Looker Studio レポートで Looker データを表示、操作する

一部の Looker データソースでは、表示して操作する前に追加の承認が必要になることがあります。これらのデータソースには、別の Looker Studio ユーザーが作成したデータソースや、BigQuery に基づくデータソース(Looker インスタンスで BigQuery アカウントにログインしていない場合)が含まれます。

Looker Studio レポートのグラフに「認証エラー」というメッセージが表示された場合は、Looker コネクタを承認して必要な認証情報をリンクする必要があります。

別のユーザーが作成した Looker データソースを承認する

Looker データソースのデータを表示するには、データソースの元となる Looker インスタンスのアカウントの認証情報に Google アカウントの認証情報をリンクする必要があります。通常、データソースのオーナーは、データソースの作成時にこのリンクを承認します。別のユーザーが作成した Looker データソースを表示しようとしている場合も、この承認を行う必要があります。

Looker コネクタを承認してアカウントをリンクする手順は次のとおりです。

  1. 選択したグラフで [今すぐ承認] をクリックします。
  2. Looker Studio の承認リクエストのダイアログで、接続された Looker インスタンスの名前を確認し、[承認] をクリックします。
  3. Google の承認ダイアログで、[許可して続行] をクリックします。

Google アカウントと Looker アカウントのリンクとリンク解除は、Google アカウント プロフィールの [アカウントのリンク] ページで行うことができます。

アカウントがリンクされると、アクセス権限を持つ Looker Explore のデータを表示して操作できます。

BigQuery データに基づく Looker データソースを承認する

Looker インスタンスの BigQuery OAuth 認証情報は、ユーザー アカウント設定の [OAuth Connection Credentials] セクションで管理されます。BigQuery データを使用する Looker Explore に基づいて Looker Studio でデータソースを作成する場合は、Looker と Looker Studio で同じ BigQuery 認証情報を使用する必要があります。Looker インスタンスに BigQuery OAuth 認証情報でログインしていない場合は、Looker Studio で BigQuery 認証情報を使用できるように承認する必要があります。

Looker コネクタが Looker で使用する BigQuery OAuth 認証情報を使用するように承認するには、次の操作を行います。

  1. 選択したグラフで [今すぐ承認] をクリックします。
  2. Looker Studio の承認リクエスト ダイアログで、Google BigQuery OAuth アカウントを選択します。
  3. BigQuery データへのアクセスに同意するには、[許可] をクリックします。

アカウントがリンクされると、アクセス権限を持つ Looker Explore のデータを表示して操作できます。

認証情報を取り消す

認証情報を取り消すと、データソースは Looker データに接続できなくなります。Looker Explore を表示するには、Looker データソースを再接続するか、取り消したアカウントまたは認証情報を再承認する必要があります。

詳しくは、データの認証情報を設定したり取り消したりする方法をご覧ください。

データを更新

Looker Studio でデータを更新すると、Looker Explore で [キャッシュを消去して更新] をクリックした場合と同様に、Looker でもデータが更新されます。承認済みのアカウントからログアウトした場合や、認証情報を取り消した場合、承認が必要なデータソースには [認証エラー] メッセージが表示されます。