Key Visualizer の指標

このページでは、Key Visualizer ヒートマップで確認できる指標について説明します。

Key Visualizer の大半の指標は行あたりの数量で表示されます。たとえば、Ops 指標は 1 分間に実行された 1 行あたりのオペレーション数を表します。

Cloud Bigtable テーブルに数兆個の行が含まれる可能性があります。このため、行ごとに指標をレポートするのは現実的でない場合もあります。Key Visualizer は、行キーを 1,000 個の連続範囲に分割し、それぞれの範囲にほぼ同じ数の行キーが含まれるようにします。この範囲をキーバケットといいます。

Key Visualizer の指標は、各キーバケット全体の平均値または各キーバケット内の最大値としてレポートされます。警告指標パフォーマンス指標の場合、Key Visualizer は、キーバケット内の個々の行キーまたはキー範囲の指標をレポートすることで、より高い精度の情報を提供します。

このページを読む前に、Key Visualizer の概要を理解しておく必要があります。

アクティビティ

アクティビティ カテゴリには、1 分間に実行された 1 行あたりのオペレーション数を表す Ops 指標が含まれます。この指標は、読み込みと書き込みの合計数とほぼ同じ値になります。

警告

警告カテゴリには、テーブルのパフォーマンス問題の可能性を表す指標が含まれます。このカテゴリには次の指標があります。

  • Read pressure index: 行キーまたがキー範囲で行われた読み取りの CPU 使用率とレイテンシから構成される複合インデックス。このインデックスは不透明です。

    このインデックスは、15 分間隔でモニタリングされたすべての値を表します。値が 100 以上の場合、キー範囲のパフォーマンスが低下しています。1 つの行や狭い範囲の行に非常に頻繁にアクセスしたり、1 行に 256 MB を超えるデータが格納されたりすると、パフォーマンスが低下する可能性があります。

    この指標を確認して対応する方法については、警告指標を確認するをご覧ください。

  • Write pressure index: 行キーまたがキー範囲で行われた書き込みの CPU 使用率とレイテンシから構成される複合インデックス。このインデックスは不透明です。

    このインデックスは、15 分間隔でモニタリングされたすべての値を表します。値が 100 以上の場合、キー範囲のパフォーマンスが低下しています。1 つの行や狭い範囲の行に非常に頻繁にアクセスしたり、1 行に 256 MB を超えるデータが格納されたりすると、パフォーマンスが低下する可能性があります。

    この指標を確認して対応する方法については、警告指標を確認するをご覧ください。

  • Large rows: 各行に含まれているデータが 1 GB を超えている、またはキー範囲で 1 行の平均が 256 MB を超えていることを示す指標です。

    1 行に 256 MB を超えるデータを格納するとパフォーマンスが低下する可能性があるため、このような格納方法はおすすめしません。

    この指標を確認して対応する方法については、警告指標を確認するをご覧ください。

これらの指標の場合、Key Visualizer でヒートマップの上にカーソルを置いても、キーバケットの集計情報は表示されません。代わりに、テーブル内の特定の行キーまたはキー範囲の情報が表示されるので、問題の箇所をピンポイントで特定できます。

読み取り

読み取りカテゴリには、テーブルからのデータの読み取りに関連する指標が含まれます。このカテゴリには次の指標があります。

  • Read CPU: CPU の平均使用率。1 行の読み取りに使用されたノード数で表します。
  • Read bytes client: 1 分間にクライアントが 1 行から読み取ったバイト数。

書き込み

書き込みカテゴリには、テーブルに対するデータの書き込みに関連する指標が含まれます。このカテゴリには次の指標があります。

  • Write CPU: CPU の平均使用率。1 行の書き込みに使用されたノード数で表します。
  • Write bytes client: 1 分間にクライアントが 1 行に書き込んだバイト数。

パフォーマンス

パフォーマンス カテゴリには、レイテンシに関連する指標が含まれます。このカテゴリには次の指標があります。

  • Latency: 読み取り / 書き込みオペレーションのレイテンシ。
  • Latency (max): 読み取りまたは書き込みの最大レイテンシ。

これらの指標の場合、Key Visualizer でヒートマップの上にカーソルを置いても、キーバケットの集計情報は表示されません。代わりに、テーブル内の特定の行キーまたはキー範囲の情報が表示されるので、問題の箇所をピンポイントで特定できます。

サイズ

  • Data stored: 1 行に格納されているデータ量。この指標には、データが格納時に Cloud Bigtable によって圧縮されるという事実が反映されています。
  • Rows: 各キーバケット内のおおよその行数。

    通常、Rows ヒートマップは、大部分が黄色で表示されます。横縞の明るさが左から右に向かって増している場合、つまり暗い色から明るい色になっている場合は、行が追加されていることを示します。左から右に向かって明るさが低下している縞は、行が削除されていることを示します。

    Key Visualizer バケットの行数

    特定のキー接頭辞の合計行数を確認するには、キー階層内の該当する接頭辞をクリックし、下部にある横棒グラフのツールチップを参照します。

次のステップ

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