Cloud SQL インスタンスについての情報の表示

ここでは、インスタンス概要情報、使用状況データ、オペレーション ログ、データベース ログなど、Cloud SQL インスタンスについての情報を取得する方法を説明します。

インスタンスの概要情報の表示

Cloud SQL インスタンスの概要情報は、Google Cloud Console で、または gcloud コマンドライン ツールや API を使用して確認できます。

Console

  1. Google Cloud Console の Cloud SQL インスタンス ページに移動します。

    [Cloud SQL インスタンス] ページに移動

  2. インスタンス名の左側にあるステータス アイコンにカーソルを合わせると、現在のインスタンスの状態が表示されます。
  3. インスタンス名をクリックして [インスタンスの詳細] ページを開きます。

gcloud

gcloud sql instances describe [INSTANCE_NAME]

REST

後述のリクエストのデータを使用する前に、次のように置き換えます。

  • project-id: プロジェクト ID
  • instance-id: インスタンス ID

HTTP メソッドと URL:

GET https://www.googleapis.com/sql/v1beta4/projects/project-id/instances/instance-id

リクエストを送信するには、次のいずれかのオプションを展開します。

次のような JSON レスポンスが返されます。

{
  "kind": "sql#instance",
  "state": "RUNNABLE",
  "databaseVersion": "MYSQL_5_7",
  "settings": {
    "authorizedGaeApplications": [],
    "tier": "db-f1-micro",
    "kind": "sql#settings",
    "pricingPlan": "PER_USE",
    "replicationType": "SYNCHRONOUS",
    "activationPolicy": "ALWAYS",
    "ipConfiguration": {
      "authorizedNetworks": [],
      "ipv4Enabled": true
    },
    "locationPreference": {
      "zone": "asia-east1-a",
      "kind": "sql#locationPreference"
    },
    "dataDiskType": "PD_SSD",
    "backupConfiguration": {
      "startTime": "08:00",
      "kind": "sql#backupConfiguration",
      "enabled": true,
      "binaryLogEnabled": true
    },
    "settingsVersion": "13",
    "storageAutoResizeLimit": "0",
    "storageAutoResize": true,
    "dataDiskSizeGb": "10"
  },
  "etag": "etag-id",
  "ipAddresses": [
    {
      "type": "PRIMARY",
      "ipAddress": "10.0.0.1"
    }
  ],
  "serverCaCert": {
    "kind": "sql#sslCert",
    "certSerialNumber": "0",
    "cert": "certificate-id",
    "commonName": "C=US,O=Google\\, Inc,CN=Google Cloud SQL Server CA,dnQualifier=dn-qualifier-id",
    "sha1Fingerprint": "sha-id",
    "instance": "instance-id",
    "createTime": "2019-06-28T22:46:35.052Z",
    "expirationTime": "2029-06-25T22:47:35.052Z"
  },
  "instanceType": "CLOUD_SQL_INSTANCE",
  "project": "project-id",
  "serviceAccountEmailAddress": "service-acct-id@gcp-sa-cloud-sql.iam.gserviceaccount.com",
  "backendType": "SECOND_GEN",
  "selfLink": "https://www.googleapis.com/sql/v1beta4/projects/project-id/instances/instance-id",
  "connectionName": "project-id:region:instance-id",
  "name": "instance-id",
  "region": "asia-east1",
  "gceZone": "asia-east1-a"
}
基盤となる REST API リクエストがこのタスクでどのように作成されるかについては、instances:get ページの API Explorer をご覧ください。

Cloud SQL でのインスタンス指標の表示

Cloud SQL では、インスタンスのモニタリングに使用できる重要なインスタンス指標の使用状況グラフが提供されます。指標データを使用するときは、次の点に注意してください。

  • 指標のデータポイントは、インスタンスによってホストされているすべてのデータベースを集計したものです。
  • データは、協定世界時(UTC)で報告されています。
  • 表示されたグラフは自動的には更新されません。新しいデータを表示するには、ページを更新する必要があります。
  • 指標データが記録されてから、それが使用状況グラフに表示されるまでに、数分間の遅延があります。

インスタンスの使用状況情報を表示する方法

  1. Google Cloud Console の Cloud SQL インスタンス ページに移動します。

    [Cloud SQL インスタンス] ページに移動

  2. インスタンス名をクリックして [インスタンスの詳細] ページを開きます。
  3. 指標選択ボックスで、使用状況グラフを表示する指標を選択します。

    指標選択のプルダウンを示すスクリーンショット

複数のインスタンスからの指標の比較

  1. Google Cloud Console の Cloud SQL インスタンス ページに移動します。

    [Cloud SQL インスタンス] ページに移動

  2. インスタンス名の左側にあるチェックボックスをオンにして、比較するインスタンスを 5 つまで選択します。
  3. 右側の情報パネルで、[モニタリング] タブを選択します。
  4. 指標のプルダウンから、比較する指標を選択します。

    グラフの上にカーソルを合わせると、特定の時間の正確なデータを確認できます。

利用可能な指標

使用状況グラフは、アプリケーションの変更が必要なときに前もって対応するのに役立ちます。これらの指標からは、スループットとレイテンシの問題およびインスタンスの使用コストについての分析情報を得られます。

指標説明
ストレージ使用量(GB)

ストレージ使用量指標を使用して、ストレージ コストを把握できます。ストレージの使用料金の詳細については、ストレージとネットワークの料金をご覧ください。

ポイントインタイム リカバリ(PITR)は、ログ先行書き込み(WAL)のアーカイブを使用します。これらのログは定期的に更新され、保存容量を使用します。ログ先行書き込みは、関連する自動バックアップによって自動的に削除されます。これは通常、約 7 日後に発生します。

ログ先行書き込みログのサイズが原因でインスタンスに問題が発生している場合、ストレージ サイズを大きくすることができます。ただし、ディスク使用量のログ先行書き込みのサイズが大きくなるのはあくまで一時的です。予期しないストレージの問題を回避するには、PITR の使用時にストレージの自動増量を有効にすることをおすすめします。

ログを削除してストレージを復元するには、ポイントインタイム リカバリを無効にします。ただし、使用されたストレージを減らしても、インスタンスにプロビジョニングされたストレージのサイズは縮小されません。

一時データはストレージ使用量指標に含まれます。一時データはメンテナンスの一環として削除され、ディスクフル イベントを回避するために、無料でユーザー定義の容量制限を超えて増加することが可能です。

新しく作成されたデータベースは、システム テーブルとファイル用に約 100 MB を使用します。

CPU 使用率

この指標を使用して、アプリケーションのニーズに対して十分な CPU がインスタンスにあるかどうかをモニタリングできます。この値が高くなりすぎる場合は、マシンタイプのサイズを増やして、より多くの CPU 能力をインスタンスに提供できます。

メモリ使用量

インスタンスによって使用されるメモリの量。

読み取り / 書き込みオペレーション

読み取り回数指標は、キャッシュからではなくディスクから提供される読み取りオペレーションの回数です。この指標を使うと、インスタンスが環境に適したサイズかどうかを判断できます。 必要な場合はさらに大きいマシンタイプを使用して、キャッシュから提供されるリクエストを増やし、レイテンシを短縮できます。

書き込み回数は、ディスクへの書き込みオペレーションの回数です。書き込みアクティビティは、アプリケーションがアクティブではない場合でも生成されます。これは、Cloud SQL インスタンスによっておよそ 1 秒間に 1 回システム テーブルに書き込まれているからです(レプリカを除く)。

アクティブな接続 Cloud SQL インスタンスに対して開かれている接続の数です。
上り / 下りバイト(バイト/秒) インスタンスに対して入力 / 出力されるネットワーク トラフィックの量。
トランザクション/秒 インスタンスで commit またはロールバックされたトランザクションの数。これらの値は、xact_commitxact_rollback統計情報に対応します。
インスタンスの状態 インスタンスの状態は、インスタンス名の横にあるステータス アイコンで示されます。cloudsql.googleapis.com/database/instance_state 指標をモニタリングすることもできます。

図 1 は、使用状況グラフの各部分を示したものです。

Cloud SQL 指標データの例を示すグラフ
図 1: インスタンス使用状況データの例

ここで

  • 1: グラフに表示される指標データ。

  • 2: 指標データを表示する時間範囲。

  • 3: カーソル位置での指標の値。

  • 4: データカーソル。このカーソルを使用して、特定の時点での指標の値を確認します。

Cloud Monitoring を使用してインスタンスの使用状況データを表示する

インスタンスの詳細ページに表示されない指標が必要な場合や、より柔軟なデータ形式または表示オプションを使用する場合は、Cloud Monitoring を使用して Cloud SQL インスタンスに関する情報を取得できます。

Cloud Monitoring が提供する Cloud SQL 指標の詳細については、Cloud SQL 指標リストをご覧ください。Google Cloud で Cloud Monitoring を使用する方法については、Cloud Monitoring のドキュメントをご覧ください。

インスタンスのオペレーション ログの表示

[オペレーション] パネルではインスタンスのログを見ることができます。 [オペレーション] パネルには、インスタンスで実行されたすべてのオペレーションについてログに記録された、次の情報が表示されます。

  • オペレーションの完了時刻(ローカル タイムゾーンで表されます)。
  • オペレーションのタイプ。
  • オペレーションのステータス。
  • オペレーションの結果を説明するメッセージ。

オペレーションが失敗した場合は、メッセージを使用して問題をトラブルシューティングできます。

インスタンスのオペレーション ログを表示するには:

  1. Google Cloud Console の Cloud SQL インスタンス ページに移動します。

    [Cloud SQL インスタンス] ページに移動

  2. インスタンス名をクリックして [インスタンスの詳細] ページを開きます。
  3. [オペレーション] をクリックして、オペレーション ログの表示パネルに切り替えます。
注: オペレーション ログには、PSQL クライアントなどの外部管理ツールを使用して実行されたオペレーションは含まれません。Google Cloud Console、gcloud コマンドライン ツール、または Cloud SQL Admin API を使用して実行されたユーザー管理およびパスワード変更操作のみがオペレーション ログに表示されます。

ログファイルの表示

Google Cloud Console のログビューアを使用して、エラーとログファイルを表示できます。

  1. Google Cloud Console のログビューアに移動します。

    ログビューアに移動

  2. 表示するログを選択します。

    以下に基づいてフィルタリングできます。

    • インスタンス
    • ログファイル
    • ログレベル
    • 日付

ログの選択とフィルタリングの詳細については、ログの表示をご覧ください。ログのエクスポートの詳細については、ログをエクスポートするをご覧ください。

次のステップ