Looker と統合されたサードパーティ サービスに対する Looker Action Hub を通じた Looker コンテンツの定期配信または 1 回限りの配信をスケジュール設定できます。Looker Action Hub は、Looker の Action API を実装し、すべての Looker ユーザーに一般的な統合機能(アクションとも呼ばれます)を提供します。Slack のアタッチメント(API トークン)を統合すると、Looker のデータを含むアタッチメントが Slack のチャネルまたはダイレクト メッセージ(DM)に送信されます。Looker Action Hub で提供される Slack アクションとは異なり、Slack のアタッチメント(API トークン)はセルフホスト型の Looker のデプロイメントで使用できます。
データで指定されたしきい値に達した、または超過した場合にも、Looker のコンテンツを Slack に送信することができます。
統合では、ボット トークンのスコープと呼ばれる特定の権限を持つ Slack アプリが使用されます。これは、アプリがアクセスできる Slack ワークスペースの要素が制御します。Looker で Slack アタッチメント(API トークン)の統合を使用する前に、Slack アタッチメント(API トークン)GitHub リポジトリの README ファイルに記載されている設定手順に沿って Slack 側で統合を構成する必要があります。
Looker で Slack のアタッチメント(API トークン)の統合を有効にする
Slack 側で統合を設定したら、Looker 管理者は [管理] メニューの [Actions] ページのアクションのリストで Slack のアタッチメント(API トークン)アクションを有効にする必要があります。
- 統合のリストを下にスクロールし、Slack のアタッチメント(API トークン)のリストの横にある [有効にする] ボタンをクリックします。
- [有効] 切り替えを有効にします。
- [Slack API トークン] フィールドで Slack 側の設定のボット ユーザー OAuth アクセス トークンを入力します。
- [保存] をクリックします。
これで統合が構成されました。[Slack のアタッチメント(API トークン)] オプションが、Looker スケジューラで、またアラートの作成時に宛先オプションとして表示されるようになります。
Looker スケジューラを使用して Looker コンテンツを Slack に配信する
Slack のアタッチメント(API トークン)の統合を使用して Slack にアタッチメントを配信するには:
- Looker のコンテンツに移動して、コンテンツ配信をスケジュール設定します。
- スケジューラを設定するときは、[送信先] フィールドで [Slack のアタッチメント(API トークン)] オプションを選択します。Looker には、Slack に固有の配信オプション(チャンネル タイプ、チャンネルのリスト、配信に含めるコメントを追加するオプションや添付ファイルの名前を設定するオプションなど)が表示されます。
- [チャネルのタイプ] フィールドで、[チャネル] を選択してアタッチメントを Slack チャンネルに送信します。または、[ユーザー] を選択してアタッチメントを Slack ユーザーに送信します。 }
- [共有] フィールドで、アタッチメントを投稿する Slack チャンネルまたはユーザーを選択します。このチャネルまたはユーザー リストは、Slack のアタッチメント(API トークン)アプリの設定時に指定したボットの認証情報に基づいており、bot が招待された公開チャネル、非公開チャネル、DM が含まれる場合があります。チャネルが一覧に表示されない場合は、bot が Slack チャネルに招待されたかどうかを確認します。
- [コメント] フィールドで、アタッチメント配信に含めるテキストを入力します。
- [ファイル名] フィールドで、添付ファイルのファイル名を入力します。ファイル拡張子を含める必要はありません。
- [保存] をクリックしてスケジュールの設定を保存するか、[今すぐ送信] をクリックしてアタッチメントを Slack にすぐに送信します。
Slack のアタッチメントで使用できる高度な配信オプションは、ダッシュボードまたはLookを配信しているかによって変わります。