SQLAlchemy は、Python SQL ツールキットと Object Relational Mapper（ORM）で構成されています。
SQLAlchemy 用の Spanner 言語を利用することで、SQLAlchemy のユーザーは Spanner データベースを使えるようになります。この言語は Spanner API を基盤として構築されているもので、PEP-249 に沿って設計され、SQLAlchemy のバージョン 1.1.13、1.3.23 2.0 と互換性があります。
SQLAlchemy 用の Spanner 言語を設定する
アプリケーションで SQLAlchemy 用の Spanner 言語を設定するには、sqlalchemy-spanner package をインストールします。
pip3 install sqlalchemy-spanner
ソースからインストールすることもできます。
git clone https://github.com/googleapis/python-spanner-sqlalchemy.git
cd python-spanner-sqlalchemy
python setup.py install
SQLAlchemy 用の Spanner 言語で認証を行うには、サービス アカウントの JSON 認証情報ファイルの場所を GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS 環境変数に指定します。または、この言語は gcloud CLI アプリケーションで設定されたデフォルトの認証情報も利用できます。
SQLAlchemy 用の Spanner 言語を使用する
利用可能な機能、言語の制限、言語の使用方法に関する推奨事項、コードサンプルについては、GitHub にあるリファレンス ドキュメントをご覧ください。
次のステップ
- SQLAlchemy 用の Spanner 言語を使用する方法について、コードの例を確認する。
- GitHub で SQLAlchemy 用の Spanner 言語のリポジトリを表示する。
- GitHub の issue を作成してバグを報告するか、SQLAlchemy 用の Spanner 言語について質問する。
- SQLAlchemy の詳細を確認する。
- PyPI の詳細を確認する。
- 認証の開始で、承認と認証情報について学ぶ。