Gemini アシスタンスによる最適化とトラブルシューティング

このドキュメントでは、Gemini アシスタントを利用して、システム分析情報を基に Spanner リソースを最適化し、トラブルシューティングを行う方法について説明します。

Gemini Cloud Assist を使用して Spanner のシステム パフォーマンスを改善する手順は次のとおりです。

  1. Google Cloud コンソールで、[Spanner インスタンス] ページに移動します。

    Spanner インスタンスに移動

  2. インスタンスの [概要] ページを開くには、インスタンス名をクリックします。

  3. Gemini を開くには、[spark Gemini] をクリックします。

  4. [Gemini] ペインで、目的の情報を表すプロンプトを入力します。プロンプトでは、システム分析情報に関する情報をリクエストする必要があります。次に例を示します。

    • 「過去 24 時間のデータベースの CPU 使用率のピークはどのくらいでしたか?」
    • 「今日の午後 2 時頃、このデータベース インスタンスのピーク トランザクション レイテンシはどのくらいでしたか?」
    • 「このインスタンスのデータベース負荷の傾向は過去 1 週間でどうでしたか?」
    • 「過去 1 時間のデータベース インスタンスのシステム オペレーションのピーク CPU 使用率を優先度別に教えてください」
    • 「このデータベース インスタンスの過去 24 時間の p99 リクエスト レイテンシはどれくらいですか?」

    プロンプト リクエストの期間は過去 7 日以内である必要があります。時間は次の方法で指定できます。

    • プロンプトに時間の長さを追加します。たとえば、過去 1 日間の情報を取得するには、プロンプトに「過去 24 時間以内」または「過去 1 日以内」を追加します。
    • Google Cloud コンソールで次の操作を行います。
      1. Spanner で、左側のペインにある [システム分析情報] をクリックします。
      2. [1 時間]、[6 時間]、[1 日]、[7 日] のいずれかをクリックします。過去 7 日間のカスタム期間を指定するには、[カスタム] をクリックします。
    • デフォルトの期間(過去 1 時間)を使用する場合は、プロンプトまたは Google Cloud コンソールで期間を指定しないでください。

    指定された期間が過去 7 日間より前の場合、エラーが返されます。

  5. プロンプトを送信するには、[送信] をクリックします。Gemini がプロンプトに回答します。

次のステップ