kf env

名前

kf env - アプリの環境変数に関する情報を出力する

概要

kf env APP_NAME [flags]

説明

env コマンドは、デベロッパーが管理するアプリの環境変数の名前と値を取得します。

環境変数は、次の順序で評価され、後の値は同じ名前を持つ以前の値をオーバーライドします。

  1. スペース(管理者が設定)
  2. アプリ(デベロッパーが設定)
  3. システム(Kf によって設定)変数置換「$(...)」を含む環境変数は、ランタイム時に Kubernetes によって置き換えられます。Kf は、次のランタイム環境変数を提供します。
  • CF_INSTANCE_ADDR: アプリ インスタンスのクラスタ可視 IP:PORT。
  • CF_INSTANCE_GUID: アプリ インスタンスの UUID。
  • INSTANCE_GUID: CF_INSTANCE_GUID のエイリアス
  • CF_INSTANCE_INDEX: アプリ インスタンスのインデックス番号。これは常に 0 です。
  • INSTANCE_INDEX: CF_INSTANCE_INDEX のエイリアス
  • CF_INSTANCE_IP: アプリ インスタンスのクラスタ可視 IP。
  • CF_INSTANCE_INTERNAL_IP: CF_INSTANCE_IP のエイリアス
  • VCAP_APP_HOST: CF_INSTANCE_IP のエイリアス
  • CF_INSTANCE_PORT: アプリ インスタンスのクラスタ可視ポート。Kf では、PORT と同じです。
  • DATABASE_URL: VCAP_SERVICES 認証情報で最初に見つかった URI。
  • DISK_LIMIT: アプリが使用できるディスク ストレージの MB 単位の最大量。
  • LANG: Buildpack でスクリプトの読み込み順序の一貫性を保つために必要です。
  • MEMORY_LIMIT: アプリが使用できる最大メモリ量(MB)。
  • PORT: アプリがリクエストをリッスンするポート。
  • VCAP_APP_PORT: PORT のエイリアス
  • VCAP_APPLICATION: アプリのメタデータを含む JSON 構造体。
  • VCAP_SERVICES: バインドされたサービスを指定する JSON 構造体。

  kf env myapp

フラグ

-h, --help
env に関するヘルプ

継承されるフラグ

次のフラグは親コマンドから継承されます。

--config=string
構成ファイル(デフォルトは $HOME/.kf)
--kubeconfig=string
Kubectl 構成ファイル(デフォルトは $HOME/.kube/config)
--log-http
HTTP リクエストのログを stderr に出力します。
--space=string
コマンドが実行されるスペース。これにより、現在のターゲット スペースがオーバーライドされます。