例: Java App Engine スタンダード環境
この例は、Java で書かれた App Engine アプリケーションであり、Bigtable テーブルに "hello world" のあいさつを書き込み、それを読み取りなおします。アプリケーションは、App Engine スタンダード環境の Google Cloud 上で実行されます。Java 8 ランタイムをアプリケーションで使用します。このアプリケーションのコードは GitHub リポジトリ GoogleCloudPlatform/java-docs-samples の appengine-java8/bigtable
ディレクトリにあります。
コードサンプルの概要
コードサンプルには、次のクラスが含まれています。
BigtableHelper
。Bigtable への接続を提供します。BigtableHelloWorld
。Bigtable への書き込みや Cloud Bigtable からの読み取りを行います。
BigtableHelper
BigtableHelper
。Bigtable への接続を作成するメソッドを提供します。また、接続をキャッシュに保存します。キャッシュ内に接続が存在する場合に、その接続を取得するメソッドもあります。接続の作成は比較的負荷の大きいオペレーションです。したがって、常に単一の接続を作成して、それを再利用することをおすすめします。
BigtableHelloWorld
BigtableHelloWorld
を使用して、一連のあいさつを Bigtable に書き込み、それを読み取って表示します。このクラスは BigtableHelper
から Bigtable 接続を取得し、その接続を使用して Table
オブジェクトを取得します(このオブジェクトにより、値の読み取り / 書き込みが可能になります)。続いて Table
オブジェクトを使用してテーブルに対する書き込み / 読み取りを行います。