プロジェクト間の接続を有効にする

デフォルトでは、データベース クラスタは ユーザー クラスタ内および同じプロジェクトからの接続のみを許可します。別のプロジェクトのワークロードからプロジェクト内のすべてのデータベース クラスタへの接続を許可するには:

コンソール

  1. project-networkpolicy-admin ロールにバインドされたアカウントで GDC コンソールにログインして、ファイアウォール ルールを作成します。
  2. GDC コンソールのメインメニューから [ファイアウォール] を選択します。
  3. [User created rules] セクションで、[Create] をクリックします。
  4. [ファイアウォール ルールの詳細] で、ファイアウォール ルールの名前を作成します。
  5. [トラフィックの方向] ダイアログで、[上り(内向き)] を選択します。
  6. [ターゲット] ダイアログで、[サービス] を選択し、[dbs] を選択します。
  7. [From] ダイアログで、[別のプロジェクト] を選択し、接続を許可するプロジェクト ID を選択します。
  8. [作成] をクリックします。
  9. 新しいルールの [ステータス] 列に [準備完了] と表示されるまで待ちます。

API

クライアント プロジェクトからの接続を許可する ProjectNetworkPolicy リソースを作成します。

apiVersion: networking.gdc.goog/v1
kind: ProjectNetworkPolicy
metadata:
  name: dbs-allow-from-CLIENT_PROJECT
  namespace: USER_PROJECT
spec:
  subject:
    managedServices:
      matchTypes:
      - dbs
    subjectType: ManagedService
  ingress:
  - from:
    - projects:
        matchNames:
        - CLIENT_PROJECT
  policyType: Ingress

次のように置き換えます。

  • CLIENT_PROJECT: 接続を許可するプロジェクトの名前。
  • USER_PROJECT: データベース クラスタが作成されたユーザー プロジェクトの名前。