セルフホスト型 Looker インスタンスが Looker Action Hub の要件を満たしていない場合、セルフホスト型インスタンスで、Looker Action Hub のアクション、特にストリーミングされた結果のサポートまたは OAuth を使用するアクションを有効にできないことがあります。
この潜在的な問題に対する推奨される解決策については、アクションハブを介したデータの共有ドキュメント ページをご覧ください。
Looker のセキュアな OAuth ベースの Google ドライブ アクションを使用して、Looker から Google ドライブに Look、Explore、ダッシュボードを 1 回限りまたは定期的に送信できます。Google ドライブ アクションは、Looker Action Hub を通じて Looker と統合されています。Looker 管理者がアクションハブで Google ドライブ アクションを有効にすると、ユーザーは Look、Explore、ダッシュボードを送信またはスケジュール設定する際に、可能な送信先として Google ドライブを選択できます。
Google ドライブ アクションは Google OAuth を利用するため、ユーザーは Google 認証情報でアクセスを有効にできるドライブ フォルダにのみにコンテンツを配信できます。Google ドライブ アクションを使用すると、ユーザーは Google OAuth 2.0 を使用して Google ドライブを Looker に接続し、Google ドライブ フォルダにファイルを保存できます。
このページでは、管理者が Google ドライブ アクションを有効にする手順を説明します。また、適切な権限を持つユーザーが Google ドライブ フォルダへのデータ配信を送信またはスケジュールする方法についても説明します。
Looker で Google ドライブ アクションを有効にする
Looker 管理者は、次の手順で Looker で Google ドライブ アクションを有効にできます。
- [管理] パネルに移動し、[プラットフォーム] で [操作] ページに移動します。
- Action Hub のアクションのリストで、Google ドライブまでスクロールし、[有効にする] ボタンをクリックします。
- Google ドライブ アクションのページで、[有効] 切り替えボタンをオンにして、[保存] をクリックします。
- Action Hub アクションのリストに戻ると、Google ドライブ アクションが有効になっています。
send_to_integration 権限を持つユーザーは、Look、Explore、ダッシュボードを Google ドライブ フォルダに送信またはスケジュール設定できるようになりました。
Google ドライブ フォルダへのデータの配信
send_to_integration 権限を持つ Looker ユーザーは、Look、Explore、ダッシュボードを Google ドライブ フォルダに送信またはスケジュールできます。
ダッシュボードを送信およびスケジュールする形式のオプションには、次のものがあります。
- 可視化
- CSV（ZIP ファイル） - ZIP ファイルを配信する場合、ダッシュボードの各タイルが個別の CSV ファイルとして配信されます。Chrome 拡張機能を使用してクラウド内のファイルを抽出することも、ドライブから抽出することもできます。
Look または Explore を送信およびスケジュールする形式のオプションには、次のものがあります。
- CSV
- XLSX
- JSON — Simple
- JSON - Label
- JSON - Simple、Inline
- JSON - Detailed、Inline
- テキスト
- HTML
- スケジューラの [このデータをどこに移動しますか。] で、配信先として [Google ドライブ] を選択します。
- Google ドライブに初めて配信する場合は、Google 認証情報で認証する必要があります。[Google でログイン] をクリックして Google アカウントを指定し、[許可] をクリックして Looker アカウントを Google OAuth 認証情報に接続します。この統合に接続できる Google OAuth 2.0 認証情報のセットは 1 つのみです。
- スケジューラで [資格情報を確認] をクリックして、Google ドライブを読み込みます。
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[Select Drive to save file] プルダウンから、ファイルを保存する Google ドライブを選択します。
次に、このドライブ内のフォルダの URL を入力するか、ドライブ内のすべてのフォルダを取得します。
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[Google Drive Destination URL] フィールドに、データを保存するフォルダの完全な Google ドライブ URL を入力します。例:
https://drive.google.com/corp/drive/folders/abcxyz。この URL にアクセスできない場合、データは Google ドライブのルートフォルダに保存されます。 - [このドライブ内のフォルダのリストを取得するには、取得を選択] プルダウンから [取得] を選択します。スケジュール設定ダイアログが更新されたら、[Select folder to save file] プルダウンから、ファイルを保存する Google ドライブ フォルダを選択します。
-
[Google Drive Destination URL] フィールドに、データを保存するフォルダの完全な Google ドライブ URL を入力します。例:
- [ファイル名を入力] フィールドにファイルの名前を指定します。ファイル拡張子を含める必要はありません。配信時に自動的に追加されます。
- コンテンツ配信をカスタマイズするための詳細オプションは、データ形式によって異なります。[送信] または [スケジュール] をクリックします。
- Google ドライブ フォルダを更新して、ファイルの配信を確認します。
同じファイル名ファイルの後続の配信の間にファイルは上書きや名前の変更がされないため、繰り返し配信のコンテンツをスケジュールしている場合、ドライブ フォルダには同じ名前の複数のファイルが格納されます。
Google アカウントの切り替え
別の Google アカウントをこの操作に関連付けるには、アカウントの Looker インスタンスへの接続を削除する必要があります。詳しくは、Google アカウントとサードパーティ間の接続を管理するをご覧ください。