Cloud Storage の料金

このドキュメントでは、Cloud Storage の料金について説明します。個人用ファイルを保存するシンプルなオンライン ストレージを提供する Google ドライブについては、Google ドライブの料金をご覧ください。

米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Cloud Platform SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。

料金の概要

Cloud Storage の料金は、次のコンポーネントに基づいています。

Cloud Storage の Always Free の使用量上限

Google Cloud の無料枠の一部として、Cloud Storage では、特定の上限まで無料でリソースを使用できます。この使用量上限は、無料トライアル期間中および期間終了後にも利用できます。無料トライアル期間が終了すると、Always Free の上限を超えた使用量に対して、以下の料金表に沿って課金されます。

リソース 1 か月あたりの無料使用量上限
Standard Storage 5 GB(GB-月)
クラス A オペレーション 5,000
クラス B オペレーション 50,000
ネットワーク(下り: 外向き) 1 GB、北米から各 GCP 宛て下り(外向き)ネットワーク(オーストラリアと中国を除く)

Cloud Storage の Always Free の割り当ては、us-west1us-central1us-east1 の各リージョンの使用量に適用されます。使用量はこの 3 つのリージョン全体で集計されます。Always Free の内容は変更される場合があります。資格要件とその他の制限については、よくある質問をご覧ください。

料金表

以下の料金表に、Cloud Storage の使用時に適用される料金を示します。

使用量と料金を示しているサンプル シナリオについては、詳細な料金の例をご覧ください。Google Cloud 料金計算ツールについては、計算ツールのページをご覧ください。

データ ストレージ

データ ストレージ料金は、Cloud Storage にデータを保存する時点で適用されます。プルダウン リストから目的のロケーションを選択すると、そのロケーションに適用されるデータ ストレージ料金が表示されます。

Standard Storage
(GB 単位/月)
Nearline Storage
(GB 単位/月)
Coldline Storage
(GB 単位/月)
米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Cloud Platform SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。

ネットワーク

オブジェクト データまたはオブジェクト メタデータがバケットから読み取られると、ネットワーク課金が適用されます。ネットワーク使用量は、次のように分類されます。

Google Cloud 内のネットワーク(下り)

Google Cloud 内のネットワーク(下り)は、Cloud Storage のあるバケットから別のバケットにデータを移動またはコピーしたとき、または別の Google Cloud サービスがバケット内のデータにアクセスしたときに適用されます。

同じロケーション内(例: us-east1 から 、eu から eu 同じ大陸の異なる地域間(例: us-east1 から northamerica-northeast1、 から usus から us-central1 世界中のロケーション間(例: us から asiaaustralia-southeast1 から us-east1
無料 $0.01/GB1 全般的なネットワーク使用料金が適用されます

米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Cloud Platform SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。

1 次の場合、バケットから Cloud Storage 以外の Google Cloud サービスへのデータの下りは無料です。

  • バケットがあるリージョンにあり、Google Cloud サービスが複数のリージョンにあり、両方が同じ大陸上にある。たとえば、us App Engine インスタンスから us-east1 バケットのデータにアクセスする場合。
  • バケットが複数のリージョンにあり、Google Cloud サービスがあるリージョンにあり、両方が同じ大陸上にある。たとえば、eu-west1 GKE インスタンスから eu バケットのデータにアクセスする場合。

バケットを作成するときに使用できるロケーションのリストについては、バケットのロケーションをご覧ください。

特殊ネットワーク サービス

特定の Google Cloud ネットワーク プロダクトを使用することにした場合、下り料金は料金表に基づきます。

全般的なネットワーク使用量

全般的なネットワーク使用量は、上記のどのカテゴリにも該当しないバケットから読み取られたデータに適用されます。

現在の使用状況は、プロジェクトの請求情報の詳細で確認できます。

オペレーション

Cloud Storage 内でオペレーションを実行すると、オペレーション料金が発生します。オペレーションとは、Cloud Storage 内のバケットやオブジェクトに関する情報を変更または取得する操作です。

オペレーションは、クラス A、クラス B、無料の 3 つのカテゴリに分類されます。 課金レートは 10,000 オペレーション単位です。各クラスにどのオペレーションが該当するかについては、以下の表をご覧ください

ストレージ クラス1 クラス A オペレーション
(10,000 オペレーションあたり)
クラス B オペレーション
(10,000 オペレーションあたり)
無料のオペレーション
Standard Storage $0.05 $0.004 無料
Nearline Storage と Durable Reduced Availability(DRA)Storage $0.10 $0.01 無料
Coldline Storage $0.10 $0.05 無料

米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Cloud Platform SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。

1 オペレーションがオブジェクトに適用される場合、そのオブジェクトのストレージ クラスでオペレーション料金が決まります。バケット内のオブジェクトを一覧表示するなど、オペレーションがバケットに適用される場合、バケットに設定されているデフォルトのストレージ クラスでオペレーション料金が決まります。プロジェクト内のバケットを一覧表示する場合、常にクラス A Standard Storage の料金が適用されます。

各クラスへのオペレーションの分類

次の表では、各クラスに分類されるオペレーションを示します。Google Cloud Console またはいずれかの Cloud Storage クライアント ライブラリを使用して Cloud Storage にアクセスする場合、適用可能なオペレーションは JSON API の行にあります。gsutil を使用して Cloud Storage にアクセスする場合、JSON API オペレーションがデフォルトで使用されますが、gsutil が XML API を使用するよう構成されていることがあります。

API または機能 クラス A オペレーション クラス B オペレーション 無料のオペレーション
JSON API storage.*.insert1
storage.*.patch
storage.*.update
storage.*.setIamPolicy
storage.buckets.list
storage.buckets.lockRetentionPolicy
storage.notifications.delete
storage.objects.compose
storage.objects.copy
storage.objects.list
storage.objects.rewrite
storage.objects.watchAll
storage.projects.hmacKeys.create
storage.projects.hmacKeys.list
storage.*AccessControls.delete
storage.*.get
storage.*.getIamPolicy
storage.*.testIamPermissions
storage.*AccessControls.list
storage.notifications.list
Each object notification
storage.channels.stop
storage.buckets.delete
storage.objects.delete
storage.projects.hmacKeys.delete
XML API GET Service
GET Bucket(バケット内のオブジェクトをリストする場合)PUTPOST
GET Bucket(バケット構成を取得する場合)
GET ObjectHEAD
削除
オブジェクトのライフサイクル管理 SetStorageClass 削除

1 JSON API を使用した単純なアップロード、マルチパート アップロード、再開可能なアップロードは、それぞれ 1 つのクラス A オペレーションとみなされます。

取得と早期削除

Nearline StorageColdline Storage はアクセス頻度の低いデータを格納するためのストレのため、これらのクラスに格納されているデータやメタデータには、最小保存期間の課金に加え、取得に付随する追加コストがかかります。

  • Nearline Storage または Coldline Storage として保存されているデータとメタデータの読み取り、コピー、書き換えには「取得料金」が適用されます。この料金は、データの読み取りに関連するネットワーク料金とは別に発生します。

  • Nearline Storage または Coldline Storage として保存されたデータには、「最小保存期間」が適用されます。最小保存期間に達する前にもファイルは削除できますが、ファイルが最小期間保存された場合と同じ料金が削除時に請求されます。これらの料金は、early delete SKU によって請求されます。

Nearline Storage Coldline Storage
データの取得 $0.01/GB $0.05/GB
最小保存期間 30 日 90 日間

米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Cloud Platform SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。

たとえば、US マルチリージョンで Coldline Storage に 1,000 GB のデータを保存するとします。初日に追加したデータを 60 日目に削除した場合、この間の料金は $14($0.007/GB/月×1,000 GB × 2 か月)になり、61 日目から 90 日目までの 30 日間は $7($0.007/GB/月× 1,000 GB x 1 か月)になります。

オブジェクトの上書きと移動

最小保存期間経過前に既存のオブジェクトを上書きまたは移動した場合、そのどちらの操作でも元のファイルは削除されるため、早期削除料金が適用されます。オブジェクトを移動する場合、元のファイルを新しいロケーションにコピーする必要があるため、データ取得の料金も適用されます。上書きとコピーのどちらにおいても、上書きまたはコピーの対象となったオブジェクトには通常のストレージ料金が適用されます。

たとえば、Nearline Storage オブジェクトを作成し、10 日後にそのストレージ クラスを Standard Storage に変更するために上書きした場合、このアクションは早期削除と見なされます。残りの 20 日間のストレージに対して課金され、上書きが発生するとすぐに、オブジェクトの新しい Standard Storage バージョンを保存するための課金が開始されます。

料金に関する注意

  • ストレージとネットワークの使用量はバイナリ ギガバイト(GB)単位で計算されます。ここでの 1 GB は 230 バイトです。この測定単位は、ギビバイト(GiB)ともいいます。同様に、1 TB は 240 バイト(1,024 GB)です。

  • ストレージの料金はオブジェクトごとに 1 秒以下の単位で比例配分されます。ただし、早期に削除または変更された Nearline Storage データと Coldline Storage データは除きます(上記を参照)。比例配分ストレージ課金の例については、下記の料金の例をご覧ください。

  • 料金は毎日発生しますが、Cloud Storage から請求が行われるのは請求期間の終了時のみです。未請求の使用量は、Google Cloud Console のプロジェクトのお支払いページで確認できます。

  • ストレージ料金は、オブジェクトが含まれるバケットに設定されているデフォルトのストレージ クラスではなく、個々のオブジェクトのストレージ クラスに基づいています。

  • カスタム メタデータは、ストレージとネットワークの毎月の使用量に含まれます。たとえばカスタム メタデータの [NAME]:[VALUE] について Cloud Storage は、[NAME][VALUE] の各文字を、オブジェクトとともに格納され、オブジェクト リクエストで転送されるバイトとしてカウントします。

  • ダウンロード時にトランスコーディングを使用した圧縮オブジェクトの場合、ストレージ料金はオブジェクトの圧縮後のサイズに基づきます。下り(外向き)料金は、圧縮解除したオブジェクトのサイズに基づきます。

  • オブジェクトのバージョニングが有効になっているバケットについては、オブジェクトのアーカイブされたバージョンごとに、オブジェクトのライブ バージョンと同じ料金が課金されます。

  • Cloud Storage には、Durable Reduced Availability(DRA)というストレージ クラスもありますが、DRA の代わりに Regional Storage の使用をおすすめします。Standard Storage の料金はオペレーションについては低く、それ以外の料金体系は同じです。また Standard Storage は、特に可用性の点において DRA より性能が優れています。

  • Storage Transfer Service を使用するための追加料金はありませんが、Storage Transfer Service を使用する際には、Cloud Storage と外部プロバイダの通常の料金が適用されます。潜在的な料金については、Storage Transfer Service の料金をご覧ください。

料金の例

比例配分ストレージの例

この例は、Cloud Storage がデータのストレージ料金をどのように配分するかを示しています。

マルチリージョンに 15 GB のオブジェクトを Standard Storage として 12 時間保存するとします。Cloud Storage では、これを 0.5 日分のストレージ、つまり 1 か月の 1/60(30 日の月を想定)として扱います。このストレージには次の料金が請求されます。

$0.026(per GB per month) * 15(GB) * 1/60(months) = $0.0065

シンプルな料金の例

次の例は、Cloud Storage を使い始めたばかりの場合に適用されるシンプルなシナリオを示しています。データ ストレージ量は、バケット内の月間平均データ量です。

ある月のストレージの使用パターンが次のとおりだとします。

料金カテゴリ 使用のタイプ 金額
データ ストレージ マルチリージョンの Standard Storage 50 GB
ネットワーク 南北アメリカと EMEA への下り 10 GB
オペレーション クラス A オペレーション(オブジェクト追加、バケットやオブジェクトの一覧表示) 10,000 オペレーション
オペレーション クラス B オペレーション(オブジェクト取得、バケットやオブジェクトのメタデータの取得) 50,000 オペレーション

その月の請求額は次のように計算されます。

料金カテゴリ 計算 費用
データ ストレージ 50 GB Standard Storage×GB あたり $0.026 $1.30
ネットワーク 10 GB 下り×GB あたり $0.12 $1.20
オペレーション クラス A オペレーション 10,000 回×10,000 オペレーションあたり $0.05 $0.05
オペレーション クラス B オペレーション 50,000 回×10,000 オペレーションあたり $0.004 $0.02
合計 $2.57

詳細な料金の例

次の例は、複数のストレージ クラスと、複数の層にまたがる帯域幅消費を含むストレージ使用量を示しています。各ストレージ クラスについて、データ ストレージ使用量は月間平均です。

ある月のストレージの使用パターンが次のとおりだとします。

料金カテゴリ 使用のタイプ 金額
データ ストレージ マルチリージョンの Standard Storage 60 TB
データ ストレージ マルチリージョンの Nearline Storage 100 TB
ネットワーク 南北アメリカと EMEA への下り 25 TB
ネットワーク アジア太平洋への下り 25 TB
ネットワーク 上り(内向き) 30 TB
オペレーション Standard Storage データに対するクラス A オペレーション(オブジェクト追加、バケットやオブジェクトの一覧表示) 100,000 回のオペレーション
オペレーション Standard Storage データに対するクラス B オペレーション(オブジェクト取得、バケットやオブジェクトのメタデータの取得) 10,000,000 回のオペレーション
オペレーション Nearline Storage データに対するクラス B オペレーション(オブジェクト取得、バケットやオブジェクトのメタデータの取得) 1,000,000 回のオペレーション
Nearline 料金 データの取得(下りデータ全体のうち Nearline Storage の部分) 10 TB

その月の請求額は次のように計算されます。

料金カテゴリ 計算 費用
データ ストレージ 60 TB(61,440 GB)Standard Storage×GB あたり $0.026 $1,597.44
データ ストレージ 100 TB(102,400 GB)Nearline Storage×GB あたり $0.010 $1,024.00
ネットワーク 南北アメリカと EMEA への下り合計 25 TB:
0~1 TB 階層): 1 TB(1,024 GB)下り×GB あたり $0.12(1~10 TB 階層): 9 TB(9,216 GB)下り×GB あたり $0.11(10 TB を超える階層): 15 TB(15,360 GB)下り×GB あたり $0.08

$122.88 $1,013.76 $1,228.80
ネットワーク アジア太平洋への下り合計 25 TB:
(0~1 TB 階層): 1 TB(1,024 GB)下り×GB あたり $0.12(1~10 TB 階層): 9 TB(9,216 GB)下り×GB あたり $0.11(10 TB を越える階層):15TB(15,360 GB)下り×GB あたり $0.08

$122.88 $1,013.76 $1,228.80
ネットワーク 上りは無料 $0.00
オペレーション クラス A オペレーション 100,000 回×10,000 オペレーションあたり $0.05 $0.50
オペレーション クラス B オペレーション 10,000,000 回×10,000 オペレーションあたり $0.004 $4.00
オペレーション クラス B オペレーション 1,000,000 回×10,000 オペレーションあたり $0.01 $1.00
Nearline 料金 10 TB(10,240 GB)のデータ取得×GB あたり $0.01 $102.40
合計 $7460.22

利用ポリシー

本サービスの利用にあたっては、Cloud Storage の利用規約プログラム ポリシーに加えて、Google のプライバシー ポリシーを遵守する必要があります。

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