Stackdriver サポートのインストール

GKE に Stackdriver のマネージド サポートが含まれるようになりました。クラスタに GKE バージョンを選択すると、Stackdriver サポートが自動的にインストールされるか更新されます。このページでは、次の方法について説明します。

  • 従来の Stackdriver サポートをインストールまたは更新する。
  • Stackdriver Kubernetes Engine Monitoring をインストールまたは更新する。
  • クラスタからすべての Stackdriver サポートを削除する。

Stackdriver サポートをインストールすると、高度なプロファイリング機能とトレース機能を使用して、稼働中の GKE クラスタのモニタリング、システムログとデバッグログの管理、システムのパフォーマンス分析を行うことができます。1 回のインストール手順で、Stackdriver Monitoring、Stackdriver Logging、Stackdriver Error Reporting、Stackdriver APM を含むすべての Stackdriver アプリケーションにアクセス可能になります。

始める前に

  • GKE 向け Stackdriver サポートのどのオプションを使用するかを決定します。

  • クラスタが含まれているプロジェクトの所有者である必要があります。そのプロジェクトにはワークスペースが関連付けられていなければなりません。

新しいクラスタを作成する

新しく GKE クラスタを作成すると、デフォルトでは従来の Stackdriver サポートがインストールされます。デフォルトではなく、新しい Stackdriver Kubernetes Engine Monitoring サポートを選択することもできます。もしくは、すべての Stackdriver サポートを削除することもできます。

このセクションで説明する手順では、Stackdriver に関連するオプションのみを取り上げます。詳しい手順については、クラスタの作成をご覧ください。

Console

  1. プロジェクトの [Kubernetes クラスタ] ページに移動します。次のボタンで移動します。

    [Kubernetes クラスタ] のページに移動

  2. ページ上部で [クラスタの作成] を選択します。

  3. 表示されるダイアログで次のフィールドを指定します。他のプロパティは、クラスタに応じて適宜指定します。詳細については、クラスタの作成をご覧ください。

    1. マスターのバージョン: バージョン 1.12.7 を選択します。

    2. [詳細オプション] セクションの [その他の機能] では、新しいクラスタに含める Stackdriver サポートを 3 つのオプションから選択できます。

      新しいクラスタで従来の Stackdriver サポートを有効にする場合は、必ず次の 2 つのオプションをオンにしてください。

      従来のサポート

      Stackdriver Kubernetes Engine Monitoring サポートの場合は、さらに [Stackdriver の新しいベータ版の Monitoring と Logging を試す] ボックスをオンにします。

      ベータ版リリースのオプトイン

  4. [作成] をクリックしてクラスタを作成します。

gcloud

gcloud を使用してクラスタを作成します。

  1. Cloud SDK と gcloud がインストールされているデバイスでターミナル ウィンドウを開きます。操作を行う 1 つの方法として、Cloud Shell を使用します。

    1. プロジェクトの [Kubernetes クラスタ] ページに移動します。

      [Kubernetes クラスタ] に移動

    2. ページの上部にある [Cloud Shell をアクティブにする] をクリックします。

  2. 通常と同じようにクラスタを作成します。デフォルトでは従来の Stackdriver サポートがインストールされます。たとえば、デフォルトのオプションを使用した簡単な作成方法は、次のようになります。

    gcloud container clusters create [CLUSTER_NAME] \
      --zone=[ZONE] \
      --project=[PROJECT_ID] \
      --cluster-version=1.10
    
  3. また、新しいクラスタで Stackdriver Kubernetes Engine Monitoring サポートを選択するには、--enable-stackdriver-kubernetes オプションを追加します。

    gcloud beta container clusters create [CLUSTER_NAME] \
      --zone=[ZONE] \
      --project=[PROJECT_ID] \
      --cluster-version=1.12.7 \
      --enable-stackdriver-kubernetes
    

既存のクラスタを更新する

以下の手順では、次の方法について説明します。

  • Stackdriver サポートを使用していないクラスタを、従来の Stackdriver を使用するように更新する。
  • Stackdriver サポートを使用していないクラスタを、Stackdriver Kubernetes Engine Monitoring を使用するように更新する。
  • 従来の Stackdriver を使用しているクラスタを、Stackdriver Kubernetes Engine Monitoring を使用するように更新する。場合によっては Stackdriver 構成も変更する必要があります。Stackdriver Kubernetes Engine Monitoring への移行をご覧ください。
  • クラスタから Stackdriver サポートを削除する。

クラスタで使用している Stackdriver サポートを確認する

クラスタでどの種類の Stackdriver サポートを使用しているかを確認する方法は次のとおりです。

  1. GKE コンソールでクラスタの名前をクリックします。

    [Kubernetes クラスタ] に移動

  2. クラスタの [詳細] パネルで、Stackdriver MonitoringStackdriver Logging のステータスを確認します。各ステータスの意味は次のとおりです。

    • 有効: クラスタでは従来の Stackdriver サポートを使用しています。
    • v2(ベータ版)が有効: お使いのクラスタではベータ版の Stackdriver Kubernetes Engine Monitoring が使用されています。
    • 無効: クラスタでは Stackdriver サポートを使用していません。

Stackdriver サポートを変更する

既存のクラスタでの Stackdriver サポートを変更するには、次の手順に従います。

Console

  1. プロジェクトの [Kubernetes クラスタ] ページに移動します。次のボタンで移動します。

    [Kubernetes クラスタ] のページに移動

  2. クラスタを Kubernetes バージョン 1.12.7 にアップグレードします。手順については、クラスタのアップグレードをご覧ください。アップグレードを完了させます。

  3. クラスタの編集アイコン(edit)をクリックします。

    GKE クラスタの編集

  4. [詳細オプション] セクションを [その他の機能] まで下にスクロールし、新しいクラスタに含める Stackdriver サポートを 3 つのオプションから選択します。

    Stackdriver Kubernetes Engine Monitoring サポートに変更する場合は、必ず 3 つすべてのオプションをオンにします。

    Stackdriver Kubernetes Engine Monitoring サポートの選択

    従来の Stackdriver サポートに変更する場合は、最初の 2 つのオプションのみをオンにします。3 番目のオプション [Stackdriver の新しいベータ版の Monitoring と Logging を試す] がオンになっている場合は、オフにします。

    従来のサポート

  5. ページの下部にある [保存] をクリックします。

gcloud

次の gcloud の手順では、gcloud container clusters update コマンドを使用してクラスタの Stackdriver サポートをアップグレードする方法を説明します。Google ではこのプロセスを「アップグレード」と呼ぶこともありますが、使用するコマンドは upgrade ではなく update です。

  1. クラスタが含まれているプロジェクトで Cloud Shell ウィンドウを開きます。

  2. Cloud SDK でクラスタのデフォルト値を設定していない場合は、次のように設定します。

    gcloud config set project [PROJECT_ID]
    gcloud config set compute/zone [COMPUTE_ZONE]
    
  3. クラスタを目的の Kubernetes バージョンに更新し、クラスタ内で有効にする Stackdriver サポートを選択します。認定されている GKE バージョンはすべて、従来の Stackdriver と Stackdriver Kubernetes Engine Monitoring の両方をサポートしています。

    以下に示す必要最小限の update コマンドでは、Stackdriver に必要なオプションのみを使用しています。

    gcloud beta container clusters update [CLUSTER_ID] \
      --zone=[ZONE]  --region=[REGION]  \
      --logging-service=[LOGGING_SERVICE] \
      --monitoring-service=[MONITORING_SERVICE]
      

    [LOGGING_SERVICE][MONITORING_SERVICE] には、次の値を使用します。

    サポートの種類 [LOGGING_SERVICE] [MONITORING_SERVICE]
    従来の Stackdriver "logging.googleapis.com" "monitoring.googleapis.com"
    Stackdriver Kubernetes Engine Monitoring "logging.googleapis.com/kubernetes"1 "monitoring.googleapis.com/kubernetes"1
    なし "none" "none"

    注: このオプションは gcloud beta container clusters update にだけ表示されます。
    注: Stackdriver Kubernetes Engine Monitoring を有効にするには、ロギング サービスとモニタリング サービスを指定する必要があります。

次のステップ

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