Storage Transfer Service

このページでは、Storage Transfer Service について説明します。このサービスを使用すると、オンライン データを Cloud Storage にすばやくインポートできます。Cloud Storage のバケット間でデータを転送することもできます。

GCP Console で転送を設定するには、Console を使ったデータ転送の作成と管理の指示に沿って操作します。

Storage Transfer Service とは

Storage Transfer Service では、オンライン データソースからデータシンクにデータが転送されます。データソースは、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)バケット、HTTP/HTTPS のロケーション、Cloud Storage バケットのいずれかです。データシンク(転送先)は、必ず Cloud Storage バケットです。

Storage Transfer Service を使用すると、次のことができます。

  • データを他のストレージ プロバイダから Cloud Storage バケットにバックアップする。
  • データを Multi-Regional Storage バケットから Nearline Storage バケットに移動して、ストレージ費用を削減する。

Storage Transfer Service は、転送オペレーションでデータ転送を実行します。転送オペレーションは、転送ジョブによってスケジュールされ、構成されます。Storage Transfer Service には、データソースとデータシンクの間で転送や同期を簡単にできるオプションが用意されています。たとえば、次のことが可能です。

  • 1 回限りの転送オペレーションまたは定期的な転送オペレーションをスケジュールする。
  • 転送先バケット内に存在しているオブジェクトで、データソース内に対応するオブジェクトがない場合は、それらを削除する。
  • 転送したソース オブジェクトを削除する。
  • ファイル作成日、ファイル名フィルタ、データをインポートする時刻に基づいた高度なフィルタを使用して、データソースからデータシンクへの定期的な同期をスケジュールする。

デフォルトでは、ファイルがデータシンク内に存在しない場合や、データソースとデータシンクの間でファイルのバージョンが異なる場合、Storage Transfer Service はデータソースからファイルをコピーします。また、ファイルは転送オペレーション後にデータソースに残ります。

Storage Transfer Service を使用できるユーザー

Storage Transfer Service にフルアクセスするには、転送ジョブを作成するプロジェクトの EDITOR または OWNER である必要があります。プロジェクトの VIEWER の場合は、データシンクに関連付けられた転送ジョブと転送オペレーションを表示および一覧表示できます。

転送ジョブを作成するプロジェクトは、ソースまたはシンクとして機能するバケットに関連付ける必要はありませんが、ソースとシンクを設定して使用するには追加のアクセス許可が必要です。これを行う方法については、データソースとデータシンクへのアクセスの設定をご覧ください。

使用可能なインターフェース

Storage Transfer Service は複数の方法で操作できます。

gsutil と Storage Transfer Service のどちらを使用するか

gsutil コマンドライン ツールで、Cloud Storage と他のロケーションの間でデータを転送することもできます。gsutil を使用して Amazon S3 バケットを操作し、データを Amazon S3 から Cloud Storage にデータを転送できますが、このユースケースでは Storage Transfer Service がおすすめです。

gsutil と Storage Transfer Service のどちらを使用するかを決めるときは、次の原則に従ってください。

  • オンプレミスのロケーションからデータを転送する場合は、gsutil を使用します。
  • 別のクラウド ストレージ プロバイダからデータを転送する場合は、Storage Transfer Service を使用します。
  • それ以外の場合は、具体的な状況を勘案して両方のツールを評価してください。

このガイダンスをベースとして使用します。転送シナリオの詳細は、適切なツールを判断するときにも役立ちます。

料金

Storage Transfer Service を使用するための追加費用はありませんが、Storage Transfer Service を使用する際には、Cloud Storage と外部プロバイダの通常の費用が適用されます。次に例を示します。

  • 外部ソースから Cloud Storage にデータを転送するときに、転送元プロバイダの料金ポリシーに基づいて、下り料金とオペレーション料金が発生する可能性があります。たとえば、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)から Cloud Storage にデータを移動する場合は、Amazon S3 の料金ページに記載されている料金が、Amazon S3 から転送されたリクエストとデータに適用されます。

  • 異なるロケーションの Cloud Storage バケット間でデータを転送する場合は、転送料金が発生します。詳しくは、ネットワークの料金体系をご覧ください。

  • ソースから Cloud Storage バケットにデータを転送する場合は、バケットに追加されたオブジェクトごとに PUT オペレーション料金が発生します。詳しくは、オペレーションの料金をご覧ください。

  • Nearline Storage または Coldline Storage のデータを Cloud Storage バケット間で転送する場合は、データの取得料金が発生し、適用されると早期削除料金が発生します。詳しくは、Nearline Storage と Coldline Storage の料金をご覧ください。

  • Storage Transfer Service を使用する場合は、Cloud Storage と外部ストレージ プロバイダの両方で行われるオブジェクト管理にオペレーション料金が適用されます。たとえば、外部プロバイダから Cloud Storage への転送オペレーションには、転送元と転送先の両方のバケットでコンテンツの一覧表示が必要になる可能性があります。詳しくは、Cloud Storage のオペレーションの料金または転送元プロバイダの料金ページをご覧ください。

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