費用関連の最適化指標を表示する

概要

Google Cloud Console で費用に関連する使用率の指標を表示して、課金対象の Compute Engine リソースを Google Kubernetes Engine(GKE)クラスタとワークロードがどの程度効果的に使用しているかを確認できます。この情報は、クラスタとワークロードのコスト パフォーマンスを最適化するのに役立ちます。

ワークロードの費用関連の指標

費用最適化の指標

Google Cloud Console の [費用の最適化] タブでは、クラスタとワークロードについて次の指標を確認できます。

  • CPU 使用率: 次の CPU 指標の関係を示す棒グラフが表示されます。
    • 使用済み: クラスタまたはワークロードのすべてのコンテナで使用されている CPU の量。container/cpu/core_usage_time 指標から計算されます。
    • リクエスト済み: クラスタまたはワークロード内のすべてのコンテナがリクエストした CPU の量。container/cpu/request_cores 指標から計算されます。
    • 割り当て可能: クラスタ内のすべてのノードに割り当てられた CPU の量。この指標は [クラスタ] ページに表示されます。node/cpu/allocatable_cores 指標から計算されます。Autopilot クラスタの場合、Google が CPU 割り当てを自動的に調整するため、割り当て可能な値はありません。
    • 上限: ワークロード内のすべてのコンテナの CPU の上限。この指標は [ワークロード] ページに表示されます。container/cpu/limit_cores 指標から計算されます。
  • CPU 時間: 選択した時間枠内のワークロードまたはクラスタ内のすべてのノードの合計コア時間。node/cpu/total_cores 指標(Standard クラスタの場合)と container/cpu/request_cores 指標(Autopilot クラスタとワークロードの場合)から計算されます。
  • メモリ使用率: 次のメモリ指標の関係を示す棒グラフが表示されます。
    • 使用済み: クラスタまたはワークロードのすべてのコンテナで使用されているメモリの量。container/memory/used_bytes 指標から計算されます。
    • リクエスト済み: クラスタまたはワークロード内のすべてのコンテナに対してリクエストされたメモリの量。container/memory/request_bytes 指標から計算されます。
    • 割り当て可能: クラスタ内のすべてのノードに割り当てられたメモリの量。この指標は [クラスタ] ページに表示されます。node/memory/allocatable_bytes 指標から計算されます。Autopilot クラスタの場合、Google がメモリ割り当てを自動的に調整するため、割り当て可能な値はありません。
    • 上限: ワークロード内のすべてのコンテナのメモリ上限。この指標は [ワークロード] ページに表示されます。container/memory/limit_bytes 指標から計算されます。
  • メモリ時間: 選択した期間内での、ワークロードまたはクラスタ内のすべてのノードにおけるメモリの送料。node/memory/total_bytes 指標(クラスタの場合)と container/memory/requested_bytes 指標(Autopilot クラスタとワークロードの場合)から計算されます。

指標を表示する

費用関連の使用率の指標を表示するには、Google Cloud Console で次の手順を行います。

  1. クラスタレベルの指標を確認するには、Kubernetes クラスタのページに移動します。

    Kubernetes クラスタに移動

    ワークロード レベルの指標を確認するには、[ワークロード] ページに移動します。

    [ワークロード] に移動

  2. [費用の最適化] タブを選択します。

  3. 指標の平均(使用率)または累積(合計時間)の期間を選択します。たとえば、1 日、1 か月などを選択します。クラスタまたはワークロードの存続期間が選択した時間枠よりも短い場合、クラスタまたはワークロードの累積指標が表示されます。たとえば、時間枠を 1 日に設定しても、ワークロードが 4 時間前に作成されている場合は、4 時間の指標のみが表示されます。

  4. 使用率の指標にカーソルを合わせると、詳細が表示されます。

クラスタモードの費用最適化の指標は、次のように表示されます。

  • Standard クラスタの場合、全体的な計算にマネージド GKE コンポーネント(kube-system Namespace)が含まれるため、作成時に常に使用済み、リクエスト済み、割り当て可能の指標が表示されます。
  • Autopilot クラスタの場合、指定されたリクエストでワークロードがクラスタにデプロイされない限り、指標は表示されません。これは Autopilot の料金モデルによるものです。

Standard クラスタにデプロイされたワークロードで、リクエストや上限が指定されていない場合、グラフに比率が表示されません。代わりに、ワークロードの使用状況の指標だけが棒グラフで表示されます。

Autopilot クラスタにデプロイされたワークロードで、リクエストまたは上限が指定されていない場合、デフォルトの値がコンテナに適用され、比率が常に表示されます。

次のステップ