Looker のユーザー属性機能を使用すると、ユーザーごとにスキーマやテーブル名を動的に挿入できます。
最初のステップは、各ユーザーに値を割り当てる custom_schema
や custom_table
などのユーザー属性を作成することです。これらの値は、次の手段で割り当てることができます。
- UI を使用して
- API を使用して一括で
- 埋め込みコンテキスト用の SSO URL で
ユーザー属性を作成し、ユーザーに適切な値を割り当てると、Liquid 変数を使用して、ビューファイルの sql_table_name
にその属性への参照を追加できます。以下に、カスタム スキーマを使用した例と、カスタム テーブルの 2 つの例を示します。
例 A
custom_schema
を使用:
view: events { sql_table_name: {{ _user_attributes['custom_schema'] }}.events ;; dimension: event_id { type: number primary_key: yes sql: ${TABLE}.id ;; } }
例 B
custom_table
を使用:
view: events { sql_table_name: web_traffic.{{ _user_attributes['custom_event_table_name'] }} ;; dimension: event_id { type: number primary_key: yes sql: ${TABLE}.id ;; } }