このページでは、Google Cloud Managed Service for Prometheus を使用して Google Kubernetes Engine クラスタから指標を収集する方法について説明します。
Prometheus について
Prometheus は、モニタリングとアラートのための主要なオープンソース ツールであり、Kubernetes モニタリング用の標準ツールです。
Google Cloud Managed Service for Prometheus は、 Google Cloud の Prometheus 向けフルマネージド ソリューションです。Prometheus を大規模に手動で管理、運用することなく、Prometheus を使用してワークロードをモニタリングしたり、アラートを送信できるようになります。
指標の収集
Google Cloud Managed Service for Prometheus によるマネージド コレクションは、クラスタを作成する際にデフォルトで有効になります。既存のクラスタでマネージド コレクションを有効にできます。
デフォルトでは、GKE クラスタはシステム指標を送信します。また、クラスタに対して追加のオブザーバビリティ指標パッケージを有効にすることもできます。収集できる指標の種類については、GKE 指標を管理するをご覧ください。
次のステップ
- Google Cloud コンソールの事前定義された GKE ダッシュボードで、クラスタとワークロードのオブザーバビリティ指標を表示します。推奨される GKE アラートを作成したり、イベントのログを表示したりすることもできます。
- 可用性とレイテンシをモニタリングするために GKE のコントロール プレーンの指標を使用するサービスレベル目標（SLO）を作成します。