検証

Dialogflow CX には検証機能があり、エージェント設計者が高品質のエージェントを作成できるようになっています。エージェントの検証はオンデマンドで行われます。エージェントの編集が完了し、NLU モデルを再トレーニングするときは、Dialogflow コンソールまたは API のいずれかを使用して、エージェントの検証をリクエストできます。新しい検証を行わずに、最新の検証結果を照会することもできます。

検証結果はあくまで情報提供を目的としたものです。エージェントの品質とパフォーマンスを改善する目的で、分類された検証メッセージの一覧が提供されます。エージェントの検証がエージェントの動作に影響することはありません。 検証メッセージを無視しても、エージェントを起動できます。検証メッセージには、インテントとエンティティ タイプを含む NLU モデル トレーニング データの品質と、移行ルールなどのページベースのフロー構造の品質が含まれます。検証メッセージの例を次に示します。

  • 異なるインテントに類似性の高いトレーニング フレーズが存在する。
  • デフォルトのネガティブ インテントにはネガティブ サンプルが存在しない。
  • このテキストは、トレーニング フレーズによって注釈が付けられるかどうかが一定しない。
  • エンティティ タイプ内の異なる値に同じ類義語が使用されている。
  • このインテント ルート条件パラメータは定義されていない。
  • このフォーム パラメータは「sys.any」タイプで定義される。

結果にアクセスする

エージェントの検証結果にアクセスするには、次の手順を行います。

  1. Dialogflow CX Console を開きます。
  2. GCP プロジェクトを選択します。
  3. エージェントを選択します。
  4. [Manage] タブを選択します。
  5. [管理] パネルで [検証] をクリックします。
  6. 最新の検証結果が表示されますが、これはすでに古くなっている可能性があります。
  7. 新しい結果をトリガーするには、パネルの上部にある [ 更新] ボタンをクリックします。
  8. 1 つのフローのみに新しい結果をトリガーするには、フロー固有の結果行で [更新] をクリックします。

検証のスクリーンショット。

インテント、エンティティ、ページのインライン結果

検証メッセージは、インテント リスト、エンティティ リスト、ページリストにも表示されます。たとえば、ページリストでは、そのページの検証メッセージがあると、重大度を示すアイコンがページ行に表示されます。アイコンにカーソルを合わせると、詳細な検証メッセージを示すツールチップが表示されます。

検証のスクリーンショット。

重大度レベル

検証は、次の重大度レベルを表示することがあります。

重要度 説明
情報 エージェントがベスト プラクティスに従っていません。
WARNING エージェントが意図したとおりに動作しない可能性があります。
エラー エージェントで障害が発生する場合があります。

制御機能

検証パネルで、重大度レベル別に検証結果をフィルタできます。また、検証メッセージ テキストを検索することで検証結果をフィルタすることもできます。

  • 重大度レベルのチェックボックスを使用します。
  • 検索 ボックスにテキストを入力します。

検証パネルの [Show validation in visual builder] トグルを使用すると、インテント、エンティティ、ページの検証結果をインラインに表示するかどうかを制御できます。