予算アラートメールの受信者をカスタマイズする

概要

予算アラートメールの受信者は次の方法で指定できます。

  • ロールベース(デフォルト): 予算アラートしきい値ルールがメール通知をトリガーした際、対象の Cloud 請求先アカウントの請求先アカウント管理者と請求先アカウント ユーザーに対してメール通知アラートを送信できます。

    このオプションは、請求先アカウント管理者と請求先アカウント ユーザーが、アラートメールに基づいて費用管理操作を実行できる場合に使用します。

予算アラート通知の図
図 1: 予算アラート通知のデフォルトのメール機能と、Cloud Monitoring を使用してメール受信者をカスタマイズするオプションの方法を示しています。

予算アラート通知の図

  • Cloud Monitoring を使用(このページで説明): 組織内の他のユーザー(プロジェクト マネージャーなど)を指定して、予算アラートメールを送信できます。

    このオプションは、組織の請求先アカウント管理者と請求先アカウント ユーザーが、アラートに基づいてコスト管理を行うのに最適でない場合に使用します。たとえば、請求先アカウント管理者である必要のないプロジェクト マネージャーやデベロッパーにメールアラートを送信する場合などです。

特定の予算に関する予算アラートメールを受信するユーザーをカスタマイズするには、予算に Monitoring のメール通知をリンクし、最大 5 つのメール通知チャンネルを選択します。

このタスクに必要な権限

Cloud Monitoring の通知チャンネルを設定して Cloud Billing の予算にリンクするには、次のロールが必要です。

予算アラートメールの受信に必要な権限

Cloud Monitoring のメール通知チャンネルを選択して(対象の Cloud 請求先アカウントの請求先アカウント管理者と請求先アカウント ユーザーに加えて)アラートメールを受信するユーザーをカスタマイズした場合は、しきい値ルールでアラートのトリガーが指定されたメールアドレスに予算アラートのメールが送信されます。

予算アラートのメールには、予算への有用なリンクが表示されているため、予算をすばやく確認して適切な措置を取ることができます。メール通知チャンネルを使用してアラートメールを受信するように指定したユーザーには、Cloud Console で Cloud Billing 予算を表示する権限が付与されていない場合があります。

アラートメールの受信者が予算を表示できるようにするには、メール受信者に Cloud 請求先アカウントに対する権限が必要です。少なくとも、予算を所有する Cloud 請求先アカウントの請求先アカウント閲覧者のロールにメール受信者を追加する必要があります。詳しくは、予算のリストを表示をご覧ください。

Google Cloud の権限の詳細については、以下をご覧ください。

Cloud Monitoring のメール通知を設定して有効にする

予算アラート通知を受信するメールアドレスをカスタマイズするには、通知チャンネルを予算にリンクします。

始める前に: メール通知チャンネルを作成する

Cloud Monitoring でメール通知チャンネルを作成する必要があります。

Cloud Billing の予算アラートでは、メール通知チャンネルを構成する必要があります。他の種類の通知チャンネルはサポートされていません。

使用するメール通知チャンネルをすでに設定している場合は、この手順をスキップして、通知チャンネルを予算にリンクします。

ヒント: Slack に通知を送信する場合は、プログラムによる通知を構成できます。

メール通知チャンネルを作成したら、次の手順でそのチャンネルを予算にリンクします。

  1. Google Cloud Console にログインします。

    Cloud Console にログインする

  2. Console のナビゲーション メニュー)を開き、[お支払い] を選択します。

    複数の Cloud 請求先アカウントがある場合は、次のいずれかを行います。

    • 現在のプロジェクトの Cloud Billing を管理するには、[リンクされた請求先アカウントに移動] を選択します。
    • 別の Cloud 請求先アカウントを確認するには、[請求先アカウントを管理] を選択し、予算を管理するアカウントを選択します。
  3. [お支払い] メニューから [予算とアラート] を選択します。

  4. 必要に応じて、予算を作成し、アラートしきい値ルールを設定します。既存の予算とアラートルールを編集するには、予算名をクリックします。

  5. [アクション] セクションの [通知の管理] で、[Link Monitoring email notifications to this budget] を選択します。

  6. [プロジェクトを選択] メニューから、メール通知チャンネルを含むプロジェクトを選択します。

  7. [通知チャンネル] で、最大 5 つの既存の通知チャンネルを選択するか、[通知チャンネルを管理] をクリックしてメール通知チャンネルをオンデマンドで編集または作成します。

    • 予算を編集する際、チャンネル名の横にあるチェックボックスを利用して、新しい通知チャンネルをリンクしたり、以前に選択したメール チャンネルのリンクを解除したりできます。
    • 予算の編集中に、予算にリンクしていたメール通知チャンネルが表示されなくなった場合、その通知チャンネルがプロジェクトから削除された可能性があります。通知チャンネルの表示、編集、削除の詳細については、通知オプションをご覧ください。
  8. [保存] をクリックします。

Cloud Monitoring 通知の配信の保証

予算を作成して Cloud Monitoring のメール通知チャンネルにリンクすると、以下で説明するようにメールが送信されるようにできます。

  • 最初のアラートメールを受信するまでに数時間かかる場合があります。
  • メール通知アラートは、しきい値ルールによってトリガーされた場合にのみ送信されます。
  • Cloud 請求先アカウントが使用されていない場合、メール通知は送信されません。
  • 通知チャンネルの構成ミスが原因で配信が失敗した場合、通知は送信されません。
  • 通知チャンネルが存在しなくなると、配信が失敗します。