Dialogflow CX と LINE を統合すると、Dialogflow CX テクノロジーをベースに、自然言語を理解する LINE ボットを簡単に作成できます。
LINE の設定
エージェントの LINE 統合を設定するには、次のものが必要です。
- LINE アカウント
- モバイル デバイスにインストールされた LINE アプリ
LINE ボットを作成する
- LINE のガイドの Messaging API スタートガイドに従って、プロバイダと Messaging API チャネル(まだ作成していない場合)を作成します。
LINE Developers コンソールで作成したチャネルから次の情報をコピーします。
- チャネル アクセス トークン(有効期間が長い)
- チャネル ID
- チャネル シークレット
Dialogflow CX を設定する
- 左側のパネルで [Manage] タブをクリックします。
- 左側のメニューで [Integrations] をクリックします。
- [Line] タイルの [Connect] ボタンをクリックします。
- 次の情報を入力します。
- チャネル アクセス トークン
- チャネル ID
- チャネル シークレット
- 該当する環境を選択します。
- [開始] をクリックします。
- [Webhook URL] の値をコピーします。
LINE で Webhook を有効にする
LINE のガイドの Webhook URL を設定するに従って、設定を完了します。
テスト
エージェントをテストするには、LINE ガイドの QR コードによる友だちの追加に沿って、bot を会話リストに追加します。QR コードは LINE Developers Console の [Messaging API] タブに表示されます。その後、テスト用に bot にメッセージを送信できます。
リッチ レスポンス メッセージ
リッチ レスポンス メッセージは、フルフィルメントのカスタム ペイロードによってサポートされます。メッセージの形式については、LINE メッセージ オブジェクトをご覧ください。
たとえば、次のカスタム ペイロードは単純な LINE テキスト メッセージを提供します。
{ "type": "text", "text": "Hello, world" }
次のカスタム ペイロードは、LINE テンプレート メッセージを提供します。
{ "type": "template", "altText": "this is a buttons template", "template": { "type": "buttons", "thumbnailImageUrl": "https://example.com/bot/images/image.jpg", "title": "Menu", "text": "Please select", "actions": [ { "type": "postback", "label": "Buy", "data": "action=buy&itemid=123" }, { "type": "postback", "label": "Add to cart", "data": "action=add&itemid=123" }, { "type": "uri", "label": "View detail", "uri": "http://example.com/page/123" } ] } }
チャネル固有のレスポンス
チャネル固有のレスポンスを構成すると、エージェントが Line メッセージに応答するときに、チャネル DF_CX_LINE
が自動的に使用されます。