Google Distributed Cloud エアギャップ リリースノート

2024 年 2 月 8 日 [GDC 1.9.10]


Google Distributed Cloud エアギャップ 1.9.10 がリリースされました。

Google Distributed Cloud エアギャップの機能については、プロダクトの概要をご覧ください。


最新のセキュリティ パッチと重要な更新を適用するため、Canonical Ubuntu OS イメージのバージョンを 20240114 に更新しました。バグとセキュリティの脆弱性の修正を利用するには、各リリースで全ノードをアップグレードする必要があります。以下のセキュリティの脆弱性が修正されました。



gcr.io/distroless/base ベースイメージをダイジェスト sha256:sha256:d08c10f03c27271160993f294e0eb120af71217d0cf4587c484cc5b7cb3fe5ee に更新し、最新のセキュリティ パッチと重要な更新を適用しました。


Google Distributed Cloud air-gapped 1.9.10 では、Grafana に空の invalid upstream エラーが表示される問題が修正されています。


Google Distributed Cloud air-gapped 1.9.10 では、ファイアウォールが Operations Suite Infrastructure - Core Services(OIC)と Operations 組織間のトラフィックをブロックする問題を修正しています。


アップグレード:

  • ノードの NodeUpgradeTaskNodeMaintainCompleted ステップで長時間(30 分以上)停止している
  • ルート管理クラスタの zp-aa-bm08 ノードにプロビジョニング エラーが表示され、レジストリが異常であるため完了できません。

  • gpcbackup-agent-0 Pod がエラー メッセージ failed to stage volume: iSCSI login failed で失敗します。

  • アップグレードが AdminClusterHealth ポストフライト チェックで停止しています。


VM バックアップと復元:

  • VM マネージャーのロールベース アクセス制御(RBAC)とスキーマ設定により、ユーザーが VM のバックアップと復元プロセスを開始できません。