Redis インスタンスの作成と管理

このページでは、Google Cloud Console と Cloud SDK を使用して Memorystore for Redis インスタンスを作成、管理する方法について説明します。

クライアントを Memorystore for Redis インスタンスに接続するには、クライアントとインスタンスが同じリージョン内にある必要があります。

Redis インスタンスを作成、管理するために必要な権限のリストについては、アクセス制御と権限をご覧ください。

VPC ネットワークでの Redis インスタンスの作成

新しいインスタンスを作成するには:

コンソール

  1. Cloud Console の [Memorystore for Redis] ページに移動します。

    Memorystore for Redis

  2. [インスタンスを作成] をクリックします。

    Memorystore UI

  3. [Redis インスタンスの作成] ページで、新しいインスタンスに必要な構成を選択します。

    • インスタンスの [インスタンス ID] と、必要に応じて表示名を指定します。インスタンス ID に使用できるのは、小文字、数字、ハイフンのみです。先頭は英字で、そのリージョンで一意である必要があります。
      • 例: my-instance-1
    • [基本] または [標準] の階層を選択します。階層の詳細については、Redis の階層の機能をご覧ください。
    • インスタンスの [リージョン] と [ゾーン] を選択します。Compute Engine VM インスタンスなどのリージョン リソースを使用して Redis インスタンスにアクセスするには、その両方を同じリージョンで作成する必要があります。
    • Redis のバージョン 5.0 (recommended) を選択します。
    • [容量] に 1〜300 GB の値を入力します。
    • Redis AUTH を有効にする場合は、[AUTH を有効にする] を選択します。
    • [承認済みネットワーク] で、default ネットワークまたは使用可能な VPC ネットワークのいずれかを選択します。
    • 省略可。プライベート サービス アクセス接続を設定するには、[ネットワークの詳細オプション] 展開アイコンをクリックします。

      • [プライベート サービス接続が必要] パネルが表示されている場合は、このパネルを使用してプライベート サービス アクセス接続を確立します。
    • Redis 構成を追加するには、[構成を追加] ボタンをクリックし、[構成] プルダウンから構成を選択して目的の値を入力します。使用可能な構成の詳細については、Redis インスタンスの構成をご覧ください。

  4. [作成] ボタンをクリックします。

gcloud

次のコマンドを入力します。VARIABLES は、適切な値に置き換えてください。

gcloud redis instances create INSTANCE_ID --size=SIZE --region=REGION_ID

ここで

  • INSTANCE_ID は、インスタンスに割り当てられた ID です。
  • SIZE は、インスタンスのサイズです。単位はギビバイト(GiB)。
  • REGION_ID は、リージョン ID です。

例:

gcloud redis instances create myinstance --size=5 --region=us-central1

インスタンス作成の要件

インスタンス ID は小文字で始める必要があります。使用できる文字は、小文字、ハイフン、数字のみです。スペースを含めることはできません。

Compute Engine VM インスタンスなどのリージョン リソースを使用して Redis インスタンスにアクセスするには、その両方を同じリージョンで作成する必要があります。

オプション フラグ

Redis のバージョン

Memorystore for Redis で使用可能な OSS Redis バージョンのいずれかを選択するには、--redis-version フラグで次のいずれかの値を設定します。

  • redis_5_0(推奨)
  • redis_4_0(デフォルト)
  • redis_3_2

例:

gcloud redis instances create myinstance --size=5 --region=us-central1 \
    --zone=us-central1-a --redis-version=redis_5_0
ネットワーキング

Redis インスタンスは、--connect-mode=private-service-access または --connect-mode=direct-peering のいずれかの接続モードで作成できます。 private service access 接続モードを使用することをおすすめします。詳しくは、ネットワーキングをご覧ください。

ダイレクト ピアリング モードを使用してインスタンスを作成する場合は、オプションの --reserved-ip-range gcloud パラメータを使用してカスタム IP アドレス範囲を選択できます。このパラメータに指定できる値の例を次に示します。

--reserved-ip-range=10.0.0.0/29

このパラメータは、ダイレクト ピアリング接続モードでのみ機能します。範囲は一意でなければならず、ネットワーク内の既存の範囲と重複していてはいけません。予約済みの範囲パラメータを指定しない場合、サービスには使用可能な範囲が自動的に選択されます。

Redis AUTHPREVIEW

AUTH を有効にするには、次のフラグを使用します。

--enable-auth

このベータ版の機能にアクセスするには、gcloud beta redis コマンドを使用することを覚えておいてください。

スタンダード ティア

標準階層インスタンスを作成するには、create コマンドに --tier=STANDARD を追加します。次のコマンドを実行すると、標準階層のインスタンスが作成されます。

gcloud redis instances create INSTANCE_ID --size=SIZE --zone=ZONE --alternative-zone=ALTERNATIVE_ZONE --tier=STANDARD 

ここで

  • ZONE は、プライマリ ノードがプロビジョニングされる場所です。
  • ALTERNATIVE_ZONE は、レプリカノードがプロビジョニングされる場所です。

例:

gcloud redis instances create myinstance --size=5 --region=us-central1 --tier=standard 

Memorystore for Redis で gcloud を使用する方法の詳細については、Cloud SDK のリファレンス ページをご覧ください。

以上でインスタンスが作成されました。

サービス プロジェクトから共有 VPC ネットワークに Redis インスタンスを作成する

このセクションでは、ホスト プロジェクトから共有 VPC ネットワークを使用してサービス プロジェクトに Redis インスタンスを作成する方法について説明します。これにより、同じ共有 VPC ネットワークに接続されている別のプロジェクトのリソースから Redis インスタンスに接続できます。詳しくは、共有 VPC の概要をご覧ください。

Console

  1. Redis インスタンスの作成に使用するホスト プロジェクト内のネットワークのプライベート サービス アクセス接続を確認または確立します。

  2. ホスト プロジェクトとサービス プロジェクトの両方で Service Networking API が有効になっていることを確認します。

  3. VPC ネットワークでの Redis インスタンスの作成の手順に沿って進めますが、次の変更を行います。

    1. プライベート サービス アクセス接続を設定するためのオプションの手順を完了します。

    2. [承認済み VPC ネットワーク] プルダウンを使用して、ホスト プロジェクトからの共有 VPC ネットワークを選択します。[共有 VPC ネットワーク] の下に表示されます。

gcloud

  1. ホスト プロジェクトとサービス プロジェクトの両方で Service Networking API が有効になっていることを確認します。

  2. ホスト プロジェクトからの共有 VPC を使用して、サービス プロジェクトに Redis インスタンスを作成します。

    gcloud redis instances create INSTANCE_ID --size=SIZE --region=REGION_ID --project=SERVICE_PROJECT_ID \
      --network=projects/HOST_PROJECT_ID/global/networks/HOST_NETWORK_NAME \
      --connect-mode=private-service-access
    

    ここで

    • INSTANCE_ID は、インスタンスに割り当てられた ID です。
    • SIZE は、インスタンスのサイズです。単位はギビバイト(GiB)。
    • REGION_ID は、リージョン ID です。
    • SERVICE_PROJECT_IDは、サービス プロジェクトのプロジェクト ID です。
    • HOST_PROJECT_IDは、ホスト プロジェクトのプロジェクト ID です。
    • HOST_NETWORK_NAME は、ホスト プロジェクト ネットワークの名前です。

    例:

    gcloud redis instances create myinstance --size=5 --region=us-central1 --project=my-service-project \
      --network=projects/my-host-project/global/networks/my-host-shared-vpc \
      --connect-mode=private-service-access
    

一元化された IP アドレス範囲を使用する Redis インスタンスを作成する

一元化された IP アドレス範囲の管理は、プライベート サービス アクセスを使用して提供されます。プライベート サービス アクセスでは、複数の Google Cloud サービスで使用される IP アドレス範囲を 1 つ指定します。プライベート サービス アクセスを使用すると、サービスごとに異なる IP アドレス範囲を管理する必要がなくなります。

Console

  1. Redis インスタンスの作成に使用するネットワークのプライベート サービス アクセス接続を確認または確立します。

  2. VPC ネットワークでの Redis インスタンスの作成の手順に沿って進めますが、プライベート サービス アクセス接続を確立するためのオプションのセクションを完了するようにしてください。

gcloud

  1. Redis インスタンスの作成に使用するネットワークのプライベート サービス アクセス接続を確認または確立します。

  2. プライベート サービス アクセス接続を確立したネットワークを使用して、Redis インスタンスを作成します。

    gcloud redis instances create INSTANCE_ID --size=SIZE --region=REGION_ID --project=PROJECT_ID \
      --network=projects/PROJECT_ID/global/networks/NETWORK_NAME \
      --connect-mode=private-service-access
    

    ここで

    • INSTANCE_ID は、インスタンスに割り当てられた ID です。
    • SIZE は、インスタンスのサイズです。単位はギビバイト(GiB)。
    • REGION_ID は、リージョン ID です。
    • PROJECT_ID は、プロジェクト ID です。
    • NETWORK_NAME は、Redis インスタンスを作成するネットワークの名前です。

    例:

    gcloud redis instances create myinstance --size=5 --region=us-central1 --project=my-project \
      --network=projects/my-project/global/networks/my-network \
      --connect-mode=private-service-access
    

インスタンス情報の表示

インスタンスの情報を表示するには:

コンソール

  1. Google Cloud Console で [Memorystore for Redis] ページに移動します。

    Memorystore for Redis

  2. インスタンスのインスタンス ID をクリックして情報を表示します。

gcloud

リージョン内のすべてのインスタンスの一覧を表示するには、次のコマンドを入力します。VARIABLES は適切な値に置き換えます。

gcloud redis instances list --region=REGION_ID

インスタンスの詳細を表示するには、次のコマンドを入力します。

gcloud redis instances describe INSTANCE_ID --region=REGION_ID

インスタンスの編集

インスタンスを編集するには:

コンソール

  1. Google Cloud Console で [Memorystore for Redis] ページに移動します。

    Memorystore for Redis

  2. 編集するインスタンスのインスタンス ID をクリックします。

  3. [編集] ボタンをクリックします。

    1. [Redis インスタンスの編集] ページでは、インスタンスの次の情報を変更できます。
      • 表示名
      • 容量
      • 設定
  4. [保存] ボタンをクリックします。

更新の処理中は、Memorystore for Redis ホームページのインスタンスの横に回転する円が表示されます。更新が完了すると、緑のチェックマークに変化します。

gcloud

インスタンスの作成後は、次のプロパティを更新できます。

たとえば、次のコマンドを入力してインスタンスの表示名を更新します。VARIABLES は適切な値に置き換えます。

gcloud redis instances update INSTANCE_ID --region=REGION_ID --display-name=NEW_DISPLAY_NAME

構成パラメータの設定方法について詳しくは、Redis インスタンスの構成をご覧ください。

インスタンスの削除

インスタンスを削除するには:

コンソール

  1. Google Cloud Console で [Memorystore for Redis] ページに移動します。

    Memorystore for Redis

  2. 削除するインスタンスのインスタンス ID をクリックします。

  3. [削除] ボタンをクリックします。

  4. 削除を確定するためにインスタンスの ID を入力します。

  5. もう一度 [削除] をクリックします。

gcloud

インスタンスを削除するには、次のコマンドを入力します。VARIABLES は適切な値に置き換えます。

gcloud redis instances delete INSTANCE_ID --region=REGION_ID

インスタンスを削除すると、そのインスタンスは Memorystore のホームページのインスタンスの一覧から削除されます。