Looker の可視化オプションを使用すると、基準線の追加など、可視化をカスタマイズできます。基準線のオプションには、静的な値、中央値、平均値、最大値、最小値、範囲があり、[可視化を編集] 設定で選択できます。
しかし、グラフで縦方向の基準線を使用する場合はどうでしょうか?たとえば、製品リリースのさまざまな段階を、その期間に発生した注文に対して特定の日付で可視化する場合はどうすればよいでしょうか?
ソリューション
表計算を使用すると、グラフで参照できる縦棒を作成できます。縦方向の線は次の例のようになります。
次の例は、[注文数] を [注文の作成日] でグループ化した Explore に基づいています。
縦方向の基準線を作成するには:
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可視化で、縦方向の線でハイライト表示したいデータポイントを参照する表計算を作成します。この使用例では、次の式を使用して、縦方向の基準線を作成し、[注文作成日] を使用してプロダクトのリリース ステージの各ステージをマークします。
if( to_string(${orders.created_date}) = "2019-12-21" OR to_string(${orders.created_date}) = "2019-12-14" OR to_string(${orders.created_date}) = "2019-12-07" , max(${orders.count})+1, null )
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次に、可視化の [編集] メニューで次のセクションを適用します。
- [シリーズ] メニューで、表計算の 可視化の [タイプ] を [列] に設定します。
- [X] メニューで、[スケールのタイプ] を [除数] に変更します。
- [プロット] メニューで、[系列の位置] が [積み上げ割合] に設定されていないことを確認します。
可視化されたデータには時系列で注文された回数が表示され、縦方向の基準線表計算によって生成された垂直バーは、商品のリリース ステージ(開始、中央、終了)を表します: