Data Boost でデータをエクスポートする

このページでは、Spanner Data Boost を使用して、プロビジョニングされた Spanner インスタンスの既存のワークロードへの影響がほぼゼロの状態で、Spanner データをエクスポートする方法について説明します。

Data Boost については Data Boost の概要をご覧ください。

データをエクスポートするには、Spanner コンソールの [データのエクスポート] ページを使用するか、Dataflow テンプレートを使用します。

準備

Identity and Access Management(IAM)権限 spanner.databases.useDataBoost があることを確認します。詳しくは、IAM によるアクセス制御をご覧ください。

Spanner コンソールを使用してデータをエクスポートする

Spanner コンソールを使用して Avro 形式でデータをエクスポートするには:

  1. Spanner から Avro にデータベースをエクスポートするの手順に従います。

  2. [Spanner Data Boost を使用する] チェックボックスをオンにします。

データを CSV 形式でエクスポートするには:

Dataflow テンプレートを使用してデータをエクスポートする

Data Boost を使用して Dataflow のエクスポートを実行するには、次のいずれかのオプションを選択します。

コンソール

  1. 以下のいずれかに移動します。

  2. テンプレートを実行するConsole の手順に従います。

  3. [テンプレートからジョブを作成] ページの [オプションのパラメータ] で、[Spanner Data Boost を使用] に「true」と入力します。

gcloud CLI

  1. 以下のいずれかに移動します。

  2. テンプレートを実行するgloud の手順に従います。

  3. コマンドに次のパラメータを追加します。

    dataBoostEnabled=true
    

    次の例では、Spanner to Cloud Storage Avro テンプレートを実行し、Data Boost の使用を指定しています。

    gcloud dataflow jobs run my_export_job \
    --gcs-location gs://dataflow-templates/latest/Cloud_Spanner_to_GCS_Avro \
    --region us-central1 \
    --staging-location gs://mybucket/temp \
    --parameters \
    instanceId=my_instance,\
    databaseId=my_database,\
    outputDir=gs://mybucket/export \
    dataBoostEnabled=true

次のステップ