Cloud Storage
あらゆる規模の企業に対応するオブジェクト ストレージ。保存できるデータ量に制限はありません。必要に応じて何度でもデータを取得できます。
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最小オブジェクト サイズのない無制限ストレージ
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世界中に分布するストレージ ロケーションでどこからでもアクセス可能
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低レイテンシ
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高い耐久性(99.999999999% の年間耐久性)
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マルチリージョンまたはデュアルリージョンにデータが保存されている場合は、地理的に冗長
主な機能
信頼性が高く安全なオブジェクト ストレージ
低料金のクラスに簡単に移行
特定の期間が経過したときや、新しいバージョンのデータを保存したときなど、指定した条件に達した場合は、オブジェクトのライフサイクル管理(OLM)を使用して、データがより低料金のストレージ クラスに自動的に移行されるよう構成できます。
複数の冗長化オプション
Cloud Storage では、複数の自動冗長化オプションを利用してデータを保存できるストレージ バケットのロケーションを世界規模で拡大させています。一瞬のレスポンス時間を得られるよう最適化するか、堅牢な障害復旧計画を策定するかを問わず、データを保存する場所と方法をカスタマイズできます。
データを容易に Cloud Storage へ転送
Storage Transfer Service と Transfer Service for On Premises Data はどちらも Cloud Storage への高性能なデータ転送経路を提供するもので、データ転送プロセスを簡略化するために必要なスケーラビリティと速度を備えています。オフラインでのデータ転送の場合、Transfer Appliance は、データセンターにある配達可能なストレージ サーバーとなり、データは Cloud Storage にアップロードされるデータの取り込み拠点に配達されます。
あらゆるワークロードに対応するストレージ クラス
さまざまなストレージ クラスにデータを保存することで、パフォーマンスを犠牲にすることなく費用を節約できます。現在の用途に合ったクラスから始め、用途が変わった時点でクラスを変更して費用を抑えることも可能です。
Standard Storage: ウェブサイト、ストリーミング動画、モバイルアプリなど、アクセス頻度が高い「ホット」データに適しています。
Nearline Storage: 低料金。データのバックアップやロングテールのマルチメディア コンテンツなど、少なくとも 30 日間保存できるデータに適しています。
Coldline Storage: 非常に低料金。障害復旧など、少なくとも 90 日間保存できるデータに適しています。
Archive Storage: 最低料金。規制に関するアーカイブなど、少なくとも 365 日間保存できるデータに適しています。
導入事例
最新情報
最新情報
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ドキュメント
ドキュメント
コンソールの使用
バケットとデータ保存の基礎を学習し、Google Cloud Console を使って実際に Cloud Storage を操作します。
gsutil ツールの使用
バケットとデータ保存の基礎を学習し、コマンドライン ツール gsutil を使って実際に Cloud Storage を操作します。
Baseline: Infrastructure
Qwiklabs のクエストを利用し、Cloud Storage やその他の主要なアプリケーション サービスに関する実践経験を積みましょう。
Google Cloud Fundamentals: Core Infrastructure
Google Cloud のプロダクトとサービスの概要を説明する 1 日の Qwiklabs クラスルーム トレーニングです。
Cloud Storage クライアント ライブラリ
クライアント ライブラリを使用すると、一般的なプログラミング言語を使って Cloud Storage を操作できます。
Cloud Storage リソース
料金、一般公開データセット、サードパーティ ソフトウェアなどに関する情報をご確認いただけます。
Google Cloud で何を構築できるか見てみる
デベロッパーや企業向けの Cloud Storage の利用方法を Google Cloud の技術リソースガイドでご覧ください。
ユースケース
ユースケース
1 つのリージョン内で最高レベルの可用性とパフォーマンスを提供するため、特定のリージョンでコンピューティング、分析、機械学習のワークロードを使用する場合に最適です。Cloud Storage は強整合性を備え、データを分析するワークロードで高い信頼性と正確性を実現します。
地理的な冗長性を備え、最高レベルの可用性とパフォーマンスを実現するストレージです。地理的に分散したユーザーに、QPS が高いコンテンツを低レイテンシで提供する場合に最適です。Cloud Storage は、音声や動画をアプリやウェブサイトに直接ストリーミングするために必要な可用性とスループットを提供します。
Cloud Storage は高速で低コスト、耐久性の高いストレージです。月 1 回に満たない頻度でしかアクセスしないデータの保存にも適しています。バックアップやアーカイブの費用を削減しながら、瞬時にデータにアクセスできます。Cloud Storage はクラスを問わずレイテンシがミリ秒単位、かつ統一された API でアクセスできるため、Cloud Storage に保存されたバックアップ データを復旧以外の用途に応用することも可能です。
すべての機能
すべての機能
オブジェクトのライフサイクル管理 | データの削除、またはより低料金なストレージ クラスへの移行をトリガーする条件を定義します。 |
オブジェクトのバージョニング | オブジェクトを削除または上書きする際に古いバージョンのコピーを保持します。 |
保持ポリシー | オブジェクトの最低限の保持期間を定義します。その期間中、保存されたオブジェクトは削除不可となります。 |
オブジェクト保留 | オブジェクトが削除されないように保留を設定します。 |
顧客管理の暗号鍵 | Cloud Key Management Service によって保管され、ユーザーが管理する暗号鍵を使用してオブジェクト データを暗号化します。 |
顧客指定の暗号鍵 | ユーザーが作成、管理する暗号鍵を使用してオブジェクト データを暗号化します。 |
一元的なバケットレベルのアクセス | オブジェクトの ACL を無効にして Cloud Storage リソースへのアクセスを一元管理します。 |
リクエスト元による支払い | ネットワーク料金、オペレーション料金、取得料金の請求を行えるよう、データにアクセスするユーザーに対しプロジェクト ID の提供を求めます。 |
バケットロック | バケットロックを使用すると、Cloud Storage バケットのデータ保持ポリシーを構成して、バケット内のオブジェクトを保持する期間を管理できます。 |
Cloud Storage の Pub/Sub 通知 | オブジェクトが作成、更新、削除されたときに Pub/Sub に通知を送信します。 |
Cloud Storage での Cloud Audit Logs | Cloud Storage リソースの管理アクティビティのログとデータへのアクセスログを保持します。 |
オブジェクト レベルとバケットレベルの権限 | Cloud Identity and Access Management(IAM)を使用すると、バケットとオブジェクトにアクセスできるユーザーを制御できます。 |
料金
Cloud Storage の料金
Cloud Storage の料金は従量制です。保存するデータの量、保存する期間の長さ、データで実行するオペレーションの数、データの移動時やアクセス時に使用したネットワーク リソースなどに基づいて料金が計算されます。アクセス頻度が少なく長期間保存するデータ向けの「コールド」ストレージ クラスには、データの取得料金と早期削除料金も適用されます。
個別の料金見積もりについては、営業担当者までお問い合わせください。
Standard Storage | Nearline Storage | Coldline Storage | Archive Storage |
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$0.02~(GB 単位/月) | $0.01~(GB 単位/月) | $0.004~(GB 単位/月) | $0.0012~(GB 単位/月) |
米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Google Cloud SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。
パートナー
パートナー
Google Cloud Partner は業界トップレベルの自社ツールを Cloud Storage と統合し、セキュリティやデータ移行からデータのバックアップやアーカイブまで、あらゆるサポートを強化しています。