オペレーション ログの概要

Google Distributed Cloud(GDC)エアギャップは、アプリケーションとサービスを効果的に管理するのに役立つ運用ロギング機能を提供します。運用ログは、デプロイ内で発生する条件、変更、アクションに関する情報をキャプチャします。これにより、デベロッパーとオペレーターは次の操作を行うことができます。

  • 問題のトラブルシューティング: アプリケーションとインフラストラクチャのエラーや予期しない動作を特定して診断します。
  • パフォーマンスをモニタリングする: リソース使用量を追跡し、システム イベントの記録を維持して、アプリケーションのパフォーマンスを最適化します。

このセクションでは、運用ログを理解してクエリする方法について説明します。このセクションは、オペレーション ログを検索する LogQL(ログクエリ言語)式を作成する際の参考資料として使用してください。詳細については、ログのクエリと表示をご覧ください。

GDC は、次のようなさまざまなリソースの運用ログを収集します。

  • Kubernetes ワークロード: ログは、Kubernetes Container Runtime Interface(CRI)のロギング形式に準拠して、アプリケーションの標準出力(stdout)と標準エラー(stderr)ストリームからキャプチャされます。このプラクティスにより、Kubernetes のロギング ツールとプラクティスとの一貫性と互換性が確保されます。この形式の詳細については、Kubernetes の公式ドキュメント(https://github.com/kubernetes/design-proposals-archive/blob/main/node/kubelet-cri-logging.md)をご覧ください。