 使用率のしきい値条件の追加

  3. 省略可: 通知設定を構成するには、[Add Notification Channel] をクリックします。通知の受け取り方法には、メール、SMS などの複数のオプションがあります。

  4. 省略可: [Documentation] セクションに通知メッセージを入力します。

  5. ポリシーに名前を付けて [Save] をクリックします。

ストレージ使用量アラートの作成

ノードの追加時期を示すもうひとつの目安は、特定のインスタンスでノードあたりのストレージが 1.5 TB(上限値 2 TB の 75%)を超えた場合です。

  1. Stackdriver Monitoring Console のトップメニューで、[Alerting] > [Create a Policy] に移動します。

    アラート ポリシーの作成

  2. [Conditions] セクションで [Add Condition] をクリックします。

    1. [Find resource type and metric] パネル フィールドで、次の操作を行います。

      • [Resource type] フィールドで、[Cloud Spanner Instance] を選択します。
      • [Metric] フィールドで、[Bytes received by Cloud Spanner] を選択します。
    2. アライメント期間内の各時系列の最大値を加算して値が決定される新しい時系列を生成するよう、[Aggregation] ペイン フィールドを指定します。

      • [Aligner] プルダウンリストで、[max] を選択します。
      • [Reducer] プルダウンリストで、[sum] を選択します。
      • [Alignment Period] に「10 m」と入力します。
    3. バイト数が 1.5 TB(1,649,000,000,000 バイト)を超えた場合にトリガーするよう、[Configuration] ペイン フィールドを指定します。この値に、モニターしたいインスタンス内のノード数を掛けてください。Stackdriver で数値を入力するには、通常の表記法と e を使った表記法を使用できます。

      • [Condition triggers if] フィールドはデフォルト値の [Any time series violates] のままにします。
      • [Condition] フィールドはデフォルト値の [is above] のままにします。
      • しきい値には「1649000000000 B」と入力します。
      • [For] プルダウンリストで、[10 minutes] を選択します。
    4. [Save] をクリックします。

      ストレージ使用量のしきい値条件の追加

  3. 省略可: 通知設定を構成するには、[Add Notification Channel] をクリックします。通知の受け取り方法には、メール、SMS などの複数のオプションがあります。

  4. 省略可: [Documentation] セクションに通知メッセージを入力します。

  5. ポリシーに名前を付けて [Save] をクリックします。

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