リージョン永続ディスクのプロビジョニング

このページでは、リージョン永続ディスクの動的プロビジョニングを有効にする方法と、それらのディスクを手動でプロビジョニングする方法について説明します。

リージョン永続ディスク

リージョン永続ディスクは、通常の永続ディスクと同様に、必要に応じて動的にプロビジョニングしたり、クラスタ管理者が事前に手動でプロビジョニングしたりできます。

動的プロビジョニング

リージョン永続ディスクの動的プロビジョニングを有効にするには、replication-type および zones パラメータを使用して StorageClass を作成します。たとえば、次のマニフェストでは、標準の永続ディスクを使用し、かつ europe-west1-b ゾーンと europe-west1-c ゾーンにデータを複製する StorageClass について記述しています。

kind: StorageClass
apiVersion: storage.k8s.io/v1
metadata:
  name: regionalpd-storageclass
provisioner: kubernetes.io/gce-pd
parameters:
  type: pd-standard
  replication-type: regional-pd
  zones: europe-west1-b, europe-west1-c
  

regionalpd-storageclass StorageClass を使用した PersistentVolumeClaim を "regional-pvc" という名前で作成するには、クレームのマニフェストでその StorageClass を参照してください。

apiVersion: v1
kind: PersistentVolumeClaim
metadata:
  name: regional-pvc
  namespace: testns
spec:
  accessModes:
    - ReadWriteOnce
  resources:
    requests:
      storage: 200Gi
  storageClassName: regionalpd-storageclass
  

手動プロビジョニング

まず、リージョン永続ディスクを作成します。次の例では、europe-west1-b ゾーンと europe-west1-c ゾーンに複製されるディスクを "gce-disk-1" という名前で作成します。

gcloud beta compute disks create \
 gce-disk-1 \
 --region europe-west1 \
 --replica-zones europe-west1-b,europe-west1-c

次に、リージョン永続ディスクを参照する PersistentVolume を作成するには、ここで説明する手順に従います。

Kubernetes は、リージョン永続ディスクによってバックアップされる PersistentVolume オブジェクトにラベルを自動的に追加します。ラベルのキーは failure-domain.beta.kubernetes.io/zone であり、その値は永続ディスクが配置されている 2 つのゾーンです。たとえば、データを europe-west1-b と europe-west1-c に複製するリージョン永続ディスクによりバックアップされている PersistentVolume には、次のラベルが追加されています。

failure-domain.beta.kubernetes.io/zone: “europe-west1-b__europe-west1-c”

永続ディスクに名前をつける

Kubernetes は、同じ名前のゾーン永続ディスクとリージョナル永続ディスクを区別できません。この問題を回避するために、永続ディスクに固有の名前をつけてください。動的プロビジョニングされた PD を使用している場合は、この問題は発生しません。

このページは役立ちましたか?評価をお願いいたします。

フィードバックを送信...

Kubernetes Engine のドキュメント