データベース クラスタをクローン作成して、元のクラスタと同じデータを含む新しいデータベース クラスタを作成できます。クローニングは、テスト目的でデータベース クラスタを作成するのに適した方法です。
始める前に
クローンを作成するソース データベース クラスタでバックアップ サービスが有効になっていることを確認します。
ソース データベース クラスタで復元ウィンドウが使用可能になったら、復元ウィンドウ内の特定の時点を指定して、クローンのベースにすることができます。データベース クラスタの現在の状態のクローン作成に限定されません。データベース サービスは、指定した時点の新しいデータベース クラスタのクローンを作成します。
データベース クラスタのクローンを作成する
データベース クラスタのクローンを作成するには、GDC コンソールまたは gdcloud CLI ツールを使用します。
コンソール
- GDC コンソールのメインメニューから [Database Service] を選択します。
- クローンを作成するデータベース クラスタを選択します。
- add_box(複製)をクリックします。
- [クローンの作成] ダイアログで、クローンを作成する時点を指定し、新しいデータベース クラスタの ID を指定します。
- [クローン] をクリックします。新しいクラスタの [データベース クラスタの概要] ページが表示され、ステータスをモニタリングできます。
gdcloud CLI
次のコマンドを使用して、データベース クラスタのクローンを作成します。
gdcloud database clusters clone SOURCE \
DESTINATION --point-in-time POINT_IN_TIME
次のように置き換えます。
- SOURCE は、クローンを作成するデータベース クラスタの名前に置き換えます。
- DESTINATION は、作成する新しいデータベース クラスタの名前に置き換えます。
- POINT_IN_TIME。クローンのベースとして使用する時点のタイムスタンプ。RFC 3339 タイムスタンプ形式(
yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss'Z'
)を使用します。
API
データベース クラスタのクローンを作成するには、Restore リソースを作成します。
apiVersion: DBENGINE_NAME.dbadmin.gdc.goog/v1
kind: Restore
metadata:
name: NEW_DBCLUSTER_NAME_restore
spec:
sourceDBCluster: DBCLUSTER_NAME
pointInTime: POINT_IN_TIME
clonedDBClusterConfig:
dbclusterName: NEW_DBCLUSTER_NAME
次のように置き換えます。
DBENGINE_NAME
: クローンを作成するデータベース クラスタの名前。NEW_DBCLUSTER_NAME
: 作成する新しいデータベース クラスタの名前。POINT_IN_TIME
: クローンのベースとして使用する特定の時点のタイムスタンプ。RFC 3339 タイムスタンプ形式(yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss'Z'
)を使用します。