Cloud SQL インスタンスについての情報を表示する

ここでは、インスタンス概要情報、使用状況データ、オペレーション ログ、データベース ログなど、Cloud SQL インスタンスについての情報を取得する方法を説明します。

インスタンスの概要情報を表示する

Cloud SQL インスタンスの概要情報を表示するには、Google Cloud Platform Console で確認するか、gcloud コマンドライン ツールや API を使用します。

Console

  1. Google Cloud Platform Console で Cloud SQL の [インスタンス] ページに移動します。

    [Cloud SQL インスタンス] ページに移動

  2. インスタンス名をクリックして [インスタンスの詳細] ページを開きます。

gcloud(第 2 世代)

gcloud sql instances describe [INSTANCE_NAME]

gcloud(第 1 世代)

gcloud sql instances describe [INSTANCE_NAME]

cURL

ACCESS_TOKEN="$(gcloud auth application-default print-access-token)"
curl --header "Authorization: Bearer ${ACCESS_TOKEN}" \
     -X GET \
     https://www.googleapis.com/sql/v1beta4/projects/[PROJECT-ID]/instances/[INSTANCE_NAME]

Cloud SQL でインスタンス指標を表示する

Cloud SQL では、インスタンスのモニタリングに使用できる重要なインスタンス指標の使用状況グラフが提供されます。指標データを使用するときは、次の点に注意してください。

  • 指標のデータポイントは、インスタンスによってホストされているすべてのデータベースを集計したものです。
  • データは、協定世界時(UTC)で報告されています。
  • 表示されたグラフは自動的には更新されません。新しいデータを表示するには、ページを更新する必要があります。
  • 指標データが記録されてから、それが使用状況グラフに表示されるまでに、数分間の遅延があります。

インスタンスの使用状況情報を表示するには:

  1. Google Cloud Platform Console で [Cloud SQL インスタンス] ページに移動します。

    [Cloud SQL インスタンス] ページに移動

  2. インスタンス名をクリックして [インスタンスの詳細] ページを開きます。
  3. 指標選択ボックスで、使用状況グラフを表示する指標を選択します。

    指標選択のプルダウンを示すスクリーンショット

複数のインスタンスからの指標を比較する

  1. Google Cloud Platform Console で [Cloud SQL インスタンス] ページに移動します。

    [Cloud SQL インスタンス] ページに移動

  2. インスタンス名の左側にあるチェックボックスをオンにして、比較するインスタンスを 5 つまで選択します。
  3. 右側の情報パネルで、[モニタリング] タブを選択します。
  4. 指標のプルダウンから、比較する指標を選択します。

    グラフの上にカーソルを合わせると、特定の時間の正確なデータを確認できます。

利用可能な指標

使用状況グラフは、アプリケーションの変更が必要なときに前もって対応するのに役立ちます。これらの指標からは、スループットとレイテンシの問題およびインスタンスの使用コストについての分析情報を得られます。表示できる指標は、インスタンスが第 2 世代か第 1 世代かによって異なります。

第 2 世代インスタンスの指標説明
ストレージ使用量(GB)

ストレージ使用量指標を使用して、ストレージ コストを把握できます。ストレージの使用料金の詳細については、ストレージとネットワークの料金をご覧ください。

バイナリログはストレージ スペースを使用します。バイナリログは、関連する自動バックアップによって自動的に削除されます。これは通常、約 7 日後に発生します。バイナリログを手動で削除することも、7 日間の期間を変更することもできません。

バイナリログのサイズが原因でインスタンスに問題が起きている場合、ストレージ サイズを大きくすることはできますが、バイナリのバイナリログ サイズが大きくなるのはあくまで一時的です。バイナリログを無効にしてから再度有効にすると、バイナリログは削除されます。ただし、使用されたストレージを減らしても、インスタンスにプロビジョニングされたストレージのサイズは縮小されません。

新たに作成されたデータベースは、システム テーブルとファイルに数百 MB を使用します。

CPU 使用率

この指標を使用して、アプリケーションのニーズに対して十分な CPU がインスタンスにあるかどうかをモニタリングできます。この値が高くなりすぎる場合は、マシンタイプのサイズを増やして、より多くの CPU 能力をインスタンスに提供できます。

メモリ使用量

インスタンスによって使用されるメモリの量。

読み取り / 書き込みオペレーション

読み取り回数指標は、キャッシュからではなくディスクから提供される読み取りオペレーションの回数です。この指標を使うと、インスタンスが環境に適したサイズかどうかを判断できます。必要な場合はさらに大きいマシンタイプを使用して、キャッシュから提供されるリクエストを増やし、レイテンシを短縮できます。

書き込み回数は、ディスクへの書き込みオペレーションの回数です。書き込みアクティビティは、アプリケーションがアクティブではない場合でも生成されます。これは、Cloud SQL インスタンスによっておよそ 1 秒間に 1 回システム テーブルに書き込まれているからです(レプリカを除く)。

アクティブな接続 Cloud SQL インスタンスに対して開かれている接続の数です。
上り / 下りバイト(バイト/秒) インスタンスに対して入力 / 出力されるネットワーク トラフィックの量。
MySQL クエリ(クエリ数/秒) サーバーによって実行されたステートメントの数です。クエリとして測定されるステートメントの種類を確認するには、MySQL リファレンス マニュアルのサーバー ステータス変数をご覧ください。
MySQL クエスチョン(クエスチョン数/秒) クライアントが送信し、サーバーが実行したステートメントの数です。クエスチョンとして測定されるステートメントの種類を確認するには、MySQL リファレンス マニュアルのサーバー ステータス変数をご覧ください。
InnoDB の読み書きページ数(ページ数/秒) InnoDB ページの読み取りと書き込みの回数です。詳しくは、MySQL リファレンス マニュアルの InnoDB のスタートアップ オプションとシステム変数をご覧ください。
InnoDB データの fsync(オペレーション数/秒) InnoDB fsync() 呼び出しの回数です。詳しくは、MySQL リファレンス マニュアルの InnoDB のスタートアップ オプションとシステム変数をご覧ください。
InnoDB ログの fsync(オペレーション数/秒) ログファイルに対する InnoDB fsync() 呼び出しの回数です。詳しくは、MySQL リファレンス マニュアルの InnoDB のスタートアップ オプションとシステム変数をご覧ください。
第 1 世代インスタンスの指標説明
ストレージ使用量(GB)

ストレージ使用量指標を使用して、ストレージ コストを管理できます。たとえば、パッケージ料金プランの場合、Cloud SQL は一部のストレージを各階層に無料で提供しています。それを超えるストレージを使用すると料金がかかります。従量制プランとパッケージ料金プランのどちらについても、インスタンスで使用可能な最大ストレージは 500 GB です。ストレージ使用料金について詳しくは、料金をご覧ください。

新しく作成されたデータベースは、システム テーブルと InnoDB ログに約 270 MB を使用します。

読み取り / 書き込みオペレーション

読み取り回数指標は、キャッシュからではなくディスクから提供される読み取りオペレーションの回数です。この指標を使用して、インスタンスのコストを管理できます。Cloud SQL はクエリを効率的に処理するために、また I/O リクエストの数を最小限にするために、メモリ内のデータをキャッシュします。パッケージ料金プランの場合、各階層に無料 I/O オペレーションの割り当てがあります。割り当てを超えて使用すると料金がかかります。従量制プランの場合は、I/O オペレーションに対して一定の割合で料金がかかります。どちらのプランについても、インスタンスのサイズ(階層)を増やすことで、キャッシュから提供されるリクエストを増やし、I/O オペレーションに関連するコストを削減できます。

書き込み回数は、ディスクへの書き込みオペレーションの回数であり、課金対象の I/O オペレーションにも含まれます。

下りバイト数(バイトの倍数/秒) 下りバイト数は、外部への送信トラフィックによるインスタンス コストを管理するために使用します。グラフのそれぞれの線は、「Compute Engine」、「App Engine」、「外部」 など、下りバイトの送信先を示します。
アクティブな接続 Cloud SQL インスタンスに対して開かれている接続の数です。
MySQL クエリ(クエリ数/秒) サーバーによって実行されたステートメントの数です。クエリとして測定されるステートメントの種類を確認するには、MySQL リファレンス マニュアルのサーバー ステータス変数をご覧ください。
MySQL クエスチョン(クエスチョン数/秒) クライアントが送信し、サーバーが実行したステートメントの数です。クエスチョンとして測定されるステートメントの種類を確認するには、MySQL リファレンス マニュアルのサーバー ステータス変数をご覧ください。
InnoDB の読み書きページ数(ページ数/秒) InnoDB ページの読み取りと書き込みの回数です。詳しくは、MySQL リファレンス マニュアルの InnoDB のスタートアップ オプションとシステム変数をご覧ください。
InnoDB データの fsync(オペレーション数/秒) InnoDB fsync() 呼び出しの回数です。詳しくは、MySQL リファレンス マニュアルの InnoDB のスタートアップ オプションとシステム変数をご覧ください。
InnoDB ログの fsync(オペレーション数/秒) ログファイルに対する InnoDB fsync() 呼び出しの回数です。詳しくは、MySQL リファレンス マニュアルの InnoDB のスタートアップ オプションとシステム変数をご覧ください。

図 1 は、使用状況グラフの各部分を示したものです。

Cloud SQL 指標データの例を示すグラフ
図 1: インスタンス使用状況データの例

各部分の説明

  • 1: グラフに表示される指標データ。

  • 2: 指標データを表示する時間範囲。

  • 3: カーソル位置での指標の値。

  • 4: データカーソル。このカーソルを使用して、特定時点での指標の値を確認します。

Stackdriver を使用してインスタンスの使用状況データを表示する

[インスタンスの詳細] ページに表示されない指標が必要な場合、またはより柔軟なデータ形式や表示オプションが必要な場合は、Stackdriver を使用して Cloud SQL インスタンスに関する情報を取得できます。

Stackdriver で提供される Cloud SQL 指標の詳細なリストについては、Cloud SQL 指標のリストをご覧ください。Stackdriver と GCP をあわせて使用する場合については、Stackdriver Monitoring ドキュメントをご覧ください。

インスタンスのオペレーション ログを表示する

[オペレーション] パネルではインスタンスのログを見ることができます。[オペレーション] パネルには、インスタンスで実行されたすべてのオペレーションについてログに記録された、次の情報が表示されます。

  • オペレーションの完了時刻(ローカル タイムゾーンで表されます)。
  • オペレーションのタイプ。
  • オペレーションのステータス。
  • オペレーションの結果を説明するメッセージ。

    オペレーションが失敗した場合は、メッセージを使用して問題をトラブルシューティングできます。

インスタンスのオペレーション ログを表示するには:

  1. Google Cloud Platform Console で [Cloud SQL インスタンス] ページに移動します。

    [Cloud SQL インスタンス] ページに移動

  2. インスタンス名をクリックして [インスタンスの詳細] ページを開きます。
  3. [オペレーション] をクリックして、オペレーション ログの表示パネルに切り替えます。

注: オペレーション ログには、mysql クライアントなどの外部管理ツールを使用して実行されたオペレーションは含まれません。Google Cloud Platform Console、gcloud コマンドライン ツール、または Cloud SQL API を使用して実行されたユーザー管理とパスワード変更オペレーションのみがオペレーション ログに表示されます。

ログファイルを表示する

Google Cloud Platform Console でログビューアを使用して、エラーとログファイルを表示できます。

  1. Google Cloud Platform Console のログビューアに移動します。

    ログビューアに移動

  2. 表示するログを選択します。

    以下に基づいてフィルタリングできます。

    • インスタンス
    • ログファイル
    • ログレベル
    • 日付

ログの選択とフィルタリングの詳細については、ログの表示をご覧ください。ログのエクスポートの詳細については、ログをエクスポートするをご覧ください。

次のステップ

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