ダッシュボードとグラフの使用

ダッシュボードは、重要な指標データを表示して分析する 1 つの方法です。Cloud Monitoring には、使用するリソースとサービス用の事前定義されたダッシュボードが自動的に提供されます。これらのダッシュボードでは、設定や構成は不要です。

Cloud Monitoring には、Google Cloud サービス用の事前定義されたダッシュボードが用意されており、カスタム ダッシュボードを作成できます。カスタム ダッシュボードで、表示するグラフとその構成を決定します。カスタム ダッシュボードは、Google Cloud Console または Cloud Monitoring API の Dashboard エンドポイントを使用して作成できます。

このページでは、ダッシュボードに適用される割り当てと上限、グラフとダッシュボードの作成に必要な承認、グラフとダッシュボードのパフォーマンスの改善方法について説明します。

割り当てと上限

ダッシュボードとグラフには、次の上限が適用されます。

カテゴリ
1 ワークスペースあたりのダッシュボードの数 1,000
1 つのダッシュボード上のグラフの数 25
1 つのグラフ上の線の数 300

承認

このセクションでは、ダッシュボードの作成や、ダッシュボードへのグラフの追加に必要なロールや権限について説明します。Cloud Monitoring の Identity and Access Management(IAM)の詳細については、アクセス制御をご覧ください。

各 IAM ロールには ID と名前があります。ロール ID は roles/monitoring.editor という形式で、アクセス制御を構成するときに gcloud コマンドライン ツールに引数として渡されます。詳細については、アクセス権の付与、変更、取り消しをご覧ください。モニタリング編集者などのロール名が Cloud Console に表示されます。

必要な Cloud Console のロール

ダッシュボードを作成したり、ダッシュボードにグラフを追加したりするには、Google Cloud プロジェクトの IAM のロール名が次のいずれかである必要があります。

  • モニタリング編集者
  • モニタリング管理者
  • プロジェクト所有者

ロールとそれに関連する権限のリストを表示するには、ロールをご覧ください。

必要な API 権限

Cloud Monitoring API を使用してダッシュボードを作成したり、ダッシュボードにグラフを追加したりするには、Google Cloud プロジェクトの IAM のロール ID が次のいずれかである必要があります。

  • roles/monitoring.dashboardEditor: このロール ID は、ダッシュボードの作成やダッシュボードへのグラフの追加に必要な最小限の権限を付与します。このロールの詳細については、事前定義されたダッシュボードのロールをご覧ください。
  • role/monitoring.editor
  • role/monitoring.admin
  • role/owner

特定の Cloud Monitoring API メソッドに必要な権限を特定するには、Cloud Monitoring API の権限をご覧ください。ロールとそれに関連する権限のリストを表示するには、ロールをご覧ください。

ロールの決定

Cloud Console を使用してプロジェクトのロールを決定する手順は次のとおりです。

  1. Cloud Console を開き、Google Cloud プロジェクトを選択します。

    Cloud Console に移動

  2. 役割を表示するには、[IAM と管理] をクリックします。ユーザー名と同じ行に役割が表示されます。

組織レベルの権限については、組織の管理者にお問い合わせください。

ダッシュボードとグラフのパフォーマンス

グラフのパフォーマンスは、表示される時系列の数によって左右されます。時系列の数は、時系列に関連付けられた指標タイプとモニタリング対象リソースのタイプの構造に一部依存します。これらのタイプにはそれぞれ、多数のラベルがあります。指標リストモニタリング対象リソースのリストには、各指標とモニタリング対象リソースのタイプのラベルが記載されています。

ラベルセットの値の一意の組み合わせごとに 1 つの時系列があります。考えられる組み合わせの数は、カーディナリティと呼ばれます。ラベル、値、カーディナリティの詳細については、カーディナリティをご覧ください。

指標データを表示するときにパフォーマンスの問題が発生した場合は、次のいずれかの方法を使用して問題を軽減できます。

  • フィルタリングによって不要な情報を削除する。
  • 時系列を結合することで、関連する情報をまとめる。
  • 外れ値モードで異常なデータに注目する。
  • ラベルの数または有効なラベルの値の範囲を減らして、カスタム指標のカーディナリティを減らす。