インスタンスの設定

このページでは、Cloud SQL の第 1 世代および第 2 世代のインスタンスで使用できるすべての設定について説明します。

第 2 世代インスタンスの設定

設定 作成後に変更可能 指定できる値
インスタンス ID × 小文字、数字、ハイフンで構成し、先頭は小文字にしてください。
リージョン × asia-east1 - 台湾
asia-east2 - 香港
asia-northeast1 - 東京
asia-northeast2 - 大阪
asia-south1 - ムンバイ
asia-southeast1 - シンガポール
australia-southeast1 - シドニー
europe-north1 - フィンランド
europe-west1 - ベルギー
europe-west2 - ロンドン
europe-west3 - フランクフルト
europe-west4 - オランダ
europe-west6 - チューリッヒ
northamerica-northeast1 - モントリオール
southamerica-east1 - サンパウロ
us-central1 - アイオワ
us-east1 - サウスカロライナ
us-east4 - 北バージニア
us-west1 - オレゴン
us-west2 - ロサンゼルス
ゾーン 使用できる値は、リージョンによって異なります。
データベースのバージョン × MySQL 5.7(デフォルト)
MySQL 5.6
プライベート IP 構成後は無効にできません。 構成されているかどうか。
パブリック IP 有効または無効。
承認済みネットワーク パブリック IP が有効な場合、インスタンスへの接続を許可する IP アドレス。この値は IP アドレス範囲(CIDR 表記)としても指定できます。
マシンタイプ(階層) db-f1-micro
db-g1-small
db-n1-standard-1
db-n1-standard-2
db-n1-standard-4
db-n1-standard-8
db-n1-standard-16
db-n1-standard-32
db-n1-standard-64
db-n1-highmem-2
db-n1-highmem-4
db-n1-highmem-8
db-n1-highmem-16
db-n1-highmem-32
db-n1-highmem-64
ストレージの種類 × SSD(デフォルト値)
HDD
ストレージ容量
(増加のみ)
標準マシンタイプおよびハイメモリ マシンタイプ: 最大 10,230 GB
共有コア マシンタイプ(db-f1-microdb-g1-small): 最大 3,062 GB
ストレージの自動増量 オン(デフォルト値)
オフ
ストレージの自動増量の上限 GiB 単位の値。0(デフォルト値)は無制限であることを示します。
自動バックアップの有効化
を参照)
オン(デフォルト値)
オフ
メンテナンスの時間枠 曜日、時刻。
メンテナンスのタイミング おまかせ(デフォルト値)
遅め
早め
アクティベーション ポリシー 常にオン
常にオフ
データベースのフラグ データベース フラグを設定するをご覧ください。
インスタンス ID

インスタンス ID はインスタンスの名前です。プロジェクト内で各インスタンスを一意に示すために使用されます。可能な限り、インスタンスの目的に合ったインスタンス名を選択してください。

project-ID:instance-ID の長さは合計で 98 文字以下にしてください。

インスタンス名にプロジェクト ID を含める必要はありません。この処理は必要に応じて自動的に行われます(ログファイルの場合など)。
リージョン
インスタンスが配置される Google Cloud Platform の地域。パフォーマンスを向上させるには、そのデータを必要とするサービスに近いロケーションでデータを保存します。詳しくは、インスタンスのロケーションをご覧ください。
ゾーン
インスタンスが配置される Google Cloud Platform のゾーン。Compute Engine インスタンスから接続する場合は、Compute Engine インスタンスが存在するゾーンを選択します。それ以外の場合は、デフォルトのゾーンのままにする必要があります。詳しくは、インスタンスの場所をご覧ください。
マシンタイプ(階層)

Cloud SQL インスタンスで利用可能なメモリ、仮想コア、その他のリソースが決まります。

OLTP(Online Transaction Processing)などのパフォーマンス重視のワークロードの場合、一般的な経験則は、インスタンスに作業セット全体を格納するための十分なメモリを確保することです。ただし、アクティブな接続の数など、メモリ要件に影響を与える可能性があるその他の要素もあります。本番環境でのパフォーマンスの問題を避けるために、負荷テストを実行する必要があります。

ワークロードに十分な大きさのマシンタイプを選択し、ワークロードの増加に合わせてアップグレードするようにしてください。CPU が不十分なマシンタイプでは、SLA 範囲外になる可能性があります。 詳細については、こちらをご覧ください。

マシンタイプによりインスタンスのコストが変わります。詳しくは、インスタンスの料金をご覧ください。料金計算ツールでさまざまなシナリオの料金を確認することもできます。

データベースのバージョン
特定のバージョンだけで提供される機能が必要でない限り、デフォルトのデータベースのバージョンを受け入れる必要があります。
ストレージの種類
デフォルト値の [SSD] を選択すると、インスタンスに SSD ストレージが提供されます。SSD は低いレイテンシと高いデータ スループットを提供します。データへの高パフォーマンス アクセスが必要ない場合は(長期的ストレージや低アクセス頻度データなど)、[HDD] を選択してコストを削減できます。
ストレージ容量
データベースのサイズに合った容量を選択します。インスタンスを作成した後では、ストレージ容量を増やすことはできますが、減らすことはできません。インスタンスに割り当てられるストレージ容量により、インスタンスのコストが変わります。詳しくは、ストレージとネットワークの料金をご覧ください。
ストレージの自動増量

この設定を有効にすると、使用可能なストレージが 30 秒ごとにチェックされます。使用可能なストレージがしきい値サイズを下回った場合、追加ストレージ容量がインスタンスに自動的に追加されます。

しきい値

しきい値のサイズは、インスタンスに対して現在プロビジョニングされているストレージの量に依存し、25 GB より大きくすることはできません。

500 GB(以上)のストレージがプロビジョニングされているインスタンスの場合、しきい値は常に 25 GB です。

500 GB 未満のストレージがプロビジョニングされているインスタンスの場合、しきい値の計算には次の数式が使用されます。

  5 + (provisioned storage)/25

除算の結果は、最も近い整数に四捨五入されます。

ストレージ容量が 66 GB のインスタンスのしきい値計算は、次のようになります。

5 + (1/25th of 66 GB) = 5 + (66/25) = 5 + 2.6 -> 5 + 2 = 7 GB
ストレージ容量が 1,000 GB のインスタンスのしきい値計算は、次のようになります。
5 + (1/25th of 1000 GB) = 5 + (1000/25) = 5 + 40 = 45 -> maximum value of 25 GB

追加されるストレージの量

インスタンスに追加されるストレージの量は、しきい値サイズと等しくなります。

ストレージの自動増量の上限

ストレージの自動増量の設定が有効になっている場合、この設定で、インスタンスのストレージが自動的に増量する場合の上限を指定できます。ストレージ サイズを減らすことはできないため、この上限を指定することで、トラフィックの一時的な増大によってインスタンスのストレージ サイズが不必要に大きいサイズまで増大しないようにすることができます。ただし、インスタンスが必要なストレージを追加できなくなった場合、着信接続の受け入れが停止され、オフラインになる可能性があるので注意してください。

この上限をゼロ(デフォルト値)に設定した場合、インスタンスの階層で使用可能な最大ストレージを除き、制限がなくなります。

自動バックアップの有効化
これらの設定により、自動バックアップが実行されるかどうか、およびバイナリ ロギングが有効かどうかが決まります。どちらのオプションでも若干のパフォーマンス コストが発生しますが、レプリカとクローンの作成およびポイントインタイム リカバリには必要です。

ポイントインタイム リカバリについては、ポイントインタイム リカバリの概要をご覧ください。レプリケーションについて詳しくは、レプリケーション オプションをご覧ください。インスタンスのクローニングについて詳しくは、インスタンスのクローンを作成するをご覧ください。

メンテナンスの時間枠

この Cloud SQL インスタンスに対して中断更新(インスタンスの再起動を必要とする更新)を実行できる曜日と時刻です。インスタンスに対してメンテナンスの時間枠が設定されている場合、Cloud SQL では時間枠以外の時間にそのインスタンスに対する中断更新が開始されることはありません。メンテナンスの時間枠が終了する前に更新が完了する保証はありませんが、通常、再起動は数分で完了します。

メンテナンスの時間枠を指定しない場合は、いつでも中断更新が発生する可能性があります(ただし、発生頻度は通常、数か月ごとです)。

リードレプリカはメンテナンスの時間枠の設定をサポートしていません。いつでも中断アップグレードが発生する可能性があります。フェイルオーバー レプリカのメンテナンスの時間枠は、プライマリ インスタンスと同じです。フェイルオーバー レプリカの更新はプライマリが更新される直前に行われます。

メンテナンスのタイミング

この設定では、再起動を必要とするインスタンスの更新の相対的なタイミングを指定できます。更新を早めに取得すると、更新を遅めに取得するインスタンスよりも前に、更新を適用したアプリケーションをテストできます。

更新の相対的なタイミングは、相異なるプロジェクトの間では認識されません。そのため、タイミング設定が遅めになっているインスタンスとタイミング設定が早めになっているインスタンスが別々のプロジェクトに属している場合、Cloud SQL では、タイミング設定が早めになっているインスタンスの更新が先に行われるとは限りません。

メンテナンスのタイミングを設定しない場合、インスタンスに対する更新のタイミングは Cloud SQL により選択されます(メンテナンスの時間枠が指定されている場合はその範囲内で)。

メンテナンスのタイミングの設定内容によって、インスタンスに適用されるソフトウェア バージョンが変わることはありません。

プライベート IP
プライベート IP を使用するようにインスタンスを構成します。詳細
パブリック IP
有効にすると、インスタンスにはパブリック IPv4 アドレスが割り当てられます。パブリック IP を無効にすると、インスタンスに割り当てられたアドレスが解放されます。後でパブリック IP を再有効化することはできますが、前と同じ IPv4 アドレスは割り当てられません。デフォルトでは、パブリック IP アドレスはすべてのアドレスに対してブロックされます。アクセスを有効にするには、承認済みネットワークを使用します。
承認済みネットワーク
特定の IP アドレスまたはアドレス範囲を追加し、それらのアドレスに対してインスタンスを開くことができます。

IP アドレスの構成については、IP 接続を構成するをご覧ください。

アクティベーション ポリシー
第 2 世代インスタンスの場合、アクティベーション ポリシーはインスタンスを起動または停止するためにのみ使用されます。アクティベーション ポリシーを変更するには、インスタンスを起動および停止します。インスタンスを停止すると、インスタンスの追加料金が発生しなくなります。
データベースのフラグ

Cloud SQL インスタンスに特定のデータベース フラグを設定できます。

設定できるデータベース フラグの完全なリストについては、データベース フラグを構成するをご覧ください。

第 1 世代インスタンスの設定

設定 作成後に変更可能 指定できる値
インスタンス ID × 小文字、数字、ハイフンで構成し、先頭は小文字にしてください。
リージョン × asia-east1 - 台湾
europe-west1 - ベルギー
us-central - アイオワ
us-east1 - サウスカロライナ
階層 D0
D1
D2
D4
D8
D16
D32
データベースのバージョン × MySQL 5.5
MySQL 5.6(デフォルト値)
料金プラン 従量制(デフォルト値)
パッケージ
希望するロケーション App Engine アプリに準拠(デフォルト値)
Compute Engine ゾーン
指定しない
自動バックアップの有効化
を参照)
オンオフ
アクティベーション ポリシー オンデマンド(デフォルト値)
常にオン
オフ
ファイル システム レプリケーション 同期(デフォルト値)
非同期
IPv4 アドレス チェックボックス
承認済みネットワーク IP アドレスまたはアドレス範囲の CIDR 表記
承認済みの App Engine アプリケーション アプリケーション ID
データベースのフラグ データベース フラグを構成するをご覧ください。
インスタンス ID
インスタンス ID はインスタンスの名前です。プロジェクト内で各インスタンスを一意に示すために使用されます。可能な限り、インスタンスの目的に合ったインスタンス名を選択してください。インスタンス名は、98 文字以下で指定する必要があります。インスタンス名にプロジェクト ID を含める必要はありません。この処理は必要に応じて自動的に行われます(ログファイルの場合など)。
リージョン
インスタンスが配置される GCP リージョン。パフォーマンスを向上させるには、そのデータを必要とするサービスに近いロケーションでデータを保存します。詳しくは、インスタンスの場所をご覧ください。
階層
Cloud SQL インスタンスで利用可能なメモリ、仮想コア、その他のリソースが決まります。可能な限り、テーブルの最大サイズがメモリ内に収まる必要があります。マシンタイプによりインスタンスのコストが変わります。詳しくは、第 1 世代の料金をご覧ください。
料金プラン
インスタンスの料金の計算方法が決まります。従量制プランのインスタンスは、インスタンスが実行中の間だけ課金されます。一方、パッケージ プランのインスタンスは、時間単位で課金されます。詳しくは、第 1 世代の料金をご覧ください。料金計算ツールでさまざまなシナリオの料金を確認することもできます。
データベースのバージョン
特定のバージョンによってのみ提供される機能が必要でない限り、デフォルトのデータベースのバージョンを受け入れる必要があります。
希望するロケーション
Cloud SQL インスタンスを使用して、App Engine または Compute Engine インスタンスで実行しているアプリケーションにデータを提供する場合、このフィールドを使用して Cloud SQL に接続について指示できます。ゾーン全体の停止が発生し、インスタンスが別のゾーンにフェイルオーバーされる場合、Cloud SQL はインスタンスをアプリケーションの近くに維持しようとします。レイテンシ、可用性、耐久性の要件を満たすアプリケーションの構築について詳しくは、地域とリージョンをご覧ください。
自動バックアップの有効化
これらの設定により、バックアップが実行されるかどうか、およびバイナリ ロギングが有効かどうかが決まります。どちらのオプションでも若干のパフォーマンス コストが発生しますが、レプリカとクローンの作成およびポイントインタイム リカバリには必要です。バックアップとポイントインタイム リカバリについては、ポイントインタイム リカバリの概要をご覧ください。レプリケーションについて詳しくは、レプリケーション オプションをご覧ください。インスタンスのクローニングについて詳しくは、インスタンスのクローンを作成するをご覧ください。
アクティベーション ポリシー
従量制料金プランの第 1 世代インスタンスの場合は、アクティベーション ポリシーを [オンデマンド] に設定すると、使用パターンによってはインスタンスの料金を削減できます。アクティベーション ポリシーについて詳しくは、よくある質問をご覧ください。
ファイル システム レプリケーション
インスタンスのファイル システム レプリケーションのタイプを選択できます。ほとんどの場合は、デフォルト値の [同期] が最善です。[非同期] を使用するとパフォーマンスが少し向上しますが、このオプションで停電が発生すると、データに対する最大数秒間の更新が失われる可能性があります。
ファイル システム レプリケーションは、データ レプリケーションに使用されるレプリケーション タイプ(リードレプリカまたはフェイルオーバー レプリカ)ではありません。
IPv4 アドレス
インスタンスの IPv4 アドレスを要求できます。IPv4 インスタンスでは、インスタンスがアクティブ化されていないと若干の料金が発生します。IPv6 を使用できる場合は、IPv4 の料金を回避できます。IP アドレスの構成方法について詳しくは、IP 接続のためのアクセスを構成するをご覧ください。
承認済みネットワーク
特定の IP アドレスまたはアドレス範囲を追加して、アプリケーションまたはツールがこれらのアドレスでインスタンスにアクセスできるようにします。IP アドレスの構成方法については、IP 接続を構成するをご覧ください。
承認済みの App Engine アプリケーション
スタンダード環境で実行している App Engine アプリケーションのインスタンスへの接続を承認できます。デフォルトで、プロジェクトに関連付けられた App Engine アプリケーションは接続を承認されます。App Engine アプリケーションからの接続については、App Engine スタンダード環境から第 1 世代に接続するをご覧ください。
データベースのフラグ
Cloud SQL インスタンスに特定のデータベース フラグを設定できます。設定できるフラグの完全なリストについては、データベース フラグを構成するをご覧ください。

インスタンス設定の変更による影響

インスタンスのほとんどの設定では、Cloud SQL はすぐに変更を適用し、インスタンスへの接続は影響を受けません。

第 1 世代インスタンスの場合、インスタンスのサイズ(階層)を変更すると、Cloud SQL ではインスタンスが自動的に再起動されます。つまり、インスタンスへの接続は失われ、インスタンスが再起動している間は新しい接続を確立できません。通常、データベース接続の一時的な中断に対処するように設計されているアプリケーションの場合、これは問題ではありません。

第 2 世代インスタンスの場合、インスタンスのマシンタイプまたはゾーンを変更すると、インスタンスが数分間オフラインになります。この種の変更は、アプリケーションがこの長さの停止に対応できるときに行うように計画する必要があります。

次のステップ

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